全然アウトドアとは関係ありませんが、現在本業が忙しく、
まともにUP出来ないので、丁度アウトドア関係がUP出来ない理由の一つになっていた、
勅使河原さんの仕事の紹介です。

「勅使河原さん」と言ってもワケワカメ(古;ですよね。。
写真の様に銅板を使用しておろし金を製作している会社です。
江戸幸 勅使川原製作所 ←クリック
実は、
結構テレビにチョイチョイ出てる人で、バリバリの職人さんです。
我が社は先代からお付き合いがあり、おろし金の金型は全て我が社で製作しています。

因みに我が社で製作した金型で抜いた製品群です。
(大小、寸法は違います。)

写真の「江戸幸」と書いてあるのが証拠です。
先代はもう、見た目がチャキチャキの職人で、
(鳶職人のような格好を、いつもしていました)
何故その容姿で人間国宝にならなかったのってくらいカッコよかったですよ~~~~

今回、勅使河原さん用に製作した金型です。
「何?ティー・プロダクツ(我が社)さんて、コンピューター制御の機械で製作するとこでしょ?」
「じゃー自動化して職人と関係ないじゃん!!!!」
って、突っ込まれそうですが、勅使河原さんの凄いところは、
ベースは全て我が社製であっても、大根を下ろす部分の
ギザギサの「
めたて」部分が神業で、
それが世間で評価されているので、我が社の部分はあくまでサブ的位置づけです。

本当に話していると分りますが、チャキチャキ職人で、
私も人を見て(感動して)金型値段を付けてしまうところが有り
(本当はそういうの駄目なんですよね~)
こういう人には製作費は半値でいいと思えるくらいです。
(実際、金型は半値にするつもりです)
あと、ご紹介させて貰ったのは、このおろし金で大根を擦ると、
おろした大根の味が全然違うのです。
勅使河原さんが、
目立ての為に手塩に掛けてタガネを打ち込むのですが
ちゃんと計算されて(ワザと不規則に打ち込む)打ち込む為、大根がフワフワと仕上がり、
その結果、
美味しい大根おろしが出来上がるというわけです。
そこら辺で販売している、お安い
大根おろし器と明らかに違いますよ~