小さな製品開発の物語

アウトドア用品・その他用品の開発・製造・直販
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折りたたみ可能、小型薪コンロ4

徐々に分かって頂く為に今日もコツコツと書かせてもらいます。。。
携帯薪コンロ4クリックして拡大
出来るだけ効率よく燃焼させる為として行き着いたのが上記2Dcad図です。

基本的に燃焼室を中心に持ってくる構造をベースとして、実はこれ以外考えていませんでした。
そのおかげで長期に考える羽目(組み立て式の為)になってしまったのですが、
他メーカーとの差別化を図る上でもっとも重要なファクターでもあったわけです。

燃焼室と、その外側を囲むプレート(外壁)の隙間に、温度差により空気の流れが生まれ
対流という上昇気流が生まれ、底部の「空気取り入れ口」から一次燃焼の為の空気が発生し
「薪投入口」からは一次と二次のような空気が入り込み、
側壁の隙間(ダクト)から二次とも三次とも思われる空気が上昇し、煙をも炎に変換すると・・・
あくまで理想です。。。。。。

今後ここらへんを実験により最善の効率を模索していくわけです。
(あ~大変なようなーーーーー)

実は既に実験機の製作は終了していていますが、ネタ尽き防止の為(大汗;;
もう一度2Dcadによる説明1回、そして3Dcadによる説明2回

その後プロトタイプを公開、実験内容をupしたいと思います。

折りたたみ可能、小型薪コンロ3

数年前から形状もいろいろ考えました。。。

四角形・六角形・八角形と様々な形状を
六角形もいろいろな形状を考えました。
その例かこの設計図
携帯薪コンロ2クリックして拡大
これは上面図(上から見た状態)
多くを考えても、どうしても導き出せなかったのが限りなく高効率と携帯性。
携帯性とは即ち、折りたたみが出来るといことです。

その折りたたみ式もとにかく簡単に出来るということが大切

で、去年末インフルエンザ中にふと導き出されたのがこの形
携帯薪コンロ3
これも上面図です。

実はうなされながらふと気づいたのは「組立の容易性」でした。
今思うと超当たり前なのてすが、私の先入観の中に流石に「三角形は無いよなー」と
今まで拒んで来たのですが、その組立の容易性の中に更に「キモ」となる部分があって
三角形状ですとすんなり行くビジョンが見えてしまいました。

実はその「キモ」となる部分の解決で三角形状でも良い!
いや、三角形状でなければ「ダメかも」と思えてきました。

続きます。

折りたたみ可能、小型薪コンロ2

開発中の商品群内の「薪コンロ」とは別カテゴリとしてやっと開発が始まった
製品の「携帯小型薪コンロ」ですが

読んで字のごとく「携帯性」が重視されます。
それは折りたたんでコンパクトになるということですが
出来るだけ熱効率の良い製品を出せたらと何時も考えていました。

過去、薪コンロの実験でもどのようにしたら効率が上がるかは
大体わかっているのですが、それを携帯性を持たせながら
具現化することの大変さを痛感しておりました。

そもそも「可能なの?」と大いなるツッコミが来てもおかしくないからです。

そこで先ずは机上の空論からご説明させていただきます。

先ずはわかりやすい(本当はまだネタ的に分かり辛くしております)2d設計図から
携帯薪コンロ1(クリックして拡大してください。)
この設計図は構造を解りやすくする為で、最終形状とはことなります

確信的なことを最初に述べますが、この製品は「二重構造」になっています。
中心に燃焼部かあり、その周りに「外壁」のようになっています。

要するに燃焼室と外気に触れる部分に隙間を作り、過度に外層の加熱を防ぐと同時に
その隙間に空気の上昇気流を発生させ、最終的に2次燃焼のような形にします。

2次燃焼というと「完全燃焼」のような感じに捉えられがちですが
現実には大きさ的に不可能でしょうし、あくまで出来るだけ煙が出辛い
燃焼の手助けといったところだと思います。

ですが、もし折りたたみ式でその構造ができるとしたらナカナカではないのかと思っています。

設計図内の「丸」形状は薪の投入口です。
携帯性を重視したコンロにありがちな上面からの投入ではなく
側面から薪を入れることが可能です。

あまりないと思いますが、上手くすれば、細長い薪で長時間も可能ということです。
あとイチイチ鍋を外して上から入れるの面倒くさいと思える事がありますよね!
その解消にもつながります。っ

続きます。

折りたたみ可能、小型薪コンロ1

今日から新シリーズです。

現在、商品化を勧めているストーブシリーズは
「サラダ油ストーブ」「薪コンロ」です。

そして新年早々書かせてもらいました「携帯薪コンロ」

食用油の廃油を利用した「サラダ油ストーブ」も開発中の商品群内の「薪コンロ」も
よくお問い合わせを頂く商品で、まだ販売が出来ず大変心苦しいです。。。。。。

でっ実は、開発中の商品群内の「薪コンロ」を試作しながら、
当時、携帯薪コンロも考えていたのですが、どうにも良い発想か浮かばず
無駄な時間をずーっと過ごしていました(結局2年も・・)。

新年のご挨拶時にも書きましたが、ただ四角い箱を作って「携帯薪コンロでーーーす」として
販売するのにもの凄く抵抗があったからです。

かと言って、構想を複雑にしてただ単に価格高騰・時間のかかる組立では全く意味がありません。

できる限りスマートに組み立てられ、最大限の高効率を求めるのが良い製品の条件だと思っています。

それをフト思いつけたのは年末のインフルエンザ時と書きましたが、
もしかしたら頭がハッキリしている時より、大雑把に考えられたのが良かったのかと思っています。

今思うと、その構造も普段ならいろいろな難癖を自分で付けて却下してしまう内容だったかもしれません。

その最大の理由は形状が「三角形」だからです。。。。。

風邪もやっと治り、明確に物事を考える思考が戻った現在では
実はその形状に若干の抵抗感があります。

ですが、3Dcadで設計してみると、携帯性・収納性・組立ての容易性
どれをとっても理想的なのに歯がゆさを感じています。

文章だけ、ただ長いだけですと飽きますよね~~~

今後は2Dcadでの説明・3Dcadでの説明・試作品写真・トライと
順を追ってここに書いていきたいと思います。

また続きます。



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Author:m-Field
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開発しています。
時代のニーズに合わせ
便利でコンパクトな
商品作りを目指しています。

キーワードは
コンパクトカー&コンパクトキャンプ

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ゲーム用品はブログには
まだ登場していませんが
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