今、西日本は本当に大変です。
テレビやネットニュースで命の火が消えた報道があると
過去のトラウマ(
災害によるトラウマではないですが)のせいか胸が苦しいです。。。。。。。
今回気象庁の対応(早期警告)は適切だったと思っています。
それを各自治体がどう捉えるかで明暗が分かれたのではないかと思います。人間は「正常性バイアス」が働きますので、気象庁・各地方自治体・各個人の感覚と申しますか
災害に対する温度差がかなりあったのではないかと思います。
「うちの村は、、、、自分達は大丈夫」と・・・・・・・
でも私自身も正直自信が無いです。
その時になったら「いやいや、私の所は大丈夫だ」と思ってしまうのではないかと・・・・・・
ここ最近、
阪神淡路大震災・新潟県中越沖
地震・東日本大震災・熊本
地震・大阪北部
地震などがあり
(他にも別で新潟や中国地方などで
地震はありましたが、代表的なものを書いています。)
更に台風や
災害規模の大雨など、もう
災害大国ニッポンバンザンと言えるレベルなくらいに
泣きたいです・・・・・・
もうそろそろ日本人は災害に対するスタンス(意識)を
変える必要があるのではないでしょうか?
近年の状況から「何言ってるの???、もう十分やってるよ」という人も多いと思いますが、
そうでない人も多くいるのではないでしょうか?
私がポリhotの開発を始めた一番のきっかけは過去に書いていますが
阪神淡路地震ですが実はもう一つあり、それは災害などで使用可能な
個人向け熱交換器を製造していた小さなメーカーがドンドン撤退していったからです。家庭用給湯器は売れても、災害で使用可能な簡易温水器は売れないのです。
私は分かっていながら敢えてそこに飛び込みました。
私自身、作って、そして販売してみてよーーーく分かりましたが、
これで「儲ける」、、、な~~んてことはほぼ不可能ですし、
そもそも存続自体が難しいカテゴリの製品です。
でもでも、この災害ニッポンで、このような自衛の商品が売れないのは
本当は異常なことではないかと思っています。
私自身も決してお安い商品でないので個人レベルでご購入されるのは
現状(今の意識だと)では趣味で活かす人達だけだと思っていますし、
そもそも最初は個人に販売するのはどうかとも思っていました。
価格が高い高いと何時も書いていますが、究極的な使用を想定していて
それなのに熱交換性能が低いのはどうなの?ということで
徹底的に性能を上げた結果ですので私としては当たり前と考えていますが、
(金属の素材だけでかなり高価になっています)
デフレ時代に育ち、今現在のユーザー様達の意識としては
価格が高いと感じるのはしょうがないので高い高いと書いているだけです。
日本という国に生まれ、日本人でありながら
災害に対するスタンスが非常に希薄というのはどうなのでしょうか?
人は車や地震保険に加入するのに、
その瞬間ご自分の命を繋ぐ為のことは殆どしていない人が多いと思います。
この書き込みに対して
「えっ?自分の商品を買ってほしい為に書いているんでしょ?」と
思われている人も多いと思いますが、私は一千万円どころではなく
それ以上かけて元も取れない様なポリhotを開発しています。
私自身、ポリhotを作らずとも生活は普通に出来ていますし
もしポリhotだけではなく災害用品を手掛けていなければ、
まぁまぁの別荘と1千万円級のキャンピングカーなど両方余裕で購入出来たと思います。
でもそれでは駄目だと思ったのです。
本当に困った時に、人を助けられる商品を作りたいと思ったんです。
災害時、手を差し伸べる方法は様々です。
実際に災害現場にボランティアへ行く人、
私のように兎に角、災害時に使えるようにと時間を惜しまず物を作る人間。
正直書くと平穏(平和)な時にも、災害を想定して商品開発をしていると
「えっ?、俺は今何やっているの?????」と心が折れそうになります(汗; 、
地震に加え、今後更に台風は強く、雨は激しくなり
嫌でも意識を変えざるを得ない状況になるのではないでしょうか?
よく「国がもっとしっかりしろ、予算をまわせ」などと言う人がいらっしゃいますが、
それはそれで間違いではないかもしれませんが、しょせん人間なんて
自然の猛威の前では無力で、国が全てを対処できるわけがありません。
例えば雨災害などでは日本は地形から急こう配が多く、
一旦雨が降れば滝の様に低地に流れる地形をしています。
その場合、場所によっては治水対策などほぼ不可能でしょうし
それが出来たとしたら想像もできない予算が必要なのでないでしょうか?
大きな水害の場合、水道・電気・ガス供給もストップします。
最近ではネットでカップラーメンを水で食べる方法など紹介されていますが
ポリhotを上手く使用すれば温かく食べることも出来ます。
特に災害時は温かい食事が精神的になによりもごちそうになります。
温かい食事が可能であったり、少し余裕が出来れば全身は駄目でも
(いや全身も普通に洗えますが、一応・・・・)
顔や髪を洗う程度が簡単に可能で特に女性には重宝すると思います。
東日本大震災でいろいろ明らかになりましたが、
数百年前の過去の教訓から究極的には肉親ですら見捨てろと
普通ならもう考えられない(考えたくない)発想まで必要になり、
災害とはそこまで極端な事なんです。
最近の災害動向から国や自治体など当てにせず、
難しいでしょうが先ずはご自分の身(家族)はご自分で守るを徹底しないと
いけない状況まで来ているのかもしれません。
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