
クリックで図が拡大。
ポリhotのVer1.0当時は製作風景をブログにアップできませんてしたが、
今回は秘密な部分もありますが、許せる限り試作風景・テスト運転の過程もアップしていきたいと思います。
写真は3Dcad図を2Dcad図に変換したものです。
設計図を見てお分かりになるように(分かり辛い?)、ポリhot,Ver1.0と違い
(但し、お分かりになるのはVer1.0をご購入されたユーザー様だけです)
銅管は一重ではなく三重になり、しかも外径は一回り大きくなっています。
実はここに至るまでいろいろな設計をしてきました。
中心部を銅管ではなく、ポットhotのような筒状の銅を新規に設け
それに螺旋の銅管を差込んだシステムなど様々です。
ですが水漏れや加工工場様に嫌がれるなどいろいろあり、結構凹んでいました・・・・(泣;
それでこの形状に落ち着いたのですが、本当はこのような仕様にしないよう
避けて設計していたのです。
その最大の理由は「材料費」と、あることからです。。
(あることは次回にでも)
ちなみに、これを具現化するのに、この銅管の材料費「だけ」で
原価で「4000円」近くします。。。。。。。。。。
金属の中では熱伝導が良い「銅」という材料で下記のように
(参考までにウィキから)
銀(Ag) 420
銅(Cu) 398
金(Au) 320
アルミニウム(Al) 236
真鍮 106
鉄(Fe) 84
白金(Pt) 70
ステンレス鋼 16.7 ~ 20.9
となかなかの素材です。
最近の資源不足に更に「円安」が逆に仇となり
昨日の時点でも「キロ30円値上がりしました」なんて材料屋さんが言うんですよ。。
もうドキドキしながら聞いていました。
そんな理由もあって、出来るだけ減らす方法を模索していたのですが、
断念して開発を開始した次第です。
ポリhot,Ver1.0が5900円(ヤフオクではシステム料込で6200円)でしたが
何にもしていない無垢の銅管だけで4000円と、今まで告知はしていますが
Ver2.0が高くなる理由もこれでご理解ください。
その分最高の熱交換率で挑めるわけですし、今回はポットhotのように数段重ねられる仕様にもなります。
続きます。