今まで3回ほどご紹介させてもらいました、パンサポート(仮称)ですが
とにかく「良い感じ」ですではなく「非常にいい!!」の一言です!!!
今まで、えあジョイ・ポリhotなどを出させてもらいましたが、
この適当に(汗;、作ったはずの製品が本当(感覚的には一番かも・・)にいいんです。
まぁ、適当とはいえ2個で10万円でしたので
適当にもほどがありますよね・・・(汗;
ですが、使用してみないと分からないこの「感触」が
皆さんに伝わらないのが何とも歯痒いです。
但し、使用した試作品では商品化できない理由も見つかるなど
いろいろ壁にぶち当たっているのも事実です。
試作品では良いことばかりではないのですが
先ずは各メーカーが販売しているクッカーの精度や形状が問題となりました。
鍋底が真っ平らなら問題はないのですが、少し底が膨らんでいると
鍋がパンサポートの上で踊り出すのです。
それは、パンサポートは熱損失が少なく、蓄熱効果がある為
必要以上に高温になり、鍋が踊ってしまうのだと思います。
当然そうなれば、試作品のような製品ですと
何時かはパンサポートから外れて鍋が転倒してしまいます。
ですので、鍋が落ちないようにする必要があるのです。
ですがアウトドア用の鍋にも大小いくつかの種類があります。
それをどう吸収するかが、キモになりとにかくこれが頭を悩ませました。。。
で、悩みに悩み抜いた挙げ句に設計した製品を貼ってみます。

全ての写真はクリックすると拡大します。
パンサポートの写真は既に過去に貼っていますので、想像できると思いますが
この写真は鍋の外形をサポートするアームがありそれを折りたたんだ状態の設計図です。

この図は、鍋の外形をおさえるアームを展開(広げる)した状態の設計図です。
アームに開いた穴は、鍋の直径ごとの為に開いています。

具体的に、鍋の直径ごとを想定した設計図です
鍋を押さえるアームには棒のような物が付いていて、
それで鍋がズレないようにします。
最近のアウトドア用クッカーは直径230mm・200mm・180mmが
主流のようですが、サポート用のアームは何もピッタリに作る必要はなく
鍋がパンサポートから脱落しないようにする為ですので、
意図的に、若干大きめにつくります。
そうしないと、鍋にピッタリ過ぎて逆に扱いづらくなりますからね。
時間が出来た時に、この試作品を作り、実験をしてみたいと思います。