小さな製品開発の物語

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ポリhot,Max新テスト機 15

既存カスタムバーナー軌跡
上記設計図面はバーナーを
ポリhoにセットした時の炎イメージです。

まぁ、あくまで私が見て
「こんな風に見えている」ってことです(汗;

バーナー単体ですと
ポリhot2-185
過去写真ですが、
炎は山が高い所で中心に集中したがりますが、、、

ポリhot2-186
この写真の方がイメージ沸くと思いますが
ポリhotの研究用カスタムバーナーは
炎ピーク途中の熱交換部にいっぱい当たる感じで
それが一番上の設計図面の炎のイメージです。

ですので既存バーナーだと中心部に余り炎が当たらない感じになります。

そこで出てくるのがポリhotオリジナルバーナー

オリジナルバーナー軌跡
バーナーヘッド形状は暫定ですし
炎はあくまでイメージです(汗;

実際に物が出来て点火するまでは
炎がどんなシルエットで燃焼するなど
検討も付きません(汗;

図面のバーナーヘッドはまーるいオワンコですが
もっと平べったくないと駄目かもと
やってみるまで分かりません・・・・

イメージとしては何度も書いていますが、
外側だけではなく熱交換部中央にも
満遍なく当たるのが理想です


見た感じから分かるように
既存カスタムバーナーより噴出口が多く
妄想通り(汗; いけば穴数的には6500~7000Kcal/h
炎がバッチリと言いたいところですが
ガス噴射ノズル径の関係で
5300~6000Kcal/h程度ではないかと思っています。

③は試作など含めて難易度が高いので
先ずは①に断熱と、②のツインバーナーシングル仕様の
(ややこしくですいません。。。。。)
試作からですかね!
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ポリhot,Max新テスト機 14

今日は③の解説。

分らない人は少し前のブログ読んでください(汗:

オリジナルバーナー仕様
一応、試作する製品イメージはこんな感じ・・・・

上手く行くかどうか(炎の広がり方)
なんて全く分かりません(大汗;

炎がちゃんと出せる以外にも
ポリhot本体試作と比べて難易度が何倍もUP
・・・・

皆さまから見ればバーナーは
小さいし丸いし簡単そうに見えるでしょうが
プロから見れば丸物はもの凄く厄介なんです。。。。

板金など試作屋さんは
四角い形状の切った貼ったが一番得意で
薄い板をロール状に丸めるのはギリギリ可能ですが
丸絞りは出来ません


出来ないことは無いのですが専用仮型が必要になり、
絞り製品は難易度Max!

これに比べれば前回の②製品は
目をつむってもできるレベルです(汗;
(難易度の例えです。)

その七面倒臭い(汗; 丸絞りの仮型は
困ったことに弊社で製作可能(汗;

というか、理想的な炎が出せるまで
作り直さなくては行けない事を考えると
金額的にも根気的にも他社には任せられない
・・・・・

えっ?? 幾らかかるのか見当も付きません(大泣;

老後資金を全投入にならないように
気を付けないと(大汗;

③の解説、もうちょっと続きます。

ポリhot,Max新テスト機 13

今日は見ている人には分る②の解説(汗;

今回の内容は今までの集大成というのもありますが
アホな私が(汗; 、無い知恵絞って今リアルシャワーするなら
これかな?という仕様・・・・・・

リアルシャワー01
ハイ! 安直!! (汗;
ん~~、、、、、カッコ悪い。。。。。

詳細は共用部品は細かい物だけで
本体は完全新規で一体型となる為、
多少コンパクトになります。

でもデザインセンスナッシングの
技術系人間が作るとこうなってしまう(大汗;

とは言え、これならリアルシャワーが
可能かと思います


この仕様であれば水温差32.8/毎分2.5L
行けるでしょう!

弊社基準の気温・元水温共に10℃であるなら
合計水温42.8℃/毎分2.5L になります。

仮に熱交換部Verが2.9になり、
オリジナルバーナーが組み込まれた時の予想スペックは
水温差40℃/毎分2.5Lとなり、合計水温を加味しトータルで
40℃基準にすると毎分3.3L
リアルシャワーが可能となります。

今までの経験から熱交換部をオーバースペック製作し
バーナーの熱を完全吸収というのが安全性も含め
現時点でのベストと考えます


これに移行するなら
ポリhotマックスいらないじゃん」と
思われるでしょうが、私的には無くせないというか
無くしたくない事情も。。。。。

この仕様で洗い場等の限りなく私有面積が少ない所で
使用するのかと
・・・・・・

横にデカイって邪魔になり、
これが唯一のデメリット。。。。。

あと、バーナー点火もマックスのツインバーナー仕様は
バーナー距離が近過ぎる関係で点火1発で
ツーバーナー同時着火になりますが
2回点火しないといけなくなる
。。。。。。。

先ずは試作してから結果見て考えます(激汗;

ポリhot,Max新テスト機 12

前回書かせてもらった①~③の今日は①。

言わずもがな既存形体機。。。

ザックリなのでウィキペディアから引用
銀(Ag)(0℃) 428
銅(Cu)(0℃) 403
金(Au)(0℃) 319
アルミ(Al)(0℃) 236
真鍮(Cu:Zn=7:3)(0℃) 106
鉄(Fe)(0℃)83.5
ステンレス鋼 16.7 - 20.9
木材      0.15 - 0.25

上記表は熱伝導率です。

何度もになってしまいますが
既存ポリhotMax形体をツインバーナーで
ドライブしようとすると
一段目の断熱を高める必要があります。

元々ポリhotVer2.6以降は熱交換部構造を改良して
熱を封じ込めるギミックで効率を上げています


今度は熱交換部以外で熱封じを行うわけです。

それで上の表が参考になるわけです。

表を見て戴けると分かりますが、
ステンレスの熱伝導率の低さが際立ち、
ポリhotの外装カバーが何故ステンレスかが
分かると思います


外装カバーの板厚も1.2mmと厚いのは
強固に作る為だけでは無いことも
理解して戴けると思います


現在、外装カバーと熱交換部の隙間には若干の余裕があります。
(っと、言っても数ミリ・・・・・)

この隙間に入れる素材を検討しています。

よくマフラーなどに巻き付ける
サーモバンテージです。

まぁまぁ安価で一番手っ取り早いのですが
ガラスの粉が若干出るようです(汗;

ポリhotは頬ずり摩擦でお湯を作るわけでもないので(汗;
人体に影響があるわけではないですが
やはり気になりますよね~~

ただ、ポリhot実験時にはよく使用しています。

表には無い物でセラミックプレート
これが一番理にかなっているのですが
価格が・・・・・・
カバー内壁に4枚貼ると1万円なり・・・(大汗;

ステンレスプレート
0.5~0.8mm厚のステンレスを
熱交換部の一回り大きい程度に浮かして巻く。。。

サーモバンテージの様に粉は出ないし
水辺で使用しても水を含まないし
高額でもない。

おそらく一番理にかなったというより妥協ラインな気も致しますが
断熱効果は下がってしまいます。

木材 (汗;
ポリhotV2.6~ テスト001
過去写真ですが、カバー内壁に使用するのではなく
ヨーロッパ建築の外壁断熱ですね(汗;

ポリhotが火だるま10分継続にならなければ
燃える燃えないで言えば無問題。。。

断熱だけで見れば、これが一番な気もしますが、
洗い場でママレモン吸収しまくり
(汗;

既存品を改造するにしても山は高しです(汗;

続きます。

ポリhot,Max新テスト機 11

今後の製品向上計画(試作品です)ですが、
またダラダラとここに書いて行き
結論を数か月後に出すということではなく(汗;
いま思っていることを書かせてもらいます。

①現行機を発展させる方法
ポリhotMaxツインバーナー仕様の内部構造を
バージョンUPする。

②全く新規に筐体を製作する
これは既存熱交換部を2個使用するのですが
外装カバーをツインバーナー仕様に
完全対応した製品を作り上げる。

③バーナーをより強力なものにする
オリジナルバーナー製作です。

イメージ的にはポリhotシングルで
オーバースペックを狙うという感じな内容です。

具体的にはシングルバーナーで
火力を5000~6000Kcal/h辺りをターゲットとする。

現在のツインバーナー仕様は結果的に
外装カバーにも影響が出る構造なので
チョイ大きなシングルバーナーを試作し
外装カバーに影響が出ない形にすることによって
余剰熱を上段熱交換部でしっかり吸収させる
という感じです。

おそらく6000Kcal/h以上のバーナーにしようと思うと
バーナー直径がデカくなり外装カバーに影響が出る可能性と
更に結露水がバーナーに当たるようになり
結果効率が落ちるのではと??

っで、①~③とさせてもらいましたが
これは実現可能な順番です。

①は現行機をいじれば良いわけですから
上手く行くかどうかは別として時間的に楽です。

②は現在設計していますが、
ボディーを設計→加工ですので
その部分は簡単ですが、熱交換部接合を
どうするかだけです。

③はバーナーの開発になりますので
正直見えません。。。。。

どのような形状で炎の吹き出しが綺麗に
そして効率よくゴーっと吹き出すが予想が出来ません(汗;

次回は今思っている
これら3つの詳細を書いて行きたいと思います。
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