実はこの日記、昨日貼ろうと思ったのですが、
ついつい熊本地震で熱く語ってしまって・・・・・・(大汗;
突然の様に見えますが、
ポリタンクにホースを取り付けられるジョイント(コネクションとも言う)の
販売をもう少しで始めようと思います。
えっ?、最近は熱交換器一色だったじゃないか?と思われる人もいるでしょうが
過去にいろいろ試作していて、どれも製品化を目指している製品ばかりです。

っで、写真のがそれ。
実は過去にブログで紹介していまして、
ポリタンクの改造4 ←クリック
本来はポットhotで使用してもらおうかと思って作っていたアフターパーツで、
超一部の人には、こういうのあれば便利と分かっていたのですが
(特に
キャンピングカーオーナー様)
ポットhot,Ver1.0販売は終了してしまって、Ver2.0は考えているのですが
数年先になるかもしれませんので、販売に踏み切りました(汗;
っで、特徴は何かと申しますと、とにかく
頑丈です。
材料は、ニップル部分は真鍮、ワッシャー部分は1mmのステンレス、厚手のゴムパッキンを使用しています。

部品点数はこの6点だけ、
写真のニップルは市販品を更に加工してあります。
そして
要はなんといっても
ワッシャーです。

分かり辛いかもしれませんが、実は寸法違いで、
若干形状が違うのが分かると思います。
これが肝になっています。

実際、ネジに差し入れた状態ですが、片方のワッシャーはテーパーネジの根元まで入らないように作ってあります。
理由は、出来るだけ水の浸入を防ぐ為と、寸法的にシックリしていますので
実際に取り付けて締め付けた時に根元が安定するからです。
このパーツは超超ニッチ商品なので大量生産はせずに、
特殊な工作機械で1つ1つ製作いたします。

この
ポリタンクは過去に使用していた物ですで、穴の径はネジとシックリした寸法に仕上げてあります。

ちょっと撮影角度が悪いですが、穴がシックリ寸法ですので、ホボ水平にねじ込むことができます。
それなら「これで良いじゃないか?」と思われるでしょうが、根元にワッシャーのような支えが無いので
将来的には漏水の原因にもなりかねません。
あと、私は加工のプロですから、しっかりした正確な寸法で穴を空けられますが、
素人さんには出来ないことはないのですが、若干無理な部分でもあります。
さて実験です。

現在シックリしている孔径を測ってみますと、
15.38mmとなっています。
それを・・・
17.87mmに広げてみます !
えっ?駄目じゃない????っと思いますよね。。。。

実際にパーツを入れてみるとパーツのネジ部分はスカスカで斜めっちいまして、
水はタダ漏れするでしょう。
何故、ガタガタ孔にしたかといえば、
素人さんの工作で、先ず孔が丸く開くこと自体無いのではないでしょうか?よく自作ユーザー様がポリタンとジョイント部分を最後はボンドで留めますが
正に隙間の穴埋めで、ブログ読むと時間の経過と共に漏水の文字が見られます(汗;
人によっては孔を広げる為に最後はヤスリでガリガリ広げるでしょうし(汗;
そういうことも想定すると、ワッシャー径が大きいことにより
漏水も含め、ある程度のことは吸収出来ると思っています。

それでは今回販売する製品の試作品を取り付けてみます。
今回は実験の為に、止水用パーツを特別に取り付けてありますが、製品版はありません。

穴をガタガタに大きく開けたのに、水を入れても全く漏れる様子はありません。
しかも、水を入れて撮影場所まで持ってくるのに、このパーツ部分をしっかり手の支えにしましたが、
それでも漏れる様子は全くナッシング !

私は高校生時代に握力計を握って壊したこともあるくらい、握力あるのですが(汗;
この指で触れているだけの写真の様に見えても、一生懸命指で曲げて両方をハノ字にしようとしているシーンです。
人差し指が真っ赤になっているのが分かるでしょうか?
これは正に特殊な寸法のワッシャー効果です !
ウォリャっと横方向に力を入れてやっと曲がる程度
指で曲げている2枚の写真は、私の力自慢ではなく(汗;、
こんなことをしても、水が漏れる気配が無いですという実験です。。。
で、この商品は
ポリタンク専用でもなく、両方からワッシャーとゴムパッキンで抑えますので
ビニール生地でも使用可能だと思います。
私も近いうちにポリhotを使用し、ビニール生地のお風呂ってありますよね。
それに、このホースジョイントを取り付け「ポリhotお風呂セット」を実行しようかと思っています。
ホース径も含め、詳細はまたそのうち書かせてもらいます。