少し間が空いてしまい、申し訳ありませんでした。
ちょっと私事ですが体調問題から、「もしかしたら入院して手術?」という感じになり、
もしそうなった時のことを考え、正月無しの前倒しでいろいろ片付けいましたが、
検査の結果とりあえず大丈夫となり少しだけホッとしています。
それでもまだ精密検査を受ける予定でいます。
で、最近書いていなかった
サラダ油コンロの話題です。
時間をかけて実験するといろいろ見えてくることがあり、今日はそのプチ知識を。

どの季節に使用するかにもよるのですが、
サラダオイルの粘性は高く
出だしは綿ロープへの油の吸い込みはかなり悪いです。

火を点けてからの数分はこの程度の火柱です。
五徳から距離もあり、この時点ですと「五徳もう少し低くてもいいんじゃない?」と思われるでしょう。
個人的にはこのくらいの距離があった方が、鍋底も煤けずベストだと思っています。
ですが!!

十数分から数十分たつと、このように火柱が大きく火力も強くなってきます。
理由は単純に「油が温まって、ロープに染み込みやすくなった」だと思います。
YouTubeにあげた私の
食用油コンロの動画を見て頂けると分かりますが、
丸形状のアルミプレートが2重(2枚)になっています。
プレート2重(2枚)の理由はコンロ下側のアルミプレートが油の層への熱の遮断壁になっています。
それが効いているのでしょうね!
長時間点けっぱなしでも引火点の360度にはならず、
油は100度を超えるようなこと(80度だったかな?)はありませんでしたが、
それでも油は十分熱く水のようにサラサラな状態になります。
こうなると俄然吸い上げが宜しく火の勢いも増して来て、
火の点け始めの最初は位置が高そうだった五徳に火が到達し
鍋底に火が当たり始めると煤け始めるのですよねー
このせいで「火力調節」をどのようにするかが問題になってきてしまいました。
普通に考えると「ロープ長くしたり短くすればよいでしょ?」というノリになりそうですが、
当初何も知識がない状態で想像していたのは、燃焼で時間の経過共にロープが短くなり、
それを調節するという発想で、そのような設計の元に製作したのですが
どうもそれだけではないことが分かりました。
様々な実験を元に、3dCADで設計したものをそのうちUPしたいと思います。