ちょっと撮影に行ったり、その他のこともあり
そのせいで金型関係も少しバタバタしていますので、こちらを先に。。。

「実用域のお湯を作る」という意味においては
写真のシステムはシンプルなのですが、それでも「面倒」と思われる人も多くいらっしゃると思います。
どうしても
アウトドア商品として代用する火器の出力不足は否めません。
今回のポリhot,superは現在使用しているイワタニさんのカセットフーエコII が一番
効率が良い為使用していますが、それでも熱量が2500kcalしかありません。
計算上ですが、一台で4000kcalの熱量があるとリアルタイムで2.5リットル/毎分程度のシャワーが浴びれることに
なりますので、そうなるともうポリhot,super一個だけで十分になります。
そういう意味では今回のポリhot,superは結構製品的には健闘していることになるのですが、
そんな妄想のような話をしていても仕方がありませんので、実験に踏み切っている訳です。

実験ですので、水道からポリhot,superに水を入れて、その後水はポリタンクに進みます。
ポリタンに入った水(お湯)はポットhotを使用し「保温」に徹します。
例えばリアルタイムに2.5リットル/毎分が必要になる場合でも、火力的にこのシステムなら
問題ありませんが、小システムですし、そもそもお湯をジャンジャン使えないことを想定して
構築しています。
このシステムはポリhot,superから1~1.5リットル/毎分程度で40℃近くのお湯をポリタンに供給し、
(ポリhot,superは過去の実験から水温15℃以下でも40℃程度の
温水が取れる為)
そのお湯を保温する目的でポットhotを使用します。
シャワーは普通一回に2~2.5リットル/毎分使用し、それを1回3~5分とし
多く見て一回で7.5~12.5リットル使用します。
ポリタンクは20リットルといえど実際には21~22リットル入りますので残りは14~9.5リットルです。
また満タンになるまで1リットル/毎分で9.5~14分かかりますが1.5リットル/毎分なら6.3~9.3分で済みます。

ですが、この話はポリhot,superだけで40℃近いお湯を供給し、
ポットhotは保温の為に低火力で動作している為で、上記にも書きましたが
ポットhotも高火力にすればリアルタイムで
温水は可能です。
何故、このような回りくどい実験をしているかと申しますと、例えば体を洗う時は、シャワーは水節約の為に止めます。
温度調節が一度きりの出しっぱなしは、水確保が大変な
災害時や
キャンプシーンでも当然タブーてす。
節水の為、毎回止水をするシャワーの場合、体を洗う度に水温調節をする手間がありますが
一度ポリタンなど貯水タンクに貯めて温度管理をすれば、いつも一定の温度でシャワーが浴びることが可能です。
災害時や
キャンプシーンなどの小システム
温水シャワーの場合
それが理想に近い条件ではないかと思っています。
ただあくまで、4人以上で一人ずつシャワーを浴びるような設定の実験です。
4人以下ならポリhot,super 一個で十二分にポリタンにお湯を貯め、シャワーも可能です。
人によっては心頭滅却すれば水シャワーで十分かもって、、、、、それは無しということで。。。。
ちょっと、続きます。