小さな製品開発の物語

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CAR or LEISURE 新聞

タイトルでヒットしないようにしたのですが
(読んでいくと意味が分ると思います。。。。)
Car & レジャーという新聞です。

CAR or LEISURE 01
実はこれ、キャンピングカーショウに行った時、無料で配られていた
サンプルの新聞だったのですが、今後ポリhot販路拡大の為に
参考になるのでは?と、購読を決めた新聞です。

結構、厚さのある新聞で、これだけ読み応えがあって
1部150円、それが週間で月に4部(600円+送料)で年間購読料12000円なら、
非常にお得感があるかなー?と思い、早速振り込み、そして新聞来ました。。。


CAR or LEISURE 03
っで、早速届いた新聞ですが、
左がキャンピングカーショウで頂いた新聞で、右が郵便で来た新聞・・・・
(綺麗に折られているとか、そういう問題では無く。。)
メッチャ薄いんです。。。。。。。。。。。


しかもキャンピングカーショウで無料配布されていた新聞は
キャンピングカーの内容がてんこ盛りだったので、
これは参考になると勝手に思っていたのですが(汗; 、
配達されて来た新聞の内容ときましたら
4分の1は広告?キャンプの記事は非常に少なく、
しかも超スポーツカーって私からはカテゴリー違い・・・・

あれっ?これならベストカー(雑誌名)のが違う意味で内容濃い???

正直、騙された感があるのですが、
まぁ私が勝手に思い込み、認識が間違っていたんでしょうね(大汗;

CAR or LEISURE 02
拡販を最初から躓(つまず)いた感がありますが(汗;
気長にやっていこうと決意!!!

あと、ブログへの書き込みのペースですが少し落とさせて頂きます。

ポリhot関係がことのほか忙しく、ちょっと頑張らなくてはと思っています。

ポリhot販売や販路拡大の為にやることが多いのなんのって・・・・・

やっとこさ様々な試験や、コールマンVSも終了して、
(喉に引っかかっていた骨が一年越しで、やっと取れた感じです)
販売に向けて本腰を入れられる体制になって来ましたので
少しだけ集中しようかと思っています。


あっ!、書き込みが1ヶ月毎とか、そういう意味ではありませんよ。。。。

ネタがあったら書き込みますが、先ずはポリhotを販売に漕ぎ着けないと
いけないからです。

あと、まだ販売もせず(汗; テストばかり繰り返していたポリhotを
更にムフフになるように出来ないか(拡販の為の修正)試行錯誤しています。


そのことも、そのうちUPしますので宜しくお願いいたします。
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[ 2015/03/30 07:13 ] その他 | TB(0) | CM(0)

アウトドア温水器比較テスト 6

さー、最後テストとなります。

あれ?最後って
自作五徳バーナーも含めた三つ巴バトルはどうしたの?と思われそうですが、
多分ラウンド1から推測すると、コールマンと時間的に同等か(熱交換部性能は上位ですので)
それ以上の好結果が出ることが予想出来たのであえて試験はしないことにしました。

いや一番の理由は、自作五徳バーナーは今後テストを1年は繰り返すつもりでいますので
目先の販売としてはカセットフーエコⅡが一番現実的と判断し、
あえて外しても良いのではないかと考えました。


2デバイステスト-19
写真のようにプロパン入り混合缶をセットしました。

このカセットコンロ実験で一番の焦点(というよりメチャ気になっている部分)は
プロパン入り混合缶を使用してカセットフーエコⅡが果たしてパワーアップするかでした。

何故なら一応レギュレターらしき物が装備されていて、2500Kcal以上でるのかな?
という大いなる疑問があったからです。


前回のテストからノルマルブタンに対して1.33倍の出力が認められた
プロパン入り混合缶でしたので、もしそうなら3300Kcalの火力が出る計算になります。

ですが、缶が冷え切って出力低下の方向は理解できますが、レギュレター装備で
圧力が高い方はどうなの?と思っていました。


今回はそれが明確になるテストだと思っています。

既にポリhot,super熱交換部はコールマンに対してアドバンテージがあるわけですから
テストする理由は私の中ではあまり無いわけで、
今回の実験の趣旨はそれだといっても過言ではありません。


2デバイステスト-03
前回同様、340gをピタリと指しています。


2デバイステスト-07
水温は8.8℃を指しています。(CB缶数字も確認)

最初、実験したコールマンとほぼ一緒です。
****************************
気温11.0℃ カス缶初期温度12.0℃ ガス缶340グラム 
ポリタンク内水量10リットル 水温8.8℃ 計測時間10分
****************************

2デバイステスト-20
今回は途中経過を入れず、淡白に10分後からレポートです。
ポリタンク底の水温は39.3℃と、ラウンド1に比べると少し高い水温です。

2デバイステスト-21
っで、いつもの如くポリタンクを振ってポリタン内水温を一定にしますと
41.9℃になりました!

んっ?? 41.9℃って、前回41.2℃ですのであまりかわりませんよね?

2デバイステスト-22
っで、量りでCB缶を計測してみますと平均304gとなっていました?????

元の重さが340g - 304g = 36g ?????????

ノルマルブタンのテスト時、349g - 313g = 36g でしたので全く変わらないということになります????

いや、多少の計測誤差はあるでしょうが、それでも5gや6gという量り間違いでもなく
殆ど1g程度の僅差だったということは間違いありません。。。。

ビックリしましたがイワタニさんのカセットコンロ用レギュレターって
そんなに精度が高いのでしょうかね?

そもそもCB缶温度が高温になり、マグネット式ガイド受けから外れるような設計になっているのと
ノルマルブタンの噴射圧力(蒸気圧)に対して、
100%イソブタンやプロパン混合CB缶の両者噴射圧力が約1.3倍程度と
メーカーにしてみますと把握した計算の範囲内ならば、
全てを含め、それに対応したレギュレターも製作可能でしょうから、
十分に調整の範囲ないなのかもしれませんね。


あと昨日(ラウンド1)に比べ外気温が
1.6℃低かったのがCB缶に影響したのかもしれません


たかが1.6℃、されど1.6℃ということでしょうか?

ではガス消費量が同じとした場合、前回は41.2℃に対して今回は41.9℃で
何が違ったのかといえば、nブタンとプロパンは質量に対して消費カロリーは
殆ど同じなのですが、それでも1.02倍高く、それを計算しますと
42.3℃程度になりますので誤差も含め、41.9℃はおおよそ当たっていると思われます。


今回の結果から100%イソブタン・プロパン混合CB缶をカセットコンロで使用する場合
高火力は殆ど期待できず、あくまでドロップダウン(火力低下)対策と思ったほうが良いかもしれません。

個人的にはこの寒い時期(っといっても気温10℃前後)は、
プロパン混合CB缶は使用せずともある程度理想のお湯は出来る結果が出ています。

ラウンド2で一応コールマンも10分動作したということで、熱交換性能の比較が出来ます。
コールマン       340g - 292g = 48g使用(プロパン混合缶) 47.2℃
カセットフーエコⅡ 340g - 304g = 36g使用(プロパン混合缶) 41.9℃

48g - 36g = 12g という差が出ました。

もしポリhot,super + カセットフーエコⅡで48gのガスを使用すると
計算上52.9℃になりますので、その差52.9℃ - 47.2℃ = 5.7℃です。

これは「 アウトドア温水器比較テスト 2  」で書かせてもらいました、5.2℃に近いことから
改めてコールマンとポリhot,superの熱交換部性能差が明確になったということになります。

アウトドア温水器比較テスト 5

昨日(ホット・ウォーター・オン・デマンドの実験)の続きです。

2デバイステスト-10
写真を見ますと、おおよそ平均で292g(アナログメーターで正確でないので何回か乗せた平均値)
を指しています。

今回は一応10分は計測出来たおかげで解ったことがあります。

自作五徳バーナーは液出しで最初はロスがあったので正確なことはわかりませんが
カセットフーエコⅡは最大出力が2500kcalとしてブタンですが313g消費しました。

カセットフーエコⅡ 349g - 313g = 36g使用(ノルマルブタン缶)
コールマン       340g - 292g = 48g使用(プロパン混交缶)


プロパンはnブタンに対してグラム単位の熱量は超僅差ですが1.02倍です・・・

あくまで「仮に」です。

カセットフーエコⅡが全開2500Kcalとして
48g ÷36g = 1.3333333333333333倍

(2500Kcal × 1.33333333333) × プロパン約1.02倍 = 3399.99Kcal


ホット・ウォーター・オン・デマンドをテストした気温(11度)でプロパン入りCB缶で使用すると、
(プロパン30%+ノルマルブタン70%と言われています)
約3400Kcalの火力しか出ないということになるのではないでしょうか?

これはあくまでカセットフーエコⅡが正確に2500Kcal出ていると仮定しての話です。

ですが、この時期ですのでカセットフーエコⅡといえど、2300Kcalしか出ていない可能性もあり
(本当は外気温からある程度の計算は可能ですが・・・・・・・)
そうすると3200Kcalとなるわけで8900Kcalには程遠い結果となりました。

ただプロパンとnブタンの蒸気圧の差を考えれば妥当なのかもしれません。

それと一番驚いたのはST-760は100%イソブタン缶とほぼ同じ蒸気圧だということです。

今回のテストでいろいろなものが見えてきて、皆さんにも参考になると思われます。

やはりCB缶では事故防止の為それ以上内部圧力が上がらないよう
あえてしているのかもしれませんね。


これを総合するとCB缶では100%近いイソブタン仕様の製品を使用するのが得策な気が致します。

ホット・ウォーター・オン・デマンドを国内製品で最適(簡単購入)に使用する方法として
OD缶でプロパン30% + イソブタン70% というものがあったと思いますので
価格は少々お高いですが、それが一番良いかもしれませんね。


後は5kgや10kgプロパンを直接ガスホースで繋げる方法ですが、
これはコネクションがないと無理だと思われます。
例えば、ご家庭でプロパン契約されている方、もしくはキャンピングカー所有の方などです。

一番良いのは純正品をしようすることですが・・・・・・・・

因みにカセットフーエコⅡが今回のように48g消費した場合、
水温は52℃に達する計算になりますので


カセットフーエコⅡ52℃ - コールマン47.2℃ = 4.8℃
ポリhot,Superに軍配が上がりました。

やはりラウンド1の結果同様、
「 アウトドア温水器比較テスト 2 」←クリック
//////////////////////////
これを質量から計算しますと、
ホット・ウォーター・オン・デマンドが311gで水温約37.9℃に対し
ポリhot,super+カセットフーエコⅡで311g換算で43.1℃と5.2℃も水温が高いことになり、
/////////////////////////
と数字上、誤差の範囲で

アウトドア温水器比較テスト 2 同様ホット・ウォーター・オン・デマンドは
ポリhot,Max同程度の熱交換部性能ということになり、
熱交換性能だけに関してはポリhot,Superの優位は揺るがない結果となりました。

続きます。

アウトドア温水器比較テスト 4

さー、ラウンド2です。
今回はバンバン水温上がってください的な気持ちで始めました。
じゃないと比較にならないです。。。。。

2デバイステスト-01
今回はSOTOさんのプロパン混合缶(ST-760)を使用します。

プロパンが約30% + ノルマルプタン約70%入っているといわれています。

今回は10分以上持つだろうと想定し、10分後と15分後の水温を測定いたします。

前回のことを踏まえ、慌てず写真もしっかり撮りたいと思います(汗;

2デバイステスト-02
いいですねー、ピッタリ340gとなっていますね。

このプロパン入りは普通のCB缶と違い10g少ないんですよね。

2デバイステスト-05
慣れきたので数字もちゃんと正面に。。(汗;

あぁー、温度調節ノブがありません・・・・・・

2デバイステスト-04
テストはラウンド1の翌日に行なっているのですが、この日は気温が11℃と昨日より少し低めでした。
但し水温は昨日より、0.1℃程高めです。

2デバイステスト-11
温度調節用ツマミはそのうち直すとして、、、いやこれ以上分解するかもです(汗;

****************************
気温11.0℃ ガス缶初期温度12.0℃ ガス缶340グラム 
ポリタンク内水量10リットル 水温8.8℃ 計測時間10分
****************************

2デバイステスト-15
それでは点火しテスト開始です。

相変わらず、水の勢いは素晴らしい!

っといっても、これに風呂ポンプ使用したら同等かもう少し強いかもです。

2デバイステスト-16
やはりプロパン混合だと炎の勢いが違うようで、
みるみる水温が上がっていきます。

4分39秒で38℃となかなかどうして !

このホット・ウォーター・オン・デマンドの強い水の勢いですと、
ポリタンク内の水は十分に攪拌(かくはん)され上下でほぼ一定となっていますので、
この表示されている水温がポリタンク内の平均水温と思ってくださっても結構です。

2デバイステスト-12
8分30秒で45.8℃となかなかの勢いです !

ただ私が製作した、自作五徳バーナーをプロパン混合で使用したら
このくらいの水温は行きそうなので(いや、それ以上行くかも・・・)
凄い感動が無いというのが正直なところです。

さー!、このまま10分に突入し、15分の結果も楽しみにしていいたのですが・・・・・・・

2デバイステスト-13
あのペースで行っていたら50℃を超えるのかと思っていましたら、
9分58秒で、ふなっしー がプシャーとでも言う様な音がして、
写真の10分で47.2℃と表示。

前回似たことを7~8分で経験していて
更に「プシャー」とか効果音のような音が追加(汗;

瞬間に理解したのはCB缶内のプロパンが全て無くなったのでは・・・
・・・でした


その後水温が何故か?上昇しなくなりました???

2デバイステスト-14
約10分で火は消えました?が、その後スイッチを切らずに11分位まで自然循環させて
ホット・ウォーター・オン・デマンド内の少ない熱気を絞り出して
ポリタンク内の水温は47.9℃を最終結果に!!

正規計測結果としては10分で47.2℃となりました

ん~、15分後の計測が出来ませんでした。

ネットでイソブタンで駄目ならプロパン混合を購入とか文章を見ますが、
この時期は駄目なんじゃないでしょうか?


ST-760を気温-8~-10℃で使用し問題ありませんでしたとネットで見たことがありますが
500ml(ミリリットル)など少量の水を沸かす短時間な場合と推測出来ます。

※今回の結果はあくまで私が独自に実験をし、出た結果ですが
  他所で近い実験をし、気候・気圧差・火器個体差などで
  同結果になるかは分からないことを付け加えておきます。

今回のことでよく分かったのですが、プロパン混合といっても
ノルマルプタンとの混合ではホット・ウォーター・オン・デマンドを使用する場合
この時期は意味がないことが分かりました。


ガス流量が多く一気に消費してしまう為に直ぐプロパン燃料が無くなり
更に圧が若干強い分、缶冷却を促進してしまうのでしょう。

2デバイステスト-17
使用後の缶を見ると分かりますが、薄く氷の膜が(汗;

温度を計測してみましたら-3.5℃~-4.0℃と冷たっ !

ガス缶内では、おそらくプロパン圧力で押してプロパンだけが引火して
最後はその押していたプロパンすらなくなってしまったので
プシャー」などと音がした後、引火せずガス停止に陥ったのだと思います。


こうなるとこのような条件でどうしてもCB缶を使用したい場合、
イソブタン100%近くのカセットガス缶が一番良いことになるかもしれませんね。


前回も踏まえ、ホット・ウォーター・オン・デマンドはやはりプロパン専用であり、
仮にCB缶で使用するのなら春先はちょっと難しく、6月以降・
夏・初秋の約2.5シーズンでイソブタン95%以上厳守ということになるかもしれませんね。


それでもどうしてもこの時期(気温10℃前後)にCB缶で使用したいのなら
イソブタン95以上%厳守で複数本用意し
8分ごとに少し暖めた(常識の範囲で)CB缶を
差し替えて使用することになると思います。


※注意=ホット・ウォーター・オン・デマンドはUSプロパン専用です。

気温が0℃に近ければ
ホット・ウォーター・オン・デマンドはまず使用は無理で

ポリhotをイソブタン100%CB缶で使用がベストかもしれませんが、
(※メーカーは指定品以外のCB缶は保証外となります)
カセットフーエコⅡスペシャルエディション(汗; 、や
最近ご紹介しています自作五徳バーナー仕様なら
安価なノルマルブタンでも使用可能だと思います。


この後、テスト結果の長文になりますので、
明日直ぐに続きます。

アウトドア温水器比較テスト 3

さー次はラウンド1の最後のテストです。

3デバイステスト-23
本当はラウンド1と書けば、3者(3台)三つ巴の戦いで、
本来3台同時ににテストしないといけないのですが、テスターは私一人で
ポリhotも1個、しかもポリhotは2度使用しますので、
2回目の実験の為に冷やしてから行わなければなりませんので勘弁して下さい(汗;

3デバイステスト-21
気温などは余り変わらない(室内の為)のですが、日が落ちたせいか(午後6~6:30時頃)
水道から出てくる水温は更に低く条件が悪くなっていきます。

3デバイステスト-22
缶のセッティングはこのような感じ・・・・

ん? 缶が②で間違っています(大汗;

危ない所でした!

3デバイステスト-24 3デバイステスト-25
早速、CB缶を③に取り替えます。

但し間抜けなことにマジックインキが正面を向かない裏側に書いてしまった為
見づらくて大変申し訳ありません(汗;

今回の条件です。
****************************
気温12.6℃ カス缶初期温度13.4℃ ガス缶349グラム 
ポリタンク内水量10リットル 水温8.6℃ 計測時間10分
****************************
です。

3デバイステスト-26
早速、点火致します。

CB缶内で気化させず、液体燃料をそのまま出す仕様ですので、
点火したてはヒートパイプが冷えていて火が安定せず、
その為この時期ですと最初は微量の液状ガスが噴出しガス臭いが致します。

これが室内では絶対に使用出来ない理由にもなります。

写真でも炎が均一に出力されておらず安定しないのが分ると思います。

その為にバルブを全開に出来ません!!!

3デバイステスト-27
写真のように炎が安定し始めたのは、2~3分後くらいでした。

さーやっとバルブを全開に出来ます。

それまでは水温上昇に、もたつきを感じましたが、
全開になってから見る見る水温が上昇していきます。

3デバイステスト-28
9分28秒でポリタンクの底は40℃に達しました。

ですが、ホースからチロチロ出ているお湯はかなり熱いです。

3デバイステスト-29
写真はぼやけていますが、約10分で41.5℃とかなり期待が持てます。

さー、ポリタンクを振ってお湯の温度を一定にすると !

3デバイステスト-30
来ましたね ー !

上層部のお湯がやたらと熱かったので、良い結果が出るとは思ったのですが、
45℃まで達しました。

最初の2~3分が全開に出来ず残念でしたが、
能力的には最初からバーナーが全開なら10分で50℃以上行っていたかもしれません


3デバイステスト-31
燃料消費は44グラムでした。

前回のカセットフーエコⅡが349g - 313g = 36g に対して
今回は44gでしたので差は8gということになります。

仮にカセットフーエコⅡがイワタニさんを信じて(汗;、2500Kcalだとすると
このカスタム五徳バーナーの火力は計算上3050Kcalということになります。

因みにポリhot本体に取り付けたヒートプレート仕様の効果でCB缶は
平均15.6℃と外気温より、ほのかに暖かい程度で、全く危なげない状態を記録していました。


そのおかげもあって更に安定してお湯が出来たのかもしれませんね。

このお寒い時期に改造カセットフーエコⅡといい、このカスタム五徳バーナーといい
ポリhot使用でノルマルプタンでこの圧倒的な安定性、、、、素晴らしいですね。

長年試し続けた結果だと思っています。

さー、次はラウンド2でプロパン混合缶を使用しての実験です!
///////////////////////////////
ラウンド2は

ポリhot,super + カセットフーエコⅡ
ホット・ウォーター・オン・デマンド

同条件下で2種類のテストを行なっていきたいと思います。

アウトドア温水器比較テスト 2

3デバイステスト-12
さて、ラウンド1の2回目はカセットフーエコⅡです。

ポリhot関係の水循環には定番の100V駆動風呂用ポンプを使用します。

3デバイステスト-13
ちゃんと数字を確認してみて下さい。

あとアンフェアのようですが、
今回はこのカセットフーエコⅡはスペシャルエディション仕様です(大汗;


いや試してみたら、具合が良かったので採用しているのですが、
CB缶用ヒートプレートを少し改造しています。


写真をよーく見ると分りますが、ガラス入り耐熱シートでヒートプレート下面をカバーし、
更にアルミのヒートプレートを追加し、多方面に温度がよく伝わるように改造致してあります。

元々ノルマルブタン前提のカセットコンロで
ヒートパネルが標準装備されていますので簡単に改造可能でした。


さてそれによる危険性ですが、この時期ですと皆無といっても過言ではありません。

改造ヒートプレートにしてもテスト運行中、
カセットボンベ各所の温度を計測してみましたが、
一番熱のある部分で15℃(内部で気化した上部一部)で
一番冷たい所(底のガス噴出し付近)は5℃以下と冷え冷えでした(汗;


但し、寒い時期は良いのですが、
この仕様で夏に使用し危険を伴う可能性もありますので、
この改造は推奨するものではなく、あくまで実験と割り切って捉えてください


危険性を考慮し、私もこまめにCB缶の温度計測を行いながらテストを実行致しました。

あと知らない人もいらっしゃると思いますので書いておいたほうが良いかな?

他メーカーと違いイワタニ製カセットコンロはカセットガスをセットする際
マグネット式の容器受けガイドにカセットボンベを取り付けます。


何故マグネット式になったかといえば、万が一カセットボンベが高温になり
缶内の圧力が高くなり過ぎた時に、内部ガス圧力でカセットボンベが
容器受けガイドから外れ火が消える仕組みになっているそうです。


よく分かりませんが特許がらみで他メーカーは出来ないのかもしれませんね。

圧力感知安全装置やポリhotにとって理想の内炎式バーナー装備などが
ある為、カセットフーエコⅡを推奨しているわけです。


カセットボンベを容器受けガイドにセットする時、昔は機械式の
あの「ガチャッ」という音と共に取り付く安心感があったのですが、
イワタニさんの安全機構をしってから、逆にガチャの機械式取り付け方法が不安に・・・・・・


ヒートープレートを改造していますので、
万が一の場合はガス缶がチャカッと外れること期待して・・・・(なんつって(大汗;

まぁ、いろいろ書きましたが実験の為の措置で、あくまで自己責任で行っています。

3デバイステスト-14
最初の写真の水温は8.8℃でしたが、セッティングをしているうちに8.7℃まで低下。

今回の条件は。
****************************
気温12.6℃ カス缶初期温度13.4℃ ガス缶349グラム 
ポリタンク内水量10リットル 水温8.7℃ 計測時間10分
****************************


3デバイステスト-15
さて、点火いたします。

流石にホット・ウォーター・オン・デマンドと違い
バーナー火力が弱い為、出だしの温度上昇は鈍いです

3デバイステスト-16
いきなり10分時の写真ですが、38.7℃と表示されています。

これを見て40℃は行かなく残念と思うでしょうが、
ポリhot,superで使用している風呂ポンプが1.9リットル/毎分とチロチロで
温度計センサー部がポリタンクの底に付いていましたので、
お湯といっても冷たい底の層で38.7℃と表示されていただけで。。。。。


ポリタンクのお湯をかき混ぜると・・・・・・・・・・

3デバイステスト-18
41.2℃となり、今までの実験で水温40℃までが約18.5~19.5分でしたので
カセットコンロは改造いたしましたが、一応計算通りとなったわけです
(汗;

低価格なノルマルブタン缶を使用し、お湯もしっかり出来るこの仕様は最高だと思っています。

コールマンと違い、ボンベ燃料が無くなるギリギリまでお湯を作ることが出来ます。

ノルマルブタンで、ずーっと試験してきて良かったです(涙

3デバイステスト-19

ガス缶の重さですが平均で約313グラムのところを指しています。

前回ホット・ウォーター・オン・デマンドが311gで水温約37.9℃(7~8分)で
今回ポリhot,super+カセットフーエコⅡで313gで41.2℃と若干条件は違いますが
グラム単位でみてもポリhot,superの高効率が分ると思います。

これを質量から計算しますと、
ホット・ウォーター・オン・デマンドが311gで水温約37.9℃に対し
ポリhot,super+カセットフーエコⅡで311g換算で43.1℃と5.2℃も水温が高いことになり、


正に「 コールマン・ホット・ウォーター・オン・デマンド分解 その1 」で書いたように
ホット・ウォーター・オン・デマンド熱交換部ポリhot,max(2個仕様)と同程度の性能だということになります。

この差はプロパン混合缶でも出るか検証していきます。

続きます。

アウトドア温水器比較テスト 1

さて今日からポリhot,Ver2.0とホット・ウォーター・オン・デマンドの
温水対決をしていきたいと思います。

これら全てのテスト風景は5~6回に分けて詳細をお届けいたします。

前回お知らせしたとおり

ポリhot,super + カセットフーエコⅡ
ポリhot,super + 自作五徳バーナー(CB缶ヒートパネル付き)
ホット・ウォーター・オン・デマンド

という条件で行います。

テスト条件ですが、しょっぱなは
ホット・ウォーター・オン・デマンドには全くもってして不利過ぎる方法からです(汗;


それはノルマルブタンのCB缶を使用し行います。

この季節にノルマルブタンのCB缶はホット・ウォーター・オン・デマンドではタブーなのですが、
ポリhotは災害時を想定して一番入手し易く低価格なノルマルブタン缶で長年テストを行って来ていますので
先ずはこちらの土俵から実験を行ってみたいと思います。


ですがラウンド2ではプロパン入りのCB缶でもちゃんとテストを行いますので
ご安心下さいませ。


ただ100%プロパンのテストは行ないません。
日本では正規契約者様でないと入手するのが大変なのと
そもそもポリhotは現在CB缶仕様の製品しか対応していませんので
比較テストが出来ず、カテゴリの違いすぎる比較は難しいと判断しました。


CB缶以外はホット・ウォーター・オン・デマンドが有利な方法で試験を行います。

ホット・ウォーター・オン・デマンドが有利とは、
ポリhot,superは基本20リットルのお湯をカセットコンロで作ることを想定しています。


ポリhotは2500Kcal前後と低火力でそのことを実現しようとしていますので
おおよそ1回が17~20分でコンプリートすることを想定しテストしてきました。


今回は設定時間を10リットル/10分とし、その間に何処まで温度が上がる実験するのですが、
ポリhotは熱交換部以外にも外装カバーがある程度暖まることにより
更に温度上昇に拍車がかかります


それが丁度10分後くらいからですので、
ポリhotエンジンの暖気が終わった(5分~8分)ところで実験が終了してしまいます


ラウンド2ではプロパン入りのCB缶でホット・ウォーター・オン・デマンドは
圧倒的に有利になると推測いたします。

そもそもテスト時間を10分と決めたのは、
ラウンド1は100%ノルマルブタン缶で、ラウンド2では30%プロパン入りのCB缶と考えていて
後半のプロパン入りのCB缶内のプロパンを使い切るのに11~13分と想定して10分としました。


あと100%ノルマルブタン缶はホット・ウォーター・オン・デマンドでは
CB缶温度がマイナスになり10分程度しか持たないだろうと予想したからでもあります。


この実験ですが、ポリhot関係は過去の例からおおよそ分るのですが、
やはり同日同条件というのが日々環境に左右される製品にとって大切だと思います。

3デバイステスト-01
マジックインキで数字の書いたノルマルブタンのCB缶があります。

これだけ字が汚いと、ごまかしようがありませんよね(汗;

CB缶は全て新品です。

3デバイステスト-02  3デバイステスト-03  3デバイステスト-04
新品だという証拠に量りに載せましたが全て349グラムの位置を挿しています。

本当は350グラムなのですが、量りが悪いのか?1グラム少ない・・・・・(汗;

先ずメインイベントとも思えるホット・ウォーター・オン・デマンドからテストしていきます。

3デバイステスト-07
汚い文字が間違いない証拠です(汗;

3デバイステスト-05 3デバイステスト-06
ポリタンクとホット・ウォーター・オン・デマンドの位置関係はこのように。。。

写真でも分るよう(見辛いかな?)に正面の温度調整ノブ(ツマミ)がありません(大汗;

結局、ノブがグラグラで最後まで回しきれないとテストにならないので外してしまいました(汗;

ポリタンには正確に10リットルの水が入っています。

3デバイステスト-11
水温は8.8℃と表示されています。

改めて、条件を書きます。
****************************
気温12.6℃ カス缶初期温度13.4℃ ガス缶349グラム 
ポリタンク内水量10リットル 水温8.8℃ 計測時間10分
****************************
です。

ではスタートします!

3デバイステスト-08
この高低差だと本当に申し分のない流量ですね。

3デバイステスト-09
水温もみるみる上昇していきます。

1分40秒で35℃を示しています。

ですが、6分くらい過ぎから温度上昇が鈍くなってきて、
その後7分から?、8分にならないくらいで「ブシュー」という音と共に水温が上がらなくなって、
コールマン本体から、カチカチカチカチとスパークする音が!!!!!!!


初めてのことにプチパニックになった私は、その後の水温写真を撮り忘れ(汗; 、
何が起きたか考えている内にタイマーが10分をさしたので、ストップ。。。。。。。。。


その時のポリタンの水温は37.9℃を示していましたが、それすら写真に取り忘れるくらい
動揺していました(汗;

最初、さっぱり理由が分らず約1分たってから「あれ?、缶が凍った?」と思い、
缶温度を計測してみますと、-0.8℃を示していました。


なるほどねー、7分から8分行かないところで缶が凍って火が消え、
それで点火プラグが作動したのですが
点火せず、ガス供給がストップしたのですねーーーー


ノルマルブタン燃料で、せめて10分くらいは動作するよう願っていたのですが
それすら持ちませんでした。

3デバイステスト-10
CB缶を計測してみましたら、311グラムとなっていました。

349g - 311g = 38g を消費したことになります。

本当はホット・ウォーター・オン・デマンドに缶を暖めるヒートプレートが付かないか
検討したのですが、どうやっても付きそうになく断念いたしました。

結局この時期はノルマルブタンでは7分程度が限界で
使用には耐えられないということになりました。
(まぁ、当然なのですが・・・・・・)

やはりプロパン専用ということなのでしょうが、
ラウンド2のプロパン入りCB缶テストに期待して下さい。

続きます。

コールマン・ホット・ウォーター・オン・デマンド分解 その2

C社より熱交換性能が高いポリhot,Ver2.5販売は こちら ←クリック

今日最初は熱交換部検証からではないですが、
今から紐解くことにより何故ホット・ウォーター・オン・デマンドが、
現熱交換部仕様になったのか理解できると思います。

ホットオンデマンド10
付属の電動ポンプですが、6V駆動のようです。
結構パワフルな流量が可能です。

この電動ポンプに取り付いている写真の水ホースがメチャクチャ堅いんです。。。

カッチカチとまではいかないのですが、何でこんなに堅いの?ってくらい堅く感じられるのですが
熱湯を通してみますと程よい柔らかさになるので、あえてこの堅さを選択したのだと思います。

ホットオンデマンド11
ホット・ウォーター・オン・デマンドは直接電源からモーター駆動は出来ません。

写真は車のシガーライターからと家庭用コンセントから6Vバッテリーに充電する形になります。

ホットオンデマンド12
100VのACアダプターはアウトドアで使用出来ないので理解出来ますが、
せめて車のバッテリーからの直接駆動は可能にして欲しかったですね。

因みに写真のACアダプタではダイレクト駆動をするのに出力が足りず、
あくまで充電用です。

ホットオンデマンド13
ポリhot,superと並べて見ました。

最初に6V駆動の電動水ポンプが流量がとてもパワフルと書きましたが、
ホット・ウォーター・オン・デマンドの熱交換部がスカスカのおかげで
流量がパワフルなだけです。


ポリhotの様にキャンプ用バーナーやカセットコンロの小さなサイズを合わせ、
災害時出来るだけ少ない燃料で、高効率最優先で熱交換を実現するために
小さな平面積で熱交換部を集中させるような仕様にしますと、
どうしても水の圧力損失が大き過ぎて流量が犠牲になります。


ホット・ウォーター・オン・デマンドはスカスカで不効率な熱交換部ですが
それを火力で補う為に9000Kcal近く(但しプロパン使用のみ)まで高めています。


熱交換の損失が多い為、燃料消費量はかなりのものですが、
そのかわり水の流量と水温を稼ぐ手法として、ある意味理に適っているでしょう


因みにノルマルブタンやイソブタンをホット・ウォーター・オン・デマンドで使用した場合、
火力は半分以下(4000Kkalも出ないかもです。)と推測されます


もしホット・ウォーター・オン・デマンドがポリhot,superと同程度の熱交換部性能でしたら、
先ず電動ポンプは今の3倍のパワーが必要ですし、当然バッテリーも3倍、基板も対応の製品と
ボディーも更に大きくなり、熱交換部だけでは無く、様々な部分の強化が必要で、
それを考慮すると価格は熱交換部の1.5~2万円ではなく、
その他も合わせ3万円以上高価になり実売価格は7~8万円だったかもしれませんね。


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次回は、ポリhot VS ホット・ウォーター・オン・デマンドです。

ポリhot,super + カセットフーエコⅡ
ポリhot,super + 自作五徳バーナー(CB缶ヒートプレート付き)
ホット・ウォーター・オン・デマンド

同条件下で3種類のテストを行なっていきたいと思います。

私もホット・ウォーター・オン・デマンドのテストは楽しみですし
皆さんも気になる製品の一つですよね!

続きます。

コールマン・ホット・ウォーター・オン・デマンド分解 その1

C社より熱交換性能が高いポリhot販売は こちら ←クリック

タイトルに分解と書きましたが、
あくまで熱交換部の表面的な検証です。

ポリhot,superとの違いの検証です。

ホットオンデマンド01  ホットオンデマンド02
先ず開けてみてビックリしたのが燃料噴射のノズルです。

写真で分かりますかねー?

六角ネジの先端に小さな孔が開いた噴射ノズルですが、
ここら辺は中国製と変わりませんが、その数です!!!

ヒャー、、、9個も付いちゃってます!!!

えっ? これって普通の湯沸かし器と一緒? って思ってしまいました・・・・

ホットオンデマンド03
構造は何処にでもある瞬間湯沸かし器の構造なのですが、
てっきり噴射ノズルはアウトドア用ですので5個程度だと思っていましたら、9個とか(大汗;

丸いガイド孔が9個ありますよね?

ホットオンデマンド04
この写真も分かりづらくて申し訳ありませんが、
バーナー部分の形状と大きさから推測するに、1個のノズルに対して、おそらく1000Kcalはあると思われます。

要するに1000Kcalのバーナーが9個!!!!!!

ファーッ!!!、熱交換部はともかく、火力は全く勝負になりません。。。。。。

カセットフーエコの火力は2500Kcalですので、ぬぁんとと3.6倍・・・・・・

ホット・ウォーター・オン・デマンドをネットで検索すると、何処にも火力数値が出ていませんでしたので
あっても5000Kcal程度だと思っていたのですが、推測9000Kcalとか困っちゃいました。。


で、購入した時の手元の説明書などに火力の記載を探したのですが、
全然見当たりません。

そうしたら本体裏側シールに「30000BTU/h」と書いてあるではありませんか!!

これをKcalに換算すると約8900Kcalになりますので、
私が構造から推測した数値に近いと思います。

但しこの構造で8900Kcalを出そうと思ったら相当のガス流量が必要で
あくまでプロパン使用時の数値であって、ノルマルブタンやイソブタンでは
到底この数値にはなりません。


アメリカならいざ知らず、日本でプロパンを使用するとなると
ご家庭で既にプロパン使用の契約者や、コネクションがある人は良いですが、
一般の人の入手は困難を極めます


特にキャンピンカーではない一般ユーザーのプロパン燃料入手が厳しいのでしょうか、
私の所にも何故か?カセットガス缶(CB缶)用製品を製作して下さいと問い合わせがあります(汗;

( キャンピングカー所有者に対しては近年規制が緩くなったとも言われています(噂 )

しかも仮にプロパンガスを購入出来ても業者様によっては
CB缶と同程度かそれ以上の価格の場合もあるとか?

日本国内ではプロパンは非常に使い辛い仕様であるのは間違いありません。

ホットオンデマンド05  ホットオンデマンド07
熱交換部の銅部材を検証してみましたが、
これですと現在販売予定の無いポリhot,Ver2.0単体(1個仕様)の1.2倍程度の量になると思われます。

熱交換部に関してはポリhot,superにアドバンテージがあるようです。

ホットオンデマンド06  ホットオンデマンド08
但し写真では分かり辛いかもしれませんが
写真奥に見える銅パイプに熱の伝達を早めるフィン(羽)を使用していますので
おそらくポリhot,Ver2.0単体(1個仕様)の1.8倍程度の性能があると思います。

もっと簡単に説明するとホット・ウォーター・オン・デマンド熱交換部は
ポリhot,max(2個仕様)と同程度か少し劣る程度だと推測されます。

但し何度も書いていますが、ポリhot,Ver2.0は開発の手は止めず、
今後もマイナーバージョンを上げていき、熱効率はコツコツ上げていきます。


ホットオンデマンド09
写真で見えているホット・ウォーター・オン・デマンドの四角い銅の箱に巻き付いている銅管を、
もう少しビッシリ巻いて、内部フィン付き銅管を更に2倍にすると
ポリhot,supersと同程度の熱交換部性能になると思うのですが
おそらく熱交換部だけで1.5~2万円程度高騰すると思うのと、
次回書きますが他の要素から、この程度が限界かもしれませんね!

続きます。

ポリhot Ver2.0 その49

カセットガス缶(CB缶)にどれだけ熱が伝わるか
「 ポリhot Ver2.0 その48 」の続きです。

ポリhot2-192
これは前回と同じ写真ですが、ヒートパネルに黒いマジックで
丸が描いてあるのが分かると思います。

ポリhot2-191
これも前々回の写真ですが、CB缶が乗るヒートプレートで
今回の実験では左側の熱が伝わりにくいプレートを使用しました。

ポリhot2-194
セッティングには3パターンありまして。
右から順に熱が伝わりにくい形になります。

この季節だと、一番右の「一番熱が伝わるセット」でも思っているほど熱は伝わりません。

ただ、上級マニア様専用とした製品であっても、実際に誰が触るか分かりませんので
本当はもう少し熱が伝わる仕様にしたいのですが、少し安全マージンを取っています。


因みに今回は図内の中間のセッティングで行います。

では結果です。
ポリhot2-195
室温は12.5℃で行っていて、45分経過したところでヒートパネルの温度計測をしています。

室温12.5℃でそしてこの仕様で45分も連続使用したら40℃の温水が約60~70リットルも出来てしまいますが
実験の為に少し長い時間連続運転をし、出来るだけポリhot本体を熱くしてみました。

この温度分布図(CAD図)を見られて、40.1℃で40℃越してるじゃん、
危ないジャンと思われるユーザー様もいらっしゃると思いますが、

ですがカセットガス缶自体は、いたって冷静で15~16℃程度です。

ハッキリいって、ヒートパネルでピンポイントで
例え50℃以上でもCB缶はそれほど熱くなりません。
そもそもそれ以外の場所は外気温12.5℃に晒されているわけですから。


やはり夏の熱~い車内や、暑い夏の炎天下など、缶全体が熱くならないと
そうそうCB缶全体の温度は上昇しません。

15~16℃とこれでも液体出し燃焼だからこの数字ですが、
CB缶内で気化し、送り出していたらおそらくこの仕様でも
CB缶は平均5℃位のヒエヒエになっているかもしれません。


私的には今回の机上の空論は結構上手くハマッた結果となったと思っています。

但し、気をつける最大の点は液体出し燃焼を行っていますので
絶対に屋内では使用してはいけないということです。

絶対にアウトドア行う。ということです

冬場はヒートパイプが暖まるまで2~4分かかりますので
その間は燃料が少し液体で出続けることになります。


そのせいで頭痛を引き起こすこともあります

ヒートパイプが暖まった後も
本当に微量(相当少ないですが)の液体燃料は噴出し続けると思っていてください。

ヒートパイプが上手く機能していたとしても、万が一の失火などはありますので
将来販売されたら、これに限っては「絶対」を厳守と思っていただけたら幸いです。

ポリhot,Ver2.0の販売に関して。

去年は本業が忙しく、寒い時期に出来なかったテストを1年遅れで行っていますが、
それは非常に大事な事だと思っています。

春や秋でもテストは可能ですが、そうなると計算など理論で想定するしかなく
実際のデータと乖離しても、精神衛生上ユーザー様にも自分自信にもよくありませんよね。


本来去年の5月頃に販売を予定していましたポリhot,Ver2.0ですので
大変申し訳ないと思っています。

あと、もう少しでテストが終われば、販売に漕ぎ着けたいのですが
流石に1年開いて時間があったせいで、その間仕様変更も考慮し
現在テストを繰り返しイメージが変化している部分も少なからずあります。


要するに出そうと思えば明日にでも可能と言いたい所ですが、
現在いろいろな意味で「仕様変更」を行っています(大汗;


その理由の第一は先ず価格などの問題からです。

本来200万円程度と思っていた金型の価格がザックリですが300万円近くかかってしまいました。

流石に趣味を通り越した(それでも趣味ですが)先行投資となってしまい、
200万円ならまだしも、それ以上になり、結果ポリhot販売価格に跳ね上がって来ています。
(跳ね上がるというより、販売前から赤字です。。。。。。。)

「 ポリhot Ver2.0 の販売価格 その壱 」でも書かせてもらいましたが、
*************************
もし年間5個なら 金型代300万円 ÷ 10年で50個 = 1個あたり6万円で
材料や加工もろもろ2万 + 金型費6万円 = 8万円(消費税別)  です。。。。。。。。。
*************************
とか、
大赤字もいいところで、人が良いというより、奇特なのもいい加減にしろ的発想でしかありません。

それはチトまず過ぎます。

それを吸収するべく、自社努力として販売の販路拡大をしようか検討しています。

そもそも、このブログも我が商品ご購入されたユーザー様達への感謝の気持ちで立ち上げたのが
経緯ですし、購入後サポートも含め様々な使用方法を掲載することを主眼とし、
出来るだけネット検索にもヒットしないようアウトドアのカテゴリに小さな製品開発の物語
アウトドアとは的外れと言いますか、かけ離れたネーミングにし、避けて来た感があります。


流石に今回はそのようなことも言っていられない感じになって来ました(汗;

もし数量が出れば金型代もペイ可能ですので、
金型代が回収さえ出来れば製品に載せていた金型代は限りなく「0円」に近くとも良いわけです。

現実には、数量が出ることによって金型メンテナンス代がかかりますので、
0円にはなりませんが、それでもポリhot価格を数千円お安く出来ますし、
お安くしなくとも、その分をマイナーバージョンUPで熱交換性能を高めることも出来ます。

その為に、キャンピングカーショップ、
マリンスポーツショップ(クルーザー・サーフィン・ジェットスキー・ダイビングなど)にも
販売をかけようかと検討しています。


もともとポリhotやポットhotは高額な為か、ヨットなど船舶所有、キャンピングカー
ジェットスキーなどのユーザー様も多い様です。

もしかしたら業者向け製品は少し価格を高く設定し、
その分熱交換性能を更に高い物にするかを検討しています。

(本当はそれがポリhot,Ver2.1~2.9だったのですが・・・)

その為、直ぐ出そうと思っていました一般ユーザー様向けポリhot,Ver2.0も
少しだけ仕様検討する為に出せないでいますことをご了承くださいませ。

あと話は少し変わり、熱交換部の銅管なのですが、
国内大手メーカーが銅管生産を止めている現実があり
昨日、業者から通達で、在庫が手元にあまりなく
ポリhot,super25個分程度で、その在庫が無くなった場合数ヶ月かかると言われてしまいました。


ん~~、石油価格は安くなれど、鉱物など原材料は世界的にも不足し、
更に国内生産では採算が取れないで、大手メーカー様が生産を中止しているそうです。

ポリhot,Ver2.0はそんな理由から受注生産にしようと思っていますので
その節は宜しくお願いいたします。

ジャパン・キャンピングカー・ショー 2015 その十(END)

さて、最後になりますが私が一番良い印象を持ったたブースです。

基本まだ私はテント派なのでその観点から見ているということを
ご理解の上宜しくお願いいたします。

JCCS2015-61
vehicleの最後の「e」が逆さになっていますがビークルと書いてありますね。
映画など見ていると英語でビークルという言葉が出て来たときは戦闘車両や
貨物車などですが、私がそんなのばかり見ているせい?

因みにショップ名は ユーアイビークル の様です。 ←クリック

このメーカー、キャンピングカーというより基本トランスポーターなパーツを販売しています。

JCCS2015-64
この車両1880×4840×2015と私が所有しているアルファードと外形寸法はさほど変わらないので
今までノーマークだったのですが、もの凄く広く感じます!

いや、四角を目一杯利用して実際広いのでしょうが、近くでマジマジと見てビックリ!
バンにありがちなナビシート後方スライドドア片開きではなく、
セカンドシート左右両方にスライドドアが付きます。

しかもカッコイイではないですか!

JCCS2015-65
身長が175㎝の私が横に寝ることは無理かもしれませんが、
いや無理すれば寝れそうですし(横最大170.5㎝あるそうです)、
女性や子供なら楽勝で寝ることが出来ますね!

これ縦に寝れば4人が余裕で寝れそうです。

荷物は一番下にいっぱい入りそうです!

これだと、スクリーンタープをメインにして、就寝時は車というのも有りだと思います。

オプションでFFヒーターもあり、少し位寒いのはモーマンタイ。

JCCS2015-62
トランスポーターながら車中泊可能なオプションも豊富です。

JCCS2015-63
レイアウトバリエーションも豊富そうで、
2人ならば、下段は荷物もドッサリ載せそうです。

私も自社製品のテストを考えるとこのレイアウトは非常に魅力的です(汗;

私だけが知らなかったのでしょうが、最初の頃(ドンダケ前の?)のハイエースに比べると
凄い進化をしているの共に、テント派キャンパーの心をくすぐるような仕様に
衝動買いしようかと思ってしまいました(大汗;

コールマン・ホット・ウォーター・オン・デマンド

C社より熱交換性能が高いポリhot,Ver2.5販売は こちら ←クリック

ポリhot2-198
近所のリサイクルShopにたまに行くのですが、
(アウトドア用品のテスト(壊すので)になる良いネタはないかと・・・・)
ありました!
コールマン・ホット・ウォーター・オン・デマンド(coleman Hot Water on Demabd)が!!!

実はテストしないといけないかなー?とネット通販物色していまして
4万円でと思っていたのですが、2万円以下でした!

完全なジャンク品(でしょ?)で、パネルのノブが何かグラグラ(大汗;

まず動作するかどうか(というよりテストだけはやりますので意地でも動かします。)確認して、
その後、熱交換部比較の為にブロークン(壊す)してしまうので、いいかと思い即購入。

正直、うちの商品と「似て非なるもの」なので迷ったのですが、
ユーザー様も気になる事なので、やはりテストはしないといけないかなーと?思いました。

似て非なるものとは、そもそもコンセプトが全く違うからです。

我が商品は災害時、自前もしくは支給されたノーマルのカセット缶(CB缶)などを使用し
カセットコンロを動作させ、限りあるエネルギーを最後の最後まで効率良く
絞り出すのが目的(省エネ最優先)で、結果趣味のアウトドアシーンでも安いCB缶を
効率良く使用するのに対して、
ホット・ウォーター・オン・デマンドは
日本では不可能な100%無垢のプロパン缶を使用し
いわば大排気量の車で全てをカバーしようというザックリ思想な製品です
(汗;

昔の話ですが、日本とアメリカのジャガイモ畑は同面積の場合、収穫量が日本の半分だったそうです。

理由は土地が広大、そして面倒いことが嫌いで、機械でジャンジャン不効率でも収穫し、
(おそらく当時機械性能が低かったのもあるのでしようか?)
それを広大な面積でカバーしていたということらしいです。

一方日本は、狭い土地を最大限に活用し、重箱の隅を突くような高効率で収穫する。

正にそんな発想で、ポリhotとHot Water on Demabdも同じ様でも対照的な製品だからです。

災害時、Hot Water on Demabdは電気も遮断されているかもしれないのに
充電しないと使用出来ませんし、プロパンなんて契約している人はともかく、
オール電化住宅や都市ガスの人には縁遠い存在です。


正にハッピータイムでないと使用不可な商品ですが、気になるユーザー様の為です!

テスト結果はまたそのうちに。。。

ポリhot Ver2.0 その48

さて、今日からまた実験です。

ポリhot2-192
前回から投入しましたニューギアと申しますか試験機ですが、
安全性や使い勝手、注意点も含め、五徳セットとして将来販売可能かどうか検討する為のテストです。

ただ我が社ではバーナー部分の販売は出来ませんが、
(トランギア正規品も国内では技適通ってないはずです。)
一部のマニア様限定、同意の元に五徳セットとして検討を考えています。

というわけで知識の無い初心者ユーザー様には販売は考えていないという
スーパーニッチな商品と考えています


先に書いてしまえば、実験した限り、何点かの注意点をご理解して頂ければ
初心者ユーザー様でも超簡単にサックリ使用出来てしまう製品なのですが、
念には念を入れてです。

ポリhot2-193
少し前にも書きましたがポリhotはカセットコンロ等で使用する為、
(ちょっと、この部分は大切なので繰り返し書かせてもらいます)
出来るだけコンパクト設計に徹し、結果マイナス面(デメリット)として
バーナー径・形状によっては熱交換部から垂れる結露水がバーナーに当たり、
失火・不完全燃焼を起こします。

それを回避する為にと理想的な燃焼方法と熱交換部に
干渉しない(結露水が回避できる)直径として選択したのが、
トランギア系のバーナーでした。

( 実験に使用したのはトランギアのパクリ品ですが(汗 )

因みにカセットフーエコⅡも結露水を回避できる構造になっています。

写真のようにバーナーの炎が熱交換部にしっかり当たっていますが
3重の熱交換部の一番外側(要するに外装カバーに一番近い外側の銅管)の銅管には
炎があまり届いていません。

これを見て頂けると分かるように、外装カバーには直接炎の熱が伝わっていませんので
外装カバーは間接的に熱くなることはあっても、この仕様だと炎により真っ赤になることは先ずありません。


そうなると銅管に殆ど熱を奪われ、バーナーに一番近い外装カバー部は
極端に熱くならないということになります。


このトランギア系バーナーは結露水だけではなく、それを狙ってセットしたわけです。

カセットフーエコⅡもほぼ同じ状態だと思ってください。

前回も書きましたが、こうなると3段の上の方の外装カバーでは30~40℃程度で
それがヒートパネルに伝わってガス缶に届く頃には更に10~15℃に下がり、
尚且つ外気温が5~10℃程度でしたらガス缶もその程度の温度になり
効果が薄いかもしれません。


前回、この仕様を見られてユーザー様はCB(カセットガス)缶の爆発を心配される人もと書きましたが
私は逆と書いたのは正にこのことです。


今後の実験で外気温がどの位の温度まで大丈夫かを繰り返しテストして行きたいと思います。

あらら、テスト結果を貼ろうと思ったのですが、横道にズレてしまいました(大汗;

ですが、非常に大切なことでいつかは書かないといけないことですので、
今回はこれで許してください。

実験結果は次回かその次かに貼りたいと思います。

ジャパン・キャンピングカー・ショー 2015 その九

JCCS2015-54
軽自動車用トラキャンです。

何故この写真をUPしたかといえば、軽自動車という限られた空間をいかに有効活用するかを考えたら
多分理想的ではないかと思います。

走行中空気抵抗も含め、屋根をコンパクトにたたみ、結果軽量にも貢献している。

ステー環境下ではシルエットを気にするより効率を最優先し
潔く立ち上げたシェルにより室内空間を最大限に確保する。

素晴らしいと思います。

たまに思うのですが、ここまでやるなら もう少し高く(あと1m位)展開し
二段ベットの様にしても良いような・・・・・・(汗;

JCCS2015-55
天井が高いと、何故か?広く感じますね。

ただ空間効率は素晴らしいのですが、冬は断熱性が悪いので3シーズン専用。。。。。

JCCS2015-58
トイ・ファクトリーさんの車です。

ベースに救急車の車両を使用していますね!

JCCS2015-56
(株)シャープさんとのコラボでしょうか?

スマートです。

JCCS2015-59
デザインがキャンプするーというより、事務所的に見えてしまうのは私だけでしょうか??

実は会場のバンコンの中で車内レイアウトが一番良いと思ったのが
このキャンパーでした!

JCCS2015-57
高さに余裕があるから可能にもなったのかもしれませんが、
この後方二段ベットが非常に使い勝手を考慮すると一番空間を有効活用出来る
レイアウトだと思っています。

これはキャブコンによくあるレイアウトですね!

JCCS2015-60
ただこれもキャブコンに近い価格になってしまうので、
どちらを選択するか悩むと思います。

ポリhot Ver2.0 その47

ポリhot2-187
さて、今日から秘密兵器の写真公開です。

このプロトタイプですが、前回までのバーナーの結果により実現できた仕様で、
これからいろいろテストを繰り返していきます。

ポリhot2-188
これを見られた人の中には「えっ??大丈夫なの」と心配されると思います。

それは当然「ガス缶爆発」の危険があるからです。

カセットガス缶等は40℃以上で保管は厳禁となっています。

まぁ実際に40℃では爆発は致しませんが、
テレビで実験を見たことがあり90℃近辺で爆発していましたね。

メーカーとしてはその半分以下の40℃なわけで、妥当な数字だと思います。

我が社もそれに準じて今後実験を繰り返して行きたいと思います。

ポリhot2-189
写真で見てもこんなに火の近くで本当に大丈夫ですか?と思われますよね?

今回いろいろ試行錯誤をして取り付けた中華製バーナーに関してもそうですし、
推奨品のカセットフーエコⅡも基本的に外装には殆どダメージを与えないバーナー仕様の場合
ポリhotの外装カバーは思いのほか高温になりません。

それどころか私の心配は、カセットガス缶に外装カバーの熱が上手く熱が伝わって
ガス缶が暖まるのか?、という皆さんとは逆の発想で見ています。


ポリhot,superの熱交換部は条件さえ揃えばバーナーの熱の殆どを
お湯に変えてしまうのではないかと思えるくらいの性能を持っている為です。

ポリhot2-190
さて、このヒートパネルも何個も作りました。。。。

あーだ、こーだ思いながら、作った結果行き着いた形です。

製作過程をブログに書き始めるとパート10までかかりそうなので割愛致しますが(汗;
一応最終形状がこの形です。

ポリhot2-191
バルブ近くのヒートパネルは2種類の形状で落ち着きました。

左の形状は、あまり熱を取り入れないよう工夫し、
右の形状は、積極的に熱を取り入れる為です。

2種類製作した理由は、実験結果を明確にする為です。

このヒートパネルは真夏の炎天下では使用しないでしょうから、
(基本ポリhotは春・秋・冬・{もっと寒い冬}(汗が本番ですので・・・・)
右側のヒートパネルでも大丈夫と踏んでいますが、
皆様に理解して頂く為に一応実験しないといけないですよね!

これが成功すると、ノルマルブタンでもある程度の気温まで使用可になるかもしれません。

その理由は過去の「 ポリhot Ver2.0 その44 」の下の方に書かれていますので、
ご参照してくださいませ。

次回は、これから長いテストの第一回目のテスト結果を貼っていきます。

ジャパン・キャンピングカー・ショー 2015 その八

JCCS2015-48
ソーラーを前面に押し出したキャンピングカーもありましたね!

ルーフには既存ソーラーパネルやフイルム状パネルなど様々です。

JCCS2015-50
これは同じブースにあったハイエース

個人的にはこの大きさが一番好きです。

潔く既存の屋根を切って、カスタマイズしているところが良いです。

こういう屋根の耐久性ってどうなんですかね??

JCCS2015-51
雰囲気的には2人で余裕を持って使用する的な車です。

オシャレな感じがとても良いです!

JCCS2015-52
価格はトータルで700万円越えだった気がしますが、
この価格だとバンコンとキャブコンでどちらを選択するか悩むかもしれませんね。

JCCS2015-53
他のブースですが、昔 ボンゴフレンディーという車がマツダから出ていましたが、
今は本当にクオリティーが向上していると思います。

オートキャンプ中心と見ても、こういう車も選択支としてありですよね!

ポリhot Ver2.0 その46

先ず前回の原因の検証です。
そもそもヒートパイプが炎に当たる周長(面積)が短いのか、
単純に炎への当たりが少ないのかを見極めます。

ポリhot2-164ヒートパイプ改造前
ヒートパイプの位置を確認してみると、やたらと炎から離れているのが分かります。
液体燃焼をしないならこれでも良いのでしょうが、
この寒い時期には期待の出来ない位置関係のような気が・・・・・

ポリhot2-165ヒートパイプ改造前
見た目は大丈夫そうに見えるんですけどねー

ポリhot2-180ヒートパイプ改造後
というわけで、こんな感じにバーナー上部まで
ヒートパイプが来るよう加工してみました !

ポリhot2-179
出来るだけ、バーナー上部に回りこむよう、
ロウ付け根元(噴射ノズル近辺)に
負担をかけないように曲げ加工をしてみました !

ポリhot2-178 ポリhot2-181
さー、これでガッツリ熱を吸収して気化って下さいと念じながら・・・・・・

ポリhot2-183
点火 ! ! !

イキナリ炎の勢いが違います、いや違いすぎます !

なんかゴーゴー唸っています(汗;

ポリhot2-185 ポリhot2-184
炎がヒートパイプにガッツリ絡んでいるのが分かるでしょうか?

こんなに絡んじゃいけないですかね?

ヒートパイプ改造前は、バルブを全開に出来ませんでしたが、
改造後はフルスロットル出来ました !

ポリhot2-167   ポリhot2-186
左がヒートパイプ加工前          右がヒートパイプ加工後

炎の勢いが違うのが分かるでしょうか?

右側写真の炎は暴れ過ぎて、逆に消えるのではと思えるくらいの勢いです。

もうテストをする前から、イワタニ、カセットフーエコⅡより火力が強いのが分かります。

これは結構期待できるかもしれません。

ただ、この改造バーナーは安全面を考慮し、今年夏までテストをしていきたいと思います。

次回からこれらを利用した、更なる秘密兵器が登場します。。。。。。

ジャパン・キャンピングカー・ショー 2015 その七

今日、最初は変り種です。

JCCS2015-41
この6輪軽自動車、コンセプトカーの色合いが強いのでしょうが、
販売価格が出ていましたので、販売しているのでしょうか?

あまりの無茶振りに、説明も聞かず遠回りで見ていました(汗;

JCCS2015-42
室内は少し長い分だけ余裕があります。

っで、ブログネタなのでちゃんと説明聞こうと思ったのですが、
車両価格が480万円! !とか。。。

もうバンコン購入した方が絶対得しますみたいな価格でしたので
現実味が薄れて説明聞きませんでした。。

ですが目立ちたい人にはいいかもしれませんね!

JCCS2015-44
こちらはかなり現実的な軽キャンパー

JCCS2015-45
価格も写真のようにお手ごろ感があり現実的 !

JCCS2015-46  JCCS2015-47
若干作りが雑に見えますが、100kgの大人も就寝可能なベッドと
ルーフテントも使用すれば4人就寝可能と素晴らしい!!

私的には2人就寝に特化し余裕のキャンプライフですが、
小さなお子さまがいらっしゃる家庭にはなかなかなコンセプトだと思います。

JCCS2015-43
最後はプラズマクラスター

正直、どうでもいい製品と思っていたのですが、
丸孔に鼻を近づけて、中の匂いを嗅いでビックリ! ! !

プラズマクラスター イオン有りという方の匂いを嗅いでみたら
かすかに中のコーヒーの香りはするのですが、
無しに比べ、感覚的に8割程度匂いが消えています。

キャンピングカーという密室で調理をすることがあるとしたら
かなり有効なのかもしれません。

ポリhot Ver2.0 その45

「 ポリhot Ver2.0 その44 」の続きです。

※今回から火器改造になりますのであくまで参考だけとして下さいませ。
 (これを見て改造・事故を起こされても責任は追いかねますので、あくまで参考で・・・)

前回も書いたとおり中国製の噴射ノズル自体には余力があります。

ちゃんと測っていませんが、ノズル直径0.4~0.45mm程度もあるのではないでしょうか?

目詰まりもありますので、その径にしているのかもしれませんが
経験から、やはりMax5000Kkal以上は可能なノズル径な気がいたします。

まぁただ、正規品の寸法は一応計測しているかもしれませんが、
中国産の噴射ノズル径は殆ど同径なので、おそらく仕入先が一緒なんだと思います(汗;

先ず、空気流入ストレスを無くすために! !
ポリhot2-169
孔の直径を計ったら5.8mmありました。

それを
ポリhot2-170
分かり辛いかもしれませんが、直径を6.8mmに加工。

ポリhot2-168  ポリhot2-174
分かりやすいように並んだ2枚の写真から

左が加工前、右が加工後です。

孔と孔の間隔が左の方が広く、右の方は狭い(孔が大きくなった為)のが分かると思います。

ポリhot2-182
カセットボンベは液出し状態にする為、写真のように
カセットボンベ切り込みのある方をにいたします。

その状態で、軽く点火してみます。
ポリhot2-167
燃料バルブはあまり開けない状態ですと、まぁこのように綺麗な炎が出てきます。

いい感じですね。

ですが、バルブを更に回したした瞬間! ! !

ポリhot2-171
大変なことになってしまいました。

何故???なの???
液を直接出しているとはいえ、ヒートパイプで熱しているはずなのに??

空気の量がまだ少ないの?と思って、よくよく見てみますと。。。。。

ポリhot2-175
何か白いものが見えます??

液体がまともに出てるじゃないですか?

更にバルブを回すと。。。。

ポリhot2-176    ポリhot2-177
白いものが、白い柱に!
いや盛大に出るにも程があるでしょうというくらい出まくっています(大汗;

ヒートパイプが全く機能していません。

何それ???って気持ちでした。

それともこんなものなのでしょうか?
という気持ちで次回も更に改造で追い込んでいきます。

ジャパン・キャンピングカー・ショー 2015 その六

今日、ご紹介の車はキャンピングカーというよりトランスポーターです。

私的にはまだテント派ですので、その視点で書かせてもらいますと、
ワンボックス車で広大なスペースを持った車が欲しい所です。

JCCS2015-38
そうなるとハイエース特装車などが頭に浮かびます。

ですが、この車両はハイルーフを更に高くしたスーパーハイルーフ
救急車のベースだそうです。

JCCS2015-40
販売はトヨタディーラーで普通に購入出来るそうですが、
その時に(株)東海特装車の名前を出して頂ければよいそうです。

価格はおおよそ420万円と言っていましたが、値引きなどもありますので
ディーラーごとに価格は違うかもと言っていましたね。

JCCS2015-39
写真のスーパーハイルーフ部分を見て頂けると分りますが、
前後に白いカバーがあり、救急車のサイレン部分を隠しているそうです。
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開発しています。
時代のニーズに合わせ
便利でコンパクトな
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コンパクトカー&コンパクトキャンプ

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