皆さん、お久しぶりです。
決して疲れて死んでいたのではなく、いろいろ大変でした(疲;

コンセントカバーの詳細も、シングルバーナー用五徳もUPしたかったのですが
どうにもポットhotに手間取っていまして。。。。。
写真の部品製作も大変でした。
長文でだらだら書けば、金型も必要としないワイヤーカットという機械で
写真の外形形状を加工したのですが、予備も含めて37個分(合計600個)切るのに
材料が薄いのならともかく、厚すぎて結果加工時間が物凄くかかり
138,000円かかってしまい、外形形状だけで1個230円(材料費別)もかかってしまいました。。。。。
その後、穴を開ける加工、タップを立てる加工もありますので、いろいろ合計すると350円になってしまい、
ポットhot1個につき16個使用しますので、それだけで「「「5600円」」」になってしまう為
次回からの加工の為に、専用金型を製作を前倒しで行なっていたら
ブログはそっちのけになってしまったという経緯です(大汗;


写真をクリックして拡大しますと分かりますが、左の写真はタップ穴で、右の写真はバカ穴になっていて
それぞれを合わせて使用します。


ちなみに、過去upした写真からですが、このような感じで上下合わせて16個使用します。
日曜大工などDIYセンターに行くと分かりますが、このような肉厚のステンレスの金具は
大量生産品であっても300円程度で販売されていますが、我が社では一個250円を想定しています。
それでも250円×16個=4000円
因みに材料代が、全て合計で4000円程度かかりますので、
たったこれだけのことと材料代原価だけでも8000円かかってしまいます。
ポットhotが高価な理由はこんなところからもお分かりになると思います。


2個合わせた写真です。
「もう少し簡単に出来なかったの?」という声が聞こえてきそうですが、
いろいろな状況を考慮して現在に至っています。
おそらく大手メーカーが作れば、材料費を半分以下に減らし、構造ももっと簡素にするやもしれません。
ですが開発していてよく分かったのですが、材料費をケチると熱交換率が下がるのです。。。。。
外形のカバーも1mmあるから蓄熱効果も出てきますし、今回ご紹介している異形ワッシャーも
水漏れと共に肉厚があることにより、蓄熱効果が生じ、結果水温に貢献いたします。
ですので大手メーカーなりの商品であれば熱交換率はおそらく悪い製品になると予想しています。
高価になっても今回は「妥協」したくなかったのです。
このポットhotも3万円以上かければ(ポットhotMAXと別商品で)更に熱交換率は上がるのですが、
流石にそこまではと思っていますが、ちょっち作ってみたいです(汗;