今日は久しぶりに改造ネタです。
※このUPした内容はあくまでポリhotを実験する為であり、
このブログを参考に灯油ポンプを改造することを推奨するものではありません。 
定番の灯油ポンプですが、これを使用してポリhot,Ver2.5で使えるようにしてみます。
過去のブログ実験では全くではないですが、殆ど登場しなかった理由は、
ユーザー様にお知らせする大事な数値的な実験でしたので、
安定した電力で使用可能な100V電源仕様製品がベターと考えたからです。
個人的には自己責任ですが実際の現場では、今回の改造品が一番理に適っていて
気に入っている仕様です。
理由は、1000円以下で製作可能で、シンプルで軽量、他の本格的な製品は単一電池が多い中、
使い切りが可能な単三電池だからです。
単一電池が悪いわけではなく、結局使えきれず、次の出番まで放電することになって
結果燃費が悪い気がするからです。
あと、単一は体積と重量もありますよね!

一応12リットル/毎分と書かれていますが、バスポンプの12リットル/毎分とは意味が違うようです。
灯油ポンプの場合、高低差がこの製品の高さで、それを基準に12リットル/毎分と謳っているようです。
バス(風呂)ポンプは浴槽と洗濯機の高さをターゲットにして10~12リットル/毎分になっているようです。
まぁ実際の実験であれだけパワーに差があるわけですから、そうなんでしょうね。

タイトルにも書いていますが、この製品の型番は「EP-105」です。
実勢価格で500円程度とお安く、ポリhotで使用時、連続運転が可能です。
逆に言えば、給油ストップ機能がないおかげで、お安いわけですが、
ポリhotの場合はそれが好都合で結果お安いわけですから良いこと尽くめというわけです。

ここからが改造になります。

今回、ポリhot,Ver2.5から流入口(水取り入れ口)が、園芸用のワンタッチコネクタタイプになりましたので、
今までの様にホースを直接差し込むことは出来ません。
その為、「仮」に灯油ポンプを使用する場合でも、コネクタを取付ける必要があります。

先ず、灯油出口を写真下のようにカットいたします。

園芸用コネクタと、水など止水する為にシールテープを用意いたします。

シールテープを園芸用コネクタのホース差し込み口に巻き付けます。

園芸用コネクタ本体を取付ける前に、ホースを締め込む部品を取付けます。

そして本体を取付け完成です!!
これだけだと、ぎりぎりポリhot,Maxで使用出来るかな~~程度ですので、
更に改造を進めます。
※灯油ポンプ個体差によってはモーター駆動が強い物もありますので
ポリhot,Maxなら、かなりいける感じの製品もあります。
このEP-105は3V駆動でモーターを動作させています。
ポリhotは熱交換による水量の圧力損失がもの凄く高く、
(熱交換性能をすこぶる良くした為、その反面、水がチョロチョロ状態になってしまった)
それを解消する為の改造というと、デフォの3Vを
4.5Vか6Vにするしか道はありません。
そこで写真の様な「変態仕様」に・・・・・・(大汗;

あくまで、ポリhotの実験の為に改造したので、ハッキリいって見た目はそっちのけ(油汗;
でも、、、いやもうパワーあるのなんのって。。。
この手のモーターは9V程度までは大丈夫ですので、
(9Vくれると、その代わり寿命短くなりますが・・・・)
6Vまでなら自分の中では問題ないと自己責任ながら思っています。
3Vを4.5Vにするだけで1.5倍の出力、、6Vにすれば2倍!!!
っと、改造の仕方によっては幾重にも変幻自在でーす(汗;

灯油ポンプ約500円、コネクタ約180円、電池ボックス約80~200円で循環ポンプが出来上がってしまい、
実験用なら十二分ではないでしょうか?
(私が製作した範囲では800円で出来ました。)
一応、灯油ポンプですので、最終的にモーターカバー内に水が浸入し錆が出るでしょうが、
お安いので十分元が取れる仕様だと思っています。
壊れたら本体だけ取り替えれば良いわけです。
( 安いので10個まとめて買いましたが、全然壊れない・・(汗; )
因みに、過去2年位使用した実験用灯油ポンプ(改造品)ですが、
モーターカバー内に錆は出てしまいましたが、全然普通に使用出来ていました。