さて、今回は商品としてより、実験という色合いが強い内容です。
私は今後
ランタン類はLEDなど省電力製品に移行すると思っています。
正直いつまで化石燃料が手軽に買えるのかも疑問で、
おそらく2~5年でガラッと変わるのではとも思っています。
そんな中で真っ先に矛先が向かうのがガス・ガソリン
ランタンではないでしょうか?
ですが折角手に入れた
ランタン類を無下に処分など出来ませんし、
正にアウトドアの王道的存在でもあると思います。
そこで考え付いたのは「明りだけではなく、もっと効率的な利用法は?」です。
それがこの設計図

これはコールマン製のガソリン
ランタンですが、
右側がノーススター、左側はモデル295などです。
その上に鍋が載っているのが分かると思いますが、
そうです!
ランタンを
コンロのように使用するという発想です。
ハッキリ言って、昔風な言い回しをすれば
「スーパーウルトラスペシャルニッチ」とでもいうでしょうか(^^;
おそらく販売しても年間3個が関の山な気が致します・・・・・・
コンセプトはこれで煮炊きをするのではなく、あくまで「保温」する為の物です。
私は昔からランタンの熱ーい廃熱がもったいないと何時も思っていました。
おそらく長時間ヤカンをかけておけばグラグラ沸騰はしなくとも
十分湯煙は上がり、お湯を沸かせる力はあると思っています。
ですが今まではもったいないと思いながら、全く使い道が無かったのも事実です。
近年LEDの性能が上がってきて、ランタンも今後LEDにシフトし、
数年後にはガス・ガソリンランタンの需要は、燃料高騰とLED性能向上により
一部のマニアや過酷な環境下での使用だけになると私は思っています。
その過酷と思われる環境下でも困ったことに既にLEDは活躍をしています。
アウトドアシーンで化石燃料が使用されるとしたら、シングルバーナーや
ツーバーナーなど調理関係だけだと思っています。
ならば明りを取りながら、皆でおでんなど鍋を囲む、熱燗をつける^^;、
コーヒーをケトルで丁度いい温度で保温するなど出来ないかと思い、設計を始めました!
その意外に有りかな?と思わせるような使用方法は、
また近いうちに書かせてもらいます。