小さな製品開発の物語

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アウトドア・災害用ストーブ(コンロ)15

今日の実験は空気がどのように作用するかです。
やってみないとわからない部分が多いですからね!

あと前回、一次燃焼室と二次燃焼搭の隙間があまりに大き過ぎ、
空気の流れがスムーズに行かなかったことを反省し、
若干削るなどをしてなんちゃってコンロの調整もしました!

リベンジの意味合いもあります。

今回は、どのような結果になるでしょうか?
ストーブ43ストーブ44
先ずは、一次燃焼室下部入り口のエアインテーク(斜面部分)だけをを外して実験いたします。
奥の空気取り込み口用のプレートは外しません。
(全ての写真はクリックすると拡大いたします)
ストーブ45ストーブ47
空気は,薪投入口から進入しているのは分かるのですが、
イマイチ燃焼力に迫力がありません。
少しガッカリしている自分がいます。。。。
ストーブ48ストーブ49
ちょっと強い風が吹くと何故か消えてしまいます?
何回か、火をつけ直しました。
正直「やはり、この構造だと無理?」と思えるくらいです(泣;
ストーブ50ストーブ52
実は、前回に比べかなり時間がかかってここまで来ています。
それは薪の量を見ていただけると、一目瞭然だと思います。
基本、薪投入口から空気が入り、更に燃焼促進用プレートがあるにもかかわらずです。。。。
そんなに差は無いんですがね~~~

ン~~~、結構凹みます。。。。。。。。

前回の実験はまあまあ上手くいったのですが
もしかしたら前回は「まぐれ??」と思えるくらいです。

凹みっぱなしのまま、薪投入口の傾斜部分にインテークプレートを取り付けます。

するとっ!!!予想を裏切る結果に!!!

それは次回書き込みます!
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[ 2011/02/26 09:20 ] コンロ | TB(0) | CM(0)

アウトドア・災害用ストーブ(コンロ)14

前回の続きです。
ストーブ31ストーブ33
薪を長い物を使用することにより、継続的に煮炊きが出来るわけですが、
ここにもちゃんとアイディアが盛り込まれており、
薪投入口が何故?傾斜になっているかといえば、長い薪を入れた場合
例えば投入口がまっすぐ横に伸びた仕様ですと、薪が下に垂れ下がってしまいますよね!
それを防止いたします。
ストーブ64ストーブ36
後、薪投入口が傾斜のおかげで点や線で薪を支えることにより、
薪が面でステンレスに当たることも無く、燃焼し易い環境を実現します。
ストーブ37全写真はクリックすると拡大いたします。
ステンレス内外装前の実験用に作ったプロトタイプですが
実はこんなに隙間がありドラフト現象も半減しているかもしれません!
よくよく見てみますと、火の流れる方向まで分かってしまう位の隙間ですね。。。。。

既にこのブログを書いている時は、2種類の実験も終えていて、
後で凄い結果を写真と共に掲載致します。
それが本当に凄い結果になりました!
(楽しみにしていてください)
ストーブ41ストーブ42
あんなに長かった薪が短くなりましたね!
薪から若干水気がでてますね。

今回の実験は終了です。
次回も違う実験をUP致します。

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[ 2011/02/24 08:46 ] コンロ | TB(0) | CM(0)

アウトドア・災害用ストーブ(コンロ)13

さて!
前回の反省を踏まえて、こんな物を作ってみました
ストーブ16ストーブ17
これをどのように使用するかといえばーー!
ストーブ18ストーブ19
このように底に敷きます!
ストーブ20ストーブ21
手前の斜めの部分にも敷きます!
ストーブ22ストーブ63
ようは、空気の流れを底の部分に作り。木の燃焼力を高めるという寸法です!
ストーブ23全写真はクリックすると拡大いたします。
前回に比べ、最初からあまり煙も出ず、良い感じで燃えていきます!
ストーブ24
かなり早い段階から、二次燃焼搭部分から火柱が上がって見えます。
ストーブ25ストーブ26
今日は使用していないコールマンシングルバーナーの五徳を上に載せてみました!
ストーブ27ストーブ28
燃焼力が前回に比べだいぶ強くなったせいか、風向きによっては
薪投入口から火が出てきてしまいます。
なかなか良い感じです!
ストーブ29ストーブ30
今回は、お湯を沸かしてみたいと思います!
写真だと分かりづらいですが、右側の写真は既に沸騰しています。

時間が無いので、また次回です。

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[ 2011/02/22 08:42 ] コンロ | TB(0) | CM(0)

アウトドア・災害用ストーブ(コンロ)12

ストーブ10全写真はクリックすると拡大いたします。
やっと周りの土が乾燥してきたのと、炉内が暖まって来たせいでしょうか。
火が安定してくるようになりました!

ストーブ11
炎が二次燃焼塔から立ち上がるようになって来ました!
ストーブ12
炎は更に強くなるのですが、何故か納得がいかない自分がいます。
ストーブ13
最終的には、この程度の太さの木材で運用が出来ることで、面倒くささも減りますよね!
ストーブ14
更に火柱は高く高く上へ伸びていくのですが、
私はもっと勢いのある炎を考えています。
ストーブ15
最後に残った灰を見れば一目瞭然ですが、
炎に勢いがありもっと高温で燃焼すれば灰は細かく砂のようになるはずです。
ですが、これだとまだ若干木の形をしていますよね!

確かに、この程度の筐体だと限界があるのは分かっています。

それと実はこの木は燃焼力の高い楢の木なのですが、
まだ若干水分が多く乾燥しきっていない木で、高温になり辛いということもあるのですが
まだ何かが足りないと思っています。

このブログを書いている時は、既に次の秘密兵器を作って燃焼実験し終わっ後で
またその結果は次に書かせてもらいます。

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[ 2011/02/20 16:56 ] コンロ | TB(0) | CM(0)

アウトドア・災害用ストーブ(コンロ)11

さーーーて!
理論を実証する為のプロトタイプも出来上がり実験です。
ストーブ4全写真はクリックすると拡大いたします。
設計図に比べるとだいぶ不恰好ですが、ご勘弁ください(汗;
陶器用粘土をはじめて使用しましたが、なかなか上手くできませんで、こんな下品になってしまいました(大汗;

実際、製作する製品より一回り以上大きくなっています。
製品化する場合は、外壁・内壁ともステンレスを使用し、その間に断熱材を注入いたします。

あと一次燃焼部と二次燃焼部の色が違いますが、まだに一次燃焼部は乾いてなく
我慢できずに実験を決行してしまい、そのせいで最初は水蒸気と共に、薪からの煙も凄いこと。。。。。

だいぶ、粘土が乾いて来たところを写真でパチリとしましたが、
まだ木の板が濡れていますよね。
それでも、火の流れる方向を見て頂けると分かりますが、
薪投入部がこれだけ口を開けているのに、煙が薪投入部から漏れることも無く
火が二次燃焼塔に向かっているのが分かると思います。

ストーブ5
この写真もそうですが火が吸い込まれていってますね!
ストーブ6
比較の為に、二次燃焼塔内部がテーパー状(写真左)の物と、ストレート(写真右)を作ってみました!

寸法はテーパー状の製品の下部の一番広い部分を基準にして、
ストレートの二次燃焼塔を製作いたしました。

写真を見るとだいぶ違うように見えますが、二次燃焼塔の内径は96mm×96mmで、
外形がとにかく初めての陶器粘土遊びだったので上手くいきませんで、若干違っている程度です。

因みに、テーパー形状の二次燃焼塔の火の出口(上部)は60mm×60mmです。
ストーブ7ストーブ8
周りの粘土がだいぶ乾き初めて、火の吸い込み具合もいい感じになってきました!

ストーブ9
さて、ストレートの二次燃焼塔に載せ変えて使用してみましたが、
どうも火の吸い込みがよくありません。
写真でも分かるようにテーパーの二次燃焼塔と違い、
煙が薪投入口から出てきてしまっています。。。。

何回かテーパーの二次燃焼塔と載せ変えて見ましたが、
やはりストレートの製品は良い結果が得られませんでした。

まぁ、テーパー製品が良かったというより、開口が広すぎたのかもしれませんね!

まだ続きますよ~

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[ 2011/02/18 09:49 ] コンロ | TB(0) | CM(0)

簡易携帯温水器29(ポットhot)

だいぶポットhotの使い方に慣れてきましたが、今日は実験の途中経過報告です。

既に実験というより、経済性の良さから普通にポットhotを使用している私ですが(汗;、
今日、外で薪ストーブのプロトタイプの実験時、電気料金を調べるおばさんが来ましたので
直接レシートを頂きました!


そして電気料金をみてビックリ!!!
領収書を写真に撮っても良かったのですが
先月7921円とお伝えした電気料金ですが、
ぬわんと今月は「「「6960円」」」と真冬なのにとんでもない数字をたたき出しました!!!!!


今月は雪が降ったりとかなり寒かったのですが、
先月より900円以上削減いたしました!!

もう疑う余地はありませんね

我が家的には1ヶ月で8000円程度浮いたことになります。

おそらく雪国で使用したらもっと良い結果が出ているかもしれません。

1月半ばに出すことが出来なかったことを悔やみます。

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[ 2011/02/17 14:05 ] ポットhot | TB(0) | CM(0)

アウトドア・災害用ストーブ(コンロ)10

前回、話が横道にズレましたので戻します。

ストーブ3
クリックすると拡大いたします。
二次燃焼室の内部構造です。

一次燃焼室で燃やされた薪の熱と煙が二次燃焼室に進入してきます。
燃焼室というより燃焼塔と書いた方が宜しいのでしょうか??

七輪と同じ断熱効果で燃焼塔の温度は上昇し、
下から冷たい空気を吸い込む効果が発生し、流速を高めようとします。

そして理論的にはここで煙までも燃やすことになるのですが、
燃焼塔の上部が少し狭まっているのが確認できると思いますが、
それは流速を高めるのが目的ではなく、若干出口を狭めることにより逆に抵抗を生み、
煙もその場所にとどめ燃焼する為です。

横から斜めのパイプがありますが、燃焼塔内に少しだけ飛び出した
ステンレス製パイプを熱することにより
外に突き出ている部分から上昇気流により強制的に冷たい空気が入り込み、
最終的に燃焼塔の上部で新しい酸素により全てファイアーする予定でいます(汗;

まぁ、そんなに上手くいかないのは分かっていますが(汗;、
先ずは実験してみないと分かりませんね!!

キャンプ場で、秋から冬にかけて小枝を集めるのは良いのですが、
夏などは水分の多く含んだ木を燃やすと、必要以上に煙が出ますのが悩みですね。。。

その場合は、木質ペレットや乾燥した木を使用するのも良いでしょうが、
夏は暑いので、食用油の廃油を効率よく使用するのが良いと思い、マルチ燃料仕様を狙っています。

木質ペレットなどは、今後石油高騰により、灯油との価格差がなくなります。
実はショップによっては灯油より木質ペレットの方がカロリーベースで
お安くなっています。

これはどういうことかと申せば、アウトドアで使用する燃料は
通常生活でのランニングコストより2~4倍高いですよね。

ガスカートリッジやホワイトガソリンよりだいぶお安い灯油が今後燃料高騰により高くなり、
それに対して木質ペレットがお安いとなればこれを使わない手はありませんよね!

廃油(食用油の)や枯れ枝を使用することにより燃料費「0円」を目指すだけでなく
今後は石油高騰で灯油よりお安い木質ペレットを使用することにより
充実したアウトドアライフを満喫できるだけではなく、
枯れ枝や廃材(間伐材)や木質ペレットを使用すれば、基本的にCo2の排出は「ゼロ(0)」ということになり
地球にもお優しいですよね!!

その為にも、スマートに使用できる薪ストーブ(コンロ)の開発は大切だと思っています。

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[ 2011/02/16 11:35 ] コンロ | TB(0) | CM(0)

アウトドア・災害用ストーブ(コンロ)9

次です。
前回の図で、色分けされて二次燃焼室と書いてある部分があります。
薪の場合、正にここで煙まで燃やします。

小さな薪ストーブの場合、煙が非常に気になりますよねー。
それはそれで味があるのですが、私の求めているものとは異なります。

私が過去にここに貼ったキャンプ紹介で、焚き火や薪ストーブなどが無いのは
過去に焚き火類をやり過ぎて若干飽きたということもあるのですが(汗;、
機動力や常に風向きにより煙に翻弄される場面があるからです。

機動力とは正に、キャンプ道具の設営及び撤収の素早さです。
焚き火などは後片付けが大変ですよね!

煙は服にも匂いが付きやすく、せっかくお風呂に入っても
その後焚き火などを使用すると髪の毛や、もし寝巻きを着ていたら衣類にも付着し
もう一度お風呂に入りたいと思ったことはないでしょうか?

「それもキャンプの醍醐味だろー」とツッコミがきそうですが
最近若い女性のキャンプに対する興味が高まっていますね!
山ガールもその一つの現象です。

少しだけ話を脱線させます。

それらの現象は、一眼レフカメラにも現れていて、
昔、男のギアだったと思われていた一眼レフカメラは
現代では女性購入者が飛躍的に伸び、
カメラ業界自体も一眼レフの売り上げがかなり伸びているそうです。

アウトドアもそうですよね!
開発サイドにしてみますと、何時までも昔風が良いとばかり言っていられません。

昔風を否定するのではなく、更に便利に使用していただき、
焚き火意識を変えて頂き、裾野を広げないといけないとと思っています。

その為にも出来るだけコンパクトで燃焼効率を高め、
煙の出ない薪コンロは必須だと思っています。

今までは男性が軽量コンパクトな製品を
山で気軽に使用するケースが多かった為に
商品によっては煙などは逆に良い意味でワイルドイメージが強いといいますか、
正直、そんなものは害となる対象では無かったかと思われます。

ですが、ファミリーキャンプや女性グループ、
初心者グループがいきなり薪コンロは使いませんよね?

さすがに、それらのグループの人達がいきなり購入するとは思えませんが
燃焼力・限りなく無煙・容易性を兼ね備えることにより
薪の敷居を低くすることは可能だと思っています。

っと、話がズレまくり、確信の構造物の話はしませんでしたね(大汗;
次回お話させていただきます。


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[ 2011/02/14 09:10 ] コンロ | TB(0) | CM(0)

アウトドア・災害用ストーブ(コンロ)8

前回の続きです。
ストーブ2
クリックすると拡大いたします。

先ず、小型コンロの様々な欠点を克服する為に設計してみたことを説明いたします。

図は側面図です。
見て頂ける分かりますが、薪やオイルの投入口があります。

よく小さなコンロですと燃焼等の上から木などの燃焼物を投入します。

慣れてくれば、どれだけ投入するとどの位の燃焼効果を得られるか分かってきますが、
それでも更に薪を付け足したい場合、ワザワザ鍋を持ち上げなくてはいけませんよね?

そんな煩わしさを解消刷る為に、投入口を設けました!

ですが投入口はそれだけが目的ではありません!

いわゆる空気の流れを発生させダウンドラフト現象なるものを発生させる目的もあります。

但し、色分けされているように薪を使用した場合、色分けされたその部分は、
投入口と一次燃焼室の役割を果たします。

サラダ油(廃油)の場合は、燃焼室ではなくオイルを貯めておくタンクとなります。

食用油の場合、燃焼用の芯をオイルタンクに浮かべるように置いて使用します。

タンクとしてはかなり大容量になりますので長時間使用可能だと思います。

実は薪コンロより、サラダオイル使用時が気になっています。

七輪と同じ断熱効果を狙うことにより、燃焼効率を上げる構造になるのですが
果たしてオイル使用時にその効果により、どれだけオイル芯がオイルを吸い上げ
燃焼効率促進につながるかです。

まぁ実験してみないと分からないですね!

次回は二次燃焼室の部分を説明させていただきます。

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[ 2011/02/12 14:25 ] コンロ | TB(0) | CM(0)

アウトドア・災害用ストーブ(コンロ)7

現在、協力工場様の仕事でゴタゴタしていて、まぁご要望多いこと、
直ぐかかれると思ったポットhotになかなかかかれません。。。。。。。。。。


1月半ばに販売を開始しようと思っていたポットhotでしたが
完全に計画が狂ってしまいました。。。(泣


ここまでズレると、完全に時期を外してしまった感があります。

その為にも、このコンロを今年夏から来年に向けて販売をするべく
路線を変更せざるを得ない状況になっている為、
最近頑張っていて、ここにコンロ情報を載せることが出来ています(汗;


今年はポットhot以外にも、まだかまだかのシングルバーナー用マルチ五徳(汗;
ポリhot次期Ver前のプロトタイプ数点の出品も控えていますので、頑張らないと!!!!


出来ればシングルバーナー用テーブルも出品したいのですが、
これはどうなるやら・・・(汗;


っで、本題です。
ストーブ1
クリックすると拡大いたします。

既に上記CAD設計図も度重なる設計変更で、過去のものになっていますが
概要としてはこのような作りになります。


大きさを理解して頂く為に貼りましたが、色分けされた個々にちゃんと役目があります。

先ず、鍋は設計図で直径240ミリ(24センチ)が載ることがお分かりになると思います。
その下が、コンロ本体です。


どうですか!少しだけ七輪の理論も使用しますが、格好は七輪ではないですよね!

っで、実際内容的には断熱性を七輪と同じようにするだけで、構造自体は若干違います。

っと、いっても結局薪や小枝をもやすので、似たり寄ったりになってしまいますが、
この商品のコンセプトは決まっていて、例えば七輪は燃焼時の火力調節に
下に窓がありますが、私が開発しようとしている商品はコンパクトですので
とにかく火力優先になります。


このコンパクト形状から自然吸気でどう高火力にするかが課題になり、
今後の実験にかかっています。


次回、このコンロについての構造的詳細を書いてみたいと思います。

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[ 2011/02/10 10:46 ] コンロ | TB(0) | CM(0)

アウトドア・災害用ストーブ(コンロ)6

プロトタイプを製作する上で、最初のターゲットとするのは薪ストーブです。

食用油(廃油)はオイルタンクが必要になりますのと、
薪ストーブで先ずは効率をあげることにより、それらをフィードバックするためです。


日本には昔から便利な製品が多く、七輪などが代表的な物になると思います。

っで、私も七輪をベースに作ろうかと思っています。

理由を幾つか挙げてみたいと思います。

七輪の歴史に深く精通していないので何ともいえませんが、七輪の素材です!
古くから珪藻土を使用されているようですが、先ずは、断熱性です。


おそらく熱に強く、金属の成形技術や耐熱素材が無い時代にとって
加工しやすく、熱に強い素材として選ばれたのでしょうが
結果、断熱効果からダウンドラフトが発生しやすく、
燃焼効率の良い製品が偶然生まれたのではないでしょうか?


先ず、私は断熱効果に着目いたしました。
アウトドア製品は加工の容易性から、ペラペラの金属を使用した
なんちゃって七輪(汗;が多く出回っています。


それはそれで加工がしやすく軽量で意義のあることですが、
私はあくまでシングルバーナーのような使い心地を目指しています。


ですので、単なる焚き火のような薪ストーブには興味はありません。

将来、我がシングルバーナー用テーブルに置いて使用出来ることを目指します。

これは電気自動車の普及による、コンパクトカー全盛の時代が到来することを
ターゲットにした戦略です。


全ての製品は、コンパクトでありながら、オートキャンプに耐えうる性能が必要だと思っています。

「えっ?七輪と同じ?」「なら別に七輪でいいじゃん!」と突っ込みが来そうですが、
そのような物を作るというより、七輪の断熱性を良しとしただけです。


そこにいろいろな利便性を加えていきます。

次回は、七輪とは決定的に違う形状のCADで設計した図をここに貼ってみたいと思います。

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[ 2011/02/08 09:11 ] コンロ | TB(0) | CM(0)

アウトドア・災害用ストーブ(コンロ)5

最近、写真も無く、文章で構想を延々と書かせてもらっていますが、
えあジョイやポリhot時の反省もあります。


えあジョイやポリhotも思想や構想、製造過程を書いていけば良かったのではという
反省からです。


ユーザーの皆さんからしてみますと「とにかくどんなのを作ったか見せて!」と
言われそうですが(汗;、作り手は規模に応じた製作方法がありますので
それらも考慮していただけたら幸いです。


っと、長い前置きとなってしまいましたが本題です。

何故?陶芸用粘土を購入して来たかと申しますと、製作の容易性と断熱性です。

私ども金属メーカーがコンロ(ストーブ)を開発しようと考えた時、
先ず最初に考えるのが、金属やプラスチックの構成です。


金属でも、薄~いステンレス素材を駆使し、軽量コンパクトを目標に開発をいたします。

そこで妥協するのが、燃焼効率でもあり、それが最大の壁でもあります。

妥協というのは、燃焼効率を上げる為に必要な「温度差」を薄い鉄板等で
実現するのは難しく、その為電動ファンを使用した製品が登場したり
それら全てを妥協して、ある程度の理論を打ち立てた「ただの箱」を製作するメーカーが殆どです。


それはそれでやむ得ないことだと思いますが、私はそれらの概念を無視して作り
理解を頂けるユーサー様に購入してもらうことがコンセプトになります。


それが「超ニッチ」に結びつくわけです。

では、その超ニッチ製品になると思われる製品コンセプトとはどのような物なのか概要を
書かせてもらいます。


先ず、コンパクトは今後の展開を含めて外せませんが、燃焼効率は妥協致しません。
その為には上記で書いたよう、今までの金属メーカーとは真逆の発想で展開いたします。


「コンパクトで重量級」を目指します!!!

っと言っても、コールマンのシングルバーナー508Aに燃料を入れた程度の重さを目指す
つもりでいますので、バーベルのように「ぅおりゃ!」と持ち上げるような重さにはなりません(汗;


目標はシングルバーナーより若干大きい程度で、直径230mm程度の鍋を使用出来、
火力もシングルバーナーまで行かないにしても、それらに近いもので、
更に、無煙を実現し、燃焼時間も長時間出来るだけストレスの無いよう工夫すると、
「えっ?そんな夢のようなの出来るわけ無いじゃないか!」とツッコミが来そうな製品を
目指して行きたいと思います。


ですから冒頭にも書かせてもらいましたように、製作過程をここで公開することにより
何を妥協したか、何を達成出来たかなどが書き込めれば良いと思ってます。


もし、それらのコンロが上手くいけば、次期ポリhotやポットhotで使用可能となり、
もしかしたら燃料は現地で無料で調達出来「燃料費0円」が可能になるかもしれません。


今後、日本の経済情勢・石油枯渇を考えれば選択肢として非常に重要だと思っています。

[タグ未指定]
[ 2011/02/06 10:35 ] コンロ | TB(0) | CM(0)

関東地方は乾燥してカラカラ・・・

最近、頻繁にテレビでやっていますね。

皆さん肌が乾燥しすぎて、朝 痒くて起きてしまう人もいるそうです。

乾燥により、お年寄りの脳梗塞懸念も報道されていました。

指先の肌もボロボロなど、大雪被害の地域も大変ですが
晴れが続く地域も大変です!
火事被害もあります。

我が家は、ポットhotの効能のおかげで湿度が高く、そんなこととは全く無縁なのですが、
昨日、また面白いデータが届きました!!!

それはガス料金のレシートなのですが、先月分は3400円でした!!
(※31日換算にしています)

これは夏でもありえなかった数字ではないでしょうか?
(後で調べてみないと!)

但し、ポットhotの経済性を理解した我が奥さんが、
少し長めに火鉢型ストーブを使用するようになって
(特に洗濯物を干す、1時間前ぐらいの時間を使用して)

お湯を大量に作るようになったせいで、1ヶ月で6リットルの灯油が増加

6リットル×80円=480円
(灯油の価格も上がりましたね!)

先々月、ガス料金が4100円でしたので
先々月より更に220円下がった計算になります。

但し、原油高騰で、結局相殺されてしまいましたが、
今後ガスの値上がりもあるので、いたちごっこかもしれません。

東京ガスに電話して聞いてみたのですが、
この時期2000kcal/hを消費するのに24円かかるそうです。

高騰している灯油は同条件で80円換算で16円ですので、
それでも灯油は120円/リッターまでは達しないと都市ガス料金と同じにならない計算になりますので、
まだ余裕はあることになります。

灯油が120円/リッターというと、数年前の原油高騰ですら、まだ耐えられるということになりますので
廃熱まで利用して熱効率100%で使用するポットhot効果はかなり優秀だと思います。

[タグ未指定]
[ 2011/02/03 10:30 ] その他 | TB(0) | CM(0)

アウトドア・災害用ストーブ(コンロ)4

では、どのようなコンロを作ったらよいのかが焦点になります。

前回も書いているように、コンパクトは外さないということで話を進めます。

コンパクトなコンロなら、手っ取り早いのは、薪(小枝・廃材)や廃油(食用油)に空気を送り込み、
ファン強制的に火力を強くする方法です。


ですが災害はいきなりやってきますよね!
その時にはコンセントから電気はきていないでしょうし、乾電池も切らしているかもしれません。


それを考えると、あまり現実ではないですよね。。。。。。

あと、エコの観点から出来るだけ、他のエネルギーを使用しないのが得策だとも思っています。

今後、趣味のアウトドアでも、景気の動向からコストパフォーマンスの高さは必須になるでしょう

そうなると、自然吸気の流速型が良いことになりますが、
それは温度差がかなりないと発生しないでしょうね・・・・・・・


実は、日本の製品や海外の製品も全て、温度差を利用して、
燃焼効率を高めている製品はいくらでもあります。


私も出来る限り、実験を繰り返し良い物を作っていきたいと思います。

実は、既に名案があり、CAD設計に入っています。

この前の日曜日、DIYセンターに行って来て、陶芸用の粘土を購入してきました!

それを使用し、車でいうクレーモデルのような物を製作し、テストを繰り返してみたいと思います。

プロトタイプなら別に鉄板でもよいのですが、
何故「陶芸用粘土?」なのかと申せば、ちゃんとそこには秘策があるからです。


今後、それらを少しずつ公開して行きたいと思います。

[タグ未指定]
[ 2011/02/02 15:33 ] コンロ | TB(0) | CM(0)
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