小さな製品開発の物語

アウトドア用品・その他用品の開発・製造・直販
M-FIELD (エム・フィールド)
(エム・フィールドはT.Productsのアウドドアブランドです) ブログ4 全商品、数個から数十個の超少量生産&限定商品
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簡易携帯温水器46(ポットhot)

さーて、既に販売終了したポリhotユーザー様がワクワクするような画像を貼りたいと思います。
それがコレ↓
ポットhot156
ポットhotの天板にある「真鍮ピン」は鍋を載せる為の五徳の役目や
ポットhotの2段重ねをする時の補助ピンになるのですが、
それだけでなく、販売終了したポリhotがスッポリはまるように設計されています。

ポットhotもポリhotもそうですが、流速がある電動ポンプを使用すると
冷たい水の場合どうしても、温度差から「水滴」が発生してしまいます。

その水滴がバーナーに落ちて、不完全燃焼を起こさせ、熱効率を下げてしまいます。

それを防ぐ為には出来るだけ温度差の無い場所で水を循環させ、
その後、高熱源域で水循環をさせてやれば良いわけです!

だからといって、完全に防げるわけではありませんが、効率を追求するとそうなるというお話です。
ポットhot153
写真のように先ずは水を一度ポリhotを経由します。
理由は上記で書いたように、ポットhot本体で熱交換を果たし
ポットhotから出てくる水は、火器に依存しますが廃熱は100~300℃ですので、
仮にポリhotに入ってくる水温が5℃でも極端に温度差はありません。

下のポットhotは1000度以上と思える高熱ですので温度差はかなりのものです。

もしポリhotで少しでも水温を上げることが可能なら、水滴は出ずらいことになります。

まぁ、それ以前に廃熱まで利用可能なら、ポットhot1台やポリhot1台より
断然熱交換効率は良くなりますよね!

この構造はエコジョーズなどでも使用されていますよね!
(決してパクッたと思わないでください(^^;;)
ポットhot157ポットhot158
バッチリはまっているポリhotですが、既存ユーザー様のポリhotのスカート部分は
熱でダメージを受けていると思います。

写真なので見栄えが良いように新品を使用していますが、
我が社の使い倒しのポリhotもスカート部分が変形していまして
少し変形していても手直しをすれば(^^;;、十分に使用可能です。
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実用可能か?ランタンコンロ?2

前回の続きです。

将来アウトドアギアとして真っ先に無くなるであろう火器は、LEDの登場によりランタンだと思います。
それもそんなに遠くない将来です。

その存続方法を考え、効率的でより良い活用術がないか模索する構想です。

ガスガソリンランタンをターゲットにしたいのですが、
今回はコールマンのガソリンランタンに特化いたします。

理由は火力が強く、二次熱利用の容易性です。

今回のコンセプトが上手くいけば、食卓はとにかく明るく保温も可能
上手くすると煮炊きにも使用(これは若干無理があります。)でき、
結果燃料を骨の髄まで使用し尽くす高効率なデバイスに変身です!!

ですが、その前にいろいろクリアしなくてはいけない部分があります。
それを踏まえて設計したのが下の図
ランタンコンロ設計2
先ず、コールマンのランタンは明るいです。
その光をまともに見たら眩しいのなんのって・・・・
その為にローテーブルを想定してみました。
コレならばテーブル面は明るくとも、目線に光は入りづらくなります。

ローテーブルのもう一つの理由は鍋の高さ位置です。
まさか見上げるように料理を取れないですよね

こうすることにより全てを解決でき、食卓(テーブル面)は非常に明るく、常に温かい料理を食べられ
春・秋・冬などは夕食時「光の暖」と共に、スクリーンタープを上手く活用し、
冬のテントのようにある程度外気を遮断すれば廃熱で暖かく、
もしかしたら一石三鳥になるかもしれません!

金属製のコーヒーカップなら載せておけば、常に熱々のコーヒーが飲めますし
前回書いたように仲間同士なら熱燗(おっさんーー)で会話も更に弾むでしょう!!

特に厳冬期はスクリーンタープ内で重宝すると思います。

でも写真の設計図を見るとポンピングが大変そうですよね。
その為の「えあジョイ」です。。。。(ちょっとヤラシイ・・(^^;)

実用可能か?ランタンコンロ?1

さて、今回は商品としてより、実験という色合いが強い内容です。

私は今後ランタン類はLEDなど省電力製品に移行すると思っています。

正直いつまで化石燃料が手軽に買えるのかも疑問で、
おそらく2~5年でガラッと変わるのではとも思っています。

そんな中で真っ先に矛先が向かうのがガス・ガソリンランタンではないでしょうか?

ですが折角手に入れたランタン類を無下に処分など出来ませんし、
正にアウトドアの王道的存在でもあると思います。

そこで考え付いたのは「明りだけではなく、もっと効率的な利用法は?」です。

それがこの設計図
ランタンコンロ設計1
これはコールマン製のガソリンランタンですが、
右側がノーススター、左側はモデル295などです。

その上に鍋が載っているのが分かると思いますが、
そうです!
ランタンコンロのように使用するという発想です。

ハッキリ言って、昔風な言い回しをすれば
「スーパーウルトラスペシャルニッチ」とでもいうでしょうか(^^;

おそらく販売しても年間3個が関の山な気が致します・・・・・・

コンセプトはこれで煮炊きをするのではなく、あくまで「保温」する為の物です。

私は昔からランタンの熱ーい廃熱がもったいないと何時も思っていました。
おそらく長時間ヤカンをかけておけばグラグラ沸騰はしなくとも
十分湯煙は上がり、お湯を沸かせる力はあると思っています。

ですが今まではもったいないと思いながら、全く使い道が無かったのも事実です。
近年LEDの性能が上がってきて、ランタンも今後LEDにシフトし、
数年後にはガス・ガソリンランタンの需要は、燃料高騰とLED性能向上により
一部のマニアや過酷な環境下での使用だけになると私は思っています。

その過酷と思われる環境下でも困ったことに既にLEDは活躍をしています。

アウトドアシーンで化石燃料が使用されるとしたら、シングルバーナーや
ツーバーナーなど調理関係だけだと思っています。

ならば明りを取りながら、皆でおでんなど鍋を囲む、熱燗をつける^^;、
コーヒーをケトルで丁度いい温度で保温するなど出来ないかと思い、設計を始めました!

その意外に有りかな?と思わせるような使用方法は、
また近いうちに書かせてもらいます。
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アウトドア用品は災害も想定して
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時代のニーズに合わせ
便利でコンパクトな
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キーワードは
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