「久しぶりにポットhotのお話1」と、「久しぶりにポットhotのお話2」には
時間が取れましたら、おいおい分かりやすいように解説写真を貼って(挿入)行きたいと思います。
初めての人に対して今後こちらに誘導させて頂く目的もありますので。
現在、ポリhot,Ver2.0の金型や治具に追われて時間がありません。
そのうちポリhot,Ver2.0関係の加工風景もブログにupしていきます。
っで、今は解説写真(図面)が無いまま前回の説明の続きです。
前回、ポットhotの熱交換部が深鍋のような形をしていて、
直径がφ181mmもの平らな底部分があると書きました。
ポットhotはポリhotと違い、
ご家庭内の薪
ストーブや一般的な石油
ストーブで使用することを想定していますので
熱交換部底が平らである必要があります。
もしポリhotのような宙に浮いた銅管の熱交換部であると
ご家庭内の薪
ストーブや一般的な石油
ストーブでは全く性能を発揮いたしません
(ポリhotは直火ですら、カセットコンロ種類によってもかなり水温差があります)
ポリhotは直接熱交換部の銅管に炎を当てることにより、
ポットhotより熱交換率は若干ですがよくなります。
(但し2段重ねのポリhot,maxと3段重ねのポリhot,supreが対象です。)
そのような理由から、ご家庭で使用する場合はポットhotが優れていますし、
アウトドアシーンでも薪
ストーブのように熱い平らな鉄板に乗せる場合なら
ポットhotの方が優れています。
要するにシーンに合わせて、使い分けが必要になります。
あとポリhotは、石油火鉢型
ストーブで使用可能ですので、その状況では直火になりますので
この場合は理想的でポットhotより若干熱いお湯は出るのですが、構造的問題から銅管に水滴が付着し
それが火鉢型石油ストーブのバーナー部分に水滴が落ち、バーナー部分が冷却され
不完全燃焼を起こします。
野外なら問題はないのですが、
ジュージューいいながら水滴が落ち、そのせいで室内で石油の匂いがしますので
ポリhotは室内で使用には向いていません。
対してポットhotはその対策は容易です。
ポットhotは直火の場合ポリhotの瞬間湯沸かし器より若干性能が落ちると書きましたが、
室内で使用する場合、結局「廃熱」も室内で利用いたしますので、全く無駄にはならず
むしろ、お風呂の湯沸しと室内への廃熱(室温上昇)のバランスは非常に取れています。
結局、ポットhotとポリhotは各商品の長所を活かし住み分け作られています。
たとえばポリタンクの横に穴を2箇所開け改造し、ポットhotを簡易小型風呂釜にすれば
カセットガスコンロやガソリンバーナー、野外薪ストーブで使用すれば
モーター(電気要らず)の循環も使用せずとも勝手にお湯が沸きます。
上手に使用すれば、例えば使用機材は子供用プールを浴槽に見立て、
ポットhot簡易風呂釜を作り、星を見ながらのお風呂も可能です。
(そのうち写真で公開致します)
ちょっと長くなりましたが、もう少し詳細を書きたいので、明日か明後日にまた長文をば(大汗;