小さな製品開発の物語

アウトドア用品・その他用品の開発・製造・直販
M-FIELD (エム・フィールド)
(エム・フィールドはT.Productsのアウドドアブランドです) ブログ4 全商品、数個から数十個の超少量生産&限定商品
Coleman コールマン、EPIgas イーピーアイガス、PRIMUS プリムス、CAPTAIN STAG キャプテンスタッグなど各種アフターパーツ


上記ロゴをクリックすると本家ティープロダクツHPへ

ポリhot,Ver2.7開発 04

今日はNextVersionポリhotの温水実験結途中結果です。

先ず最初にご理解頂きたいのは、今回作り上げた試作品は
まだまだ発展途上で、私自身の経験から蓄積したノウハウを
Ver2.6をベースに盛り込んだ結果と捉えて下さい


ですので実験結果はVerでいうと2.63~4程度とお考え下さい。

今回いろいろ弄って気づいたのは、
今までのポリhotをそのままバージョンupするのは
Ver2.7では厳しいという事が分かりました
(汗;

既存ユーザー様には今後VerUPのアナウンスはさせてもらいますが、
Ver2.7時は外装カバーは使用可能ですが、
申し訳ありませんが熱交換部は丸ごと交換という形になると思います


Ver2.5からVer2.6へのバージョンUPも熱交換性能に
2種類のバージョンUPがあるとお考え下さいませ


過去の実験から先ずはおさらいです。

「 ポリhot,Ver2.6~ ポリhot,Max温水実験編 」 ←クリック

当時の実験結果を見ますと、
*************
実験機 ポリhot,Max Ver2.6
実験環境 無風
カセットコンロ: :カセットフー エコプレミアム(内燃式2500Kcal/h)
カセットガス缶 : ノルマルブタン
元水温 8.9℃
水量 : 1リットル/毎分
ポリhot,Max出湯口温度 41℃
水温差 32.1
*************
となっています。

「 ポリhot,Ver2.6~ ポリhot,Super温水実験編 」 ←クリック

因みに何度も書いていますがSuper販売はしませんが当時の実験結果です。
*************
実験機 ポリhot,Super Ver2.6
実験環境 無風
カセットコンロ: :カセットフー エコプレミアム(内燃式2500Kcal/h)
カセットガス缶 : ノルマルブタン
元水温 8.9℃
水量 : 1リットル/毎分
ポリhot,Max出湯口温度 44.1℃
水温差 35.2
*************

上記2台の実験結果で、実は少しだけアドバンテージがあり
当時のブログ内にも書いてありますがカセットコンロを新調し
その後、分かったことなのですが新品のカセットコンロだったせいか
今まで使用していた実験用カセットコンロより少しだけ火力が強く
それが上記結果に結びついたようです。(大汗;
(といっても水温1度も違いませんでしたが、、、、)

あとSuperを販売しない理由は、過去のバージョンのマックスとスーパーでは
水温差が5℃以上あり、出させてもらいますメリットもあったのですが、
Ver2.6になって水温差が3.1℃しかなく、それで価格は1万円以上違うわけですので、
ユーザー様のお立場になった時にそこまでの費用対効果があるのかという
疑問から販売を中止にいたしました


さて!、それでは試作品の実験結果です。

ポリhot2-112
環境は、いつもと同条件で今回は古いカセットコンロを使用しての実験です。

*************
実験機 : ポリhot,MaxVer2.63(仮)
実験環境 : 無風
カセットコンロ: :カセットフーエコII CB-ECO-2(内燃式2500Kcal/h)
カセットガス缶 : ノルマルブタン
元水温 : 12.1℃
水量 : 1リットル/毎分
**************
です。

少しだけ違うのは水温10℃基準に対して
いつもより2℃程度高いことぐらいです。

この後、ちょっと文章が長くなりますので続きます(汗;
( 長文過ぎて読んでもらえない対策です(大汗; )
スポンサーサイト

ポリhot,Ver2.7開発 03

どんなに熱交換性能を上げても、
風対策をしっかりやりませんと駄目だというお話の続きです(大汗;

※全ての写真はクリックすると拡大致します。

横風01
図①はVer2.6までの仕様(フルセット)に弊社推奨(2種類)のバーナーを取り付けた時に
どう横風が影響するかを表したものです。

図を見て頂けると分かりますが、設計上はあまり風の影響を受けないように
作られていますが、風の強さによってはやはりリアルではそうもいきません。

横風02
同様に図②のカセットコンロ(外炎式)の場合では図①以上に横風にさらされるようになりますが
一応事情があって、カセットコンロの場合はこのような形をとっていました。

弊社ブログ等の実験結果に対して御購入されたユーザー様からの質問で
「上手く水温が上がらない」の大半は風の影響によるものです(汗;

横風05
例えば図③の様に本体カバーのスカートをただ延ばしただけですと、
過去の実験で上手く水温が上がらなかったことがあり、
やはり空気の流入具合だろうと推測しています。

当時は、それでスカートは延ばし過ぎても良くないという結論に達し
現在の形になっています。

図③には「仮Ver3.0」と書かれていますが、ポリhot本体を大きくして
風対策をしたものをVer3.0として登場させようとは思っていますが、
そうなると金型やら何やらで、かなり時間がかかる(5年位?)のでどうするか思案していました。

横風03
そこで登場するのが、現在試験中のVer2.7です。

前回もお話ししましたが、図④は熱交換部内部構造の変更により、
ウインドガード(ウインドプロテクター)を装備することにより、
図①に比べると格段に風がブロック出来る構造となっています。

横風06
図③のようにただスカートを伸ばしただけですと上手く行きませんが
図⑤はポリhot本体とウインドガードの間に3mmの隙間を開けて
空気を入る様になっています。

これは空気を入れるだけではなく、熱交換部と本体カバー部の間に空気の層が出来る為
少なからず本体カバーの温度上昇を抑える効果もあり一石二鳥の結果となります。

横風04
その結果、図⑥の様にカセットコンロでも限りなく風を遮ることに貢献してくれると思います。

分かってしまえば簡単なことなのですが、
たったこれだけのことにたどり着くのに本当に時間がかかりました。

当初は熱交換部も紹介していましたが、ノウハウがどんどん蓄積しますと、
特に熱交換部は教え辛い(企業秘密)ですね~(汗;

カセコン横風01
実際に外炎式バーナーに載せた写真⑦です。

書いておかないと駄目なことですが過去実験と一緒でイワタニさんの「風丸」では
この仕様は使用出来ません。

理由は風丸自体が風対策をしている為、これとの相乗効果(悪い意味で)で
空気の流入が激減する為、火力が下がってしまうようです。

カセコン横風02  カセコン横風03
もう少し分かり易く拡大した写真です。

これでカセットコンロに対してはかなり有効な風対策になると思います。

「こんなにして熱が溜まらない?」という突っ込みが来そうですが(汗;
ポリhotの想定温度は30~60℃で、炎の熱自体は更に効率の上がった
ポリhot熱交換部に吸収されてしまいますので
水が循環して出湯口から出てくる温水が60℃程度なら問題ないと思っています。

「じゃー水が止まったらダメじゃん」っと突っ込まれそうですが
それは空のヤカンと同じ状態てすので
ユーザー様次第とご理解くださいませ(汗;

次回は改良した熱交換部を、かる~く実験した結果のご報告を書かせて頂きます。

ポリhot,Ver2.7開発 02

現在、カセットコンロ用の外炎式バーナーに対応する為のテストを行っていますが、
今日のお話は少し違った角度からです。

大手家庭用給湯器などは気温や水温が25℃前後でテストをするようですが
気温が0~10℃程度で行うと、給湯器本体も冷たく、ガス圧も上がらない為
あくまで水温差のテストなれど結果(資料として一般に公表するデータ)が、
悪くなるからという理由なのかもしれませんね


弊社のポリhot温水テストは夏場は行いません

外気温10℃前後とそれなりに寒く、水温も10℃前後でしか行いません。
それは出来だけ厳しい環境で鍛えないと、様々な場面で通用しないからです


本当は氷点下で行いたいのですが、弊社は東京にあり
目の前で温水テストをしながら、駄目なら直ぐテスト器を機械加工するので
その部分は諦めています
(汗;

と自分は厳しいテストをと書いていますが、現在一つだけ諦めていることがあります

それは風対策です。

ポリhotは風対策用に本体を出来るだけ下まで伸ばし、
それを「スカート」と弊社では表現し努力としていますが、
強風時では、それでも足りていません。

弊社の温水テストで甘い部分があるとすれば、
今までの温水のテスト結果は「無風」で行って出されたものです


今テストしている製品は、完全に風をシャットアウトは出来ないにしても
今以上に最大限の努力を考えています。

横風対策01
写真はVer2.7用のテスト機です。

少し分かり辛いかもしれませんが、外装カバーの下に、
ちょこんと少しだけ奥まって取り付けてあるプレートが風対策です。

横風対策02
熱交換部構造変更に伴い、バーナープロテクターとして使用していたプレートを
ウインドガードとして使用します。

次回、その詳細を書かせていただきます。

ポリhot,Ver2.7開発 01

前回、何故「カセットコンロ外炎式対応」を、いきなり書き始めたかというと、
初心」に戻ろうと思ったからです。

弊社では圧倒的低火力のカセットコンロやアウトドアバーナーで
どうしたらアツアツのお湯を作れるかをコンセプトに開発してきました


その最大の理由は、いつも書いていますがポリhotはあくまで災害用品である為です。

燃料をいかに効率よく使用するかで命を繋ぐことが出来るからです


災害の事を考えて改良していけばいくほど
結果、趣味のアウトドアでもメリットが得られます


ですが開発が進めば進むほど、バーナー形状によってかなり水温が左右されることが分かり
頭が痛い問題になってきました。

そこでカセットコンロは先ず、内炎式バーナーをターゲットに開発してきました
(先ずは技術的ノウハウを蓄積するという意味もあり、、、)

で、ポリhotはVer3.0で外炎式バーナーに対応と考えていたのです
( 初めて書いたかも??? )

Ver3.0は本体もだいぶ大型にすることを考慮していました。

ですが何時も心の何処かで「現バージョンの大きさで何とかならないか」と思っていました
(大きくなると取り回しが悪くなりますからね・・・)

それが月日が経つにつれ、開発が進み、ノウハウが蓄積されて、
もしかしたら今の筐体でも外炎式に対応できるかも」に変化してきた為
ブログへの書き込みを始めました


今までは開発すればする程、圧倒的低火力をどう補おうかに主眼が行ってしまった為、
本来のコンセプト(災害)に対して、私自身が「迷走?盲目?」になってしまって、
(内炎式限定や、その他マッチしたバーナー推奨など)
先延ばしをしていた感がありました。

ですが世の中のカセットコンロを見渡せば、最近はいろいろなバーナー形状が
出てきたとはいえ、やはり一般ユーザー様は外炎式を購入する可能性が高いのと、
外炎式バーナーの既存率もかなり高いのではと思っています


今回、技術的な面など「私自身」に目処が立ちましたので(汗; 、
コンセプトをしっかり見直して開発をしていきたいと思います。

ネクストversionポリhot

去年(というか今年の1月末まで)、とんでもない仕事をしてしまった為、
今でも仕事がらみの色んな後遺症が残ってしまってブログ更新もなかなか出来なかったり、
Ver2.6はまだちゃんとした説明書が無い状態で仮販売となっています。(大汗;
(その代り3000~5000円程度お安く出させてもらっています。。。)

ですが既に次期バージョンを開発していたりします(汗;

と言っても、販売はおそらく「2年後」になるかな?ということと、
今回はマイナーバージョンという位置付けなのですが、
そのコンセプトはズバリ! 「カセットコンロ外炎式対応」です。

過去に何度も書いていますが、ポリhotはアウトドアバーナーにも対応している為
高さは別として、本体自体はコンパクトに出来ています。

アウトドアバーナーもカセットコンロも炎の吹き出し方は様々ですが
ポリhotをコンパクトにした分、外吹き出しの「外炎式」バーナーを使用すると
せっかくの熱が外に逃げてしまう形になるだけではなく、
ポリhotの外装部分にまで炎が届いてしまって、外装にダメージが及びます。

ポリhot2-33
上記写真は外側に向けて吹き出す「外炎式」バーナーで
そのせいで外装カバーがバーナーの熱で真っ赤になっているのが
お分かりになると思います。

この現象は外装にダメージを与えるだけでなく、
カバーに熱が逃げた分だけ熱交換性能が落ちるということに繋がります。。。

ポリhot2-161   ポリhot2-144
その為の応急措置(カバーを痛めない・熱を出来るだけ逃がさない)として
バーナープロテクターを取り付けました。

その結果、外炎式でも超コンパクトながら
ある程度使用出来るようになりましたが、
それでも外炎式バーナーの形状によっては、
外に逃げる熱を防ぎきれなかったりします


その為、ポリhotではある程度バーナー形状を限定して開発をさせてもらいました。

ポリhot2-116
現在ポリhotで一番効率が良いのが
写真の様に内側に炎が出ます内炎式です。

カセットコンロメーカーさんに言いたいです。
これだけテストしていると良く分かりますが、内炎式は兎に角、効率が良いです。
熱効率だけで言えば外炎式を作るメリットは殆どありません。

特にカセットコンロの大きさになりますと、外炎式でメリットを出そうと思えば
40cm級の大鍋で無いとメリットはあまり無いと思います。

もう40cmとなるとカセットコンロの場合、カセットガス部分に超接近か、
ぶつかって使用不可です


ご家庭の土鍋など30cm程度の物なら内炎式の方が効率が良いと思います。

まぁそれでも外炎式を生産する理由は掃除の容易性や枯れているということなのでしょうが
内炎式で3500Kcal/h程度の製品を出してもらいたいですね。

続きます。
自己紹介

m-Field

Author:m-Field
アウトドア用品は災害も想定して
開発しています。
時代のニーズに合わせ
便利でコンパクトな
商品作りを目指しています。

キーワードは
コンパクトカー&コンパクトキャンプ

オーディオ用品はアフターパーツの
開発です。
ゲーム用品はブログには
まだ登場していませんが
車ゲームなどのアフターパーツの
開発です。
その他、いろいろアイディアを絞り出し
開発を行なっています。



マイショップ
(オリジナル商品)
↑クリック↑


販売商品
ポリhot.Super(簡易湯沸し器)
ポリhot.Max(簡易湯沸し器)

〇ポリhotオプション〇
ポリhot用簡易スタンド
ポリhot用バーナー取り付けスタンド
ポリhot用CB缶スタンド

ポットhot(簡易湯沸し器)

クワッドスタンド
(シングルバーナー五徳)

えあジョイVer4.0
(コールマン用アフターパーツ)

えあジョイ・コンパクト
(コールマン用アフターパーツ)

包丁カバー
(長さ調節付きの万能カバー)


ご購入・製品に関する
お問い合わせ
PCメールで返信の為
キャリア(携帯)メールですと
拒否設定が多く、返信が
届かない場合があります。

名前:
メール:
件名:
本文:

FAXによる、お問い合わせ
03-3840-6115
開発中の商品群
ストーブ65 写真クリックで詳細が分かります ストーブ62
今までありそうで無かった薪コンロ
写真クリックで詳細が分かります
ポリHOTプロト4 アウトドア温水器
販売が終了したポリhot
写真クリックで詳細が分かります シングルバーナー用マルチテーブル4 シングルバーナー用マルチテーブル5 シングルバーナー用マルチテーブル10 軽量!コンパクト!
クッキングテーブルとしても使用可能
シングルバーナー用テーブル パンサポート17 パンサポート5 炎の熱を余すことなく吸収し
美味しいご飯もバッチリ!

パンサポート


FC2 Blog Ranking