今日はCB缶用カセットホルダーのお話。
個人的には、クワッドスタンドのギミックに続く、会心の出来だったので
早くお知らせしたくてウズウズしてた内容だったのですが、
いろいろ壁に阻まれ(その内そのお話も・・・)、やっと今日お披露目です。

内容的には
「
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の続きの話です。
結局、クワッドスタンドのギミックもそうでしたが、
決定打は、机の上(今はPCですが・・・)ではなく、
現物を触って・感じて・心で捉えて(汗;、出来たものが
人にも感動を与えるのかもしれません。

最終的に完成した製品はネオジウム磁石と、
0.5mm単位で少しずつ形状を追い込んで作られた製品です。
その0.5mmの技術的な話を少しばかり・・・・・

この写真は何かといえば、既にカセットホルダーに取り付いた
カセットガス缶を取る作業の第一歩です。
人差し指を添えただけです。

その人差し指を横方向に「クッ」っと力を入れると
ネオジウム磁石が取り付けられているカセットホルダーとCB缶の隙間に
斜めの空間が出来ているのがお判りになるでしょうか??

その人差し指を
更に横方向に「クッ」っと力を入れると 、
あら簡単(何処かのキャッチフレーズのような・・・)、「カチッ」と音がしてCB缶が
非常に簡単に外れてしまいます。

CB缶が外れてもネオジウム磁石が強いのでCB缶は磁石にくっ付いています。

製品開発の大変さは、ロボットの様に複雑にするのではなく、
ユーザー様が、シンプルな物をいかに空気の様に使用出来るかなんですよねー
今回は、この「カチッ」と外れるかに注力して0.5mmずつ追い込んでいきました。
( お釈迦がメチャメチャ出ました(大泣; )
あと、板厚もキモになっています。
厚すぎるても、薄すぎても駄目なんですよねー
ネクスト次はセットの仕方です。
まぁ、外す逆なのでお分かりになるでしょうが、念の為。。。

燃料ホースなど、気にしながらカセットホルダーに差し込む準備を致します。
この部分は、慣れてしまえば空気の如く出来ますけどね。

CB缶を斜めにしながら、ネオジウム磁石にくっ付けます。

外した時と同様に人挿し指を使うのですが、
今度は
縦方向に指を動かします。
上から軽く押すと、カチッやカチャなどと共にカセットホルダーにはまります。

こんなに簡単に取り付ける事が出来るのに簡単に外れません!

これは私が下手で写真がブレているのではなく、
手を軸にして、かなり盛大に
振っているんです。
それでもカセットホルダーから外れません。
これはそのうち動画に撮って、お見せした方が良いかもしれませんね!

人差し指を強調していますが、
写真の様に小指でも可能なくらいです。

どうしても炎に近すぎて心配な人や、
更なる安全の為気化させた状態で使用したという人は
こんな使い方も可能です。
カセットガス缶ホルダーは非常に簡単に取り外せます。
この状態なら、
アウトドア用カセットガス缶(OD缶)も使用可能です。

ネオジウム磁石とピッタリとフィットしたカセットガス缶ホルダーのおかげで
動いたりズレることなくカセットガス缶の切り欠き部分を上にすることが可能です。
カセットガス缶の切り欠き部分を上にすれば
ちゃんと気化した燃料を供給しますので安全ですが、
これは暖かい時期だけの仕様となるかもしれませんね。