小さな製品開発の物語

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今後(2019年以降)のポリhot熱交換部改良点

次期バージョンは一応ポリhot,Ver2.7になりますが、
その後のバージョンはVer2.8にするかVer2.9悩んでいます。

理由は、Ver2.7以降は熱交換部の大幅な改良を考えているからです。

ですのでVer3.0とさせてもらおうと思っているのですが、
外観は今のまま継続しようと考えていますので、
そうなるとVer3.0にするのはどうかな~とも思っています。

仮にVer3.0として一番の悩みはバーナーです。

現状のポリhot筐体ですとバーナーの大きさにも限度があり
正直これ以上 熱交換部の効率を上げても火力が足りず
オーバースペック過ぎて意味はあまりありません。


おそらくVer3.0として考えている熱交換部の効率は
そこそこ上がると推測出来るので2つの方向性を考えています。

熱交換部体積が今の2/3~半分程度の量で能力が一緒なら
バーナーの足をもっと短くしてシングルバーナーを更にコンパクトにする方法


もう一つは、既存大きさでスーパーパワーを追求する方法です。

上でも書きましたが、もうその頃の熱交換部は現バーナー火力では
完全に力不足になっているのは目に見えているので
その対策をどうするかですね~~


ポリhotは災害を考慮してカセットコンロで安全マージンを取りながら
使用出来ることを大前提とした製品ですので、
その部分は残して行きたいのですが、2個か3個先のバージョンでは
熱交換部に対して完全に火力不足になる為、
既存とは別でバーナーが2個入る別仕様か?、
バーナー自体を自社開発して大きくするか?を考慮しないと
いけないと思っていますが、コンパクトをコンセプトにしたポリhotの仕様上
ただバーナーを大きくしても「結露水」の壁がある為、
(結露水がバーナーに当たって効率が下がる)
正直頭が痛いです・・・・・・
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ポリhotの今後の改良点 その④

バーナースタンド003
ポリhot専用スタンドにはイグナイター(点火装置)が付属していませんので、
マッチやチャッカマンで火を点ける必要があります。

災害時、超初心者が使いこなすという意味においては これも大きな壁・・・・・

実現しなくてはいけない一番はOD缶-CB缶変換アダプタを使用しないようにすることですが、
これが一応二番目でしょうか?

でも本来は弊社の考えとして一番付属したくない装備一位」です。

理由は簡単で「間違いなく、いつか壊れる」からです。

ポリhotは扱いを間違わず、完璧な使用方法そして保管状態なら
毎日使う物でもありませんのでアウトドア程度での使用なら100年でも故障しない商品です


そもそも熱交換部に穴が開かなければ一生物というか
孫~ひ孫の代まで使用可能な製品です
(汗;

それに対して点火装置などは程なく故障する製品です・・・・・
(100%壊れることが分かっている製品)

他メーカーさんもそれ(故障)を踏まえて、オプションパーツとして別売りしていますね~

弊社コンセプトとしては、構造上必ずいつか壊れるような製品は
作りたくないというのが心情ですが、災害時のことを考えるとやはり付属の
必要性を迫られます。

他の点火機構もそうですが弊社では今まで作ったことが無いので、
これも山あり谷あり(大汗;

100円ライターやチャッカマンと機構は一緒なので簡単なのですが、
イグナイターでの点火は器用じゃない人ですとどうなのかと心配。。。。。。

ポットhotでもポリhotでも、たまにとんでもない使用方法な人がいらっしゃいますので(汗;
こちらとしてはもうドキドキ・・・・・

おそらく最低でもここまでやらないと、
万人が災害使用するには少し厳しいかな?と思っています。。。。

その後、小さな市町村などに実際の使用方法など説明をする形を取って
販売出来るような努力(仕組み)が必要ではと思ってます。

基本的にこの書き込みシリーズ①でも書きましたが
個人の方は災害目的で全然ではありませんがほぼ買わないでしょうから(汗;
やはり販売経路は考えないといけないでしょうね。

厳しいな~~~(いばらの道・・・・・)

ですがそれらでバージョンUPした結果、キャンプなど趣味で使用される方は
更に便利になると思います。

ポリhotの今後の改良点 その③

物を作る上で「シンプル」に作るというのは兎に角大変です。

簡易ホース蛇口00
この簡易ホースに辿り着くまでどれだけ時間とお金を無駄にしたか・・・・・
(本当にごめんなさい。。。。)

正直出来てしまえば、他人から見たら「なーんだ」というレベルなのですが、
設計・開発をする人間は色々なシチュエーションを考えて
(例えばポリhot本体を火に突っ込むと燃えるよな?とか・・・・・)
無駄に盛ってしまうんですよねーーー(大汗;

そのせいでラビリンス行きになってしまいます(汗;

ガス缶スタンド44
ポリhotに取り付けるカセット用スタンドも
どうやったらOD缶-CB缶変換アダプタを使用せずスタンド一体式にし、
器用でない人も手軽に使用出来るかを悩んでいます。

もう最近は熱交換部よりそちらの方で髪の毛抜ける勢いです(汗;

熱交換部はかなり実験して来ましたので今後 熱の吸い上げ方法は決まっていて、
それはそれで自分自身も楽しみにしているのですが
現製品の熱交換部がまあまあ仕上がっていて
あともう少し改良すれば現バーナー火力が全く足りないまでの状態ですので
先ずは万人でも使用出来るようが先決と考えています。

続きます。

ポリhotの今後の改良点 その②

今後のポリhotの改良ですが、
熱交換部のバージョンupもそうなのですが、
それより先に「使い勝手」を何とかしないといけないですね。。。

国内で大きな災害が発生した場合、カセットコンロで使用可能な
カセットボンベなどの配給がある場合があります。

弊社の製品はそのカセットボンベをメインで使用します。

但しポリhotはそのカセットボンベが無い状況も考慮し、、
ポリhot本体を焚火の中に放り込むことも想定している為
本体に電気的な部品は考えていません。

その為少しでも他の取り回しを改良していかないと
いけないと思っています。

OD-CB缶アダプタ00
写真のように現在ポリhotでカセットボンベを使用する場合は
OD缶ーCB缶変換アダプタを使用しないといけません。

理由は日本の製品でポリhotの性能を満たすバーナーがなく
その結果OD缶ーCB缶変換アダプタを使用しています。

ガス缶スタンド50 ガス缶スタンド51
過去にCB缶用スタンドを試作を繰り返した理由は、
最終的にポリhot用スタンドに組み込んで使用する意図がありました。

ですが、これがなかなか上手く行かないでいます。

上手く行かないというより最大の課題は
ある程度「素人さんでも使いこなせる」ようにしなくてはいけないからです。

そういうギミックにしないと駄目と考えています。

今まで弊社製品のご購入者様は、海やキャンプ好きな方が多く、
当然災害に関心(意識が高い)のおありの人達もご購入されています。

そういう人達は意外というか当然なのかもしれませんが
頭が良いというか「器用」な人達が多い気がいたします(汗;

そんな人達でもポリhotご購入後、
使用方法でメールで質問されて来ます。

でも殆どの人はそれで充分なのですが、それは器用な人が多いだろうであって
世の中 器用な人ばかりではありません。

ましてや「災害時が初めて使用する」の商品でもあります。

それらをどうにかしないと使ってもらえません。

だからといって「電源スイッチポンでいいじゃん」とは致しません。

弊社製品は、そもそも電源無しで使用出来ることが一番重要と考えているからです。
(災害時の電力確保が容易と考えていません。)

一番の悩みは「シンプル」にすることです。

これに異常に時間がかかるんですよね~~・・・・・

続きます。

ポリhotの今後の改良点 その①

歯がゆいというか悔しいというか、
最近の災害っぷりを見ると人知を超えてるというより
そもそも人間が「想定」すること自体が間違いなの?という
感覚に襲われます。

地球が生命体としたら、
表面の肌を手入れしている程度なのでしょうが・・・・

私も含め、各個人に危機感が「かなり薄い」ことも原因なのでしょうが
でも、それって人間の本能ではないでしょうか?

昨日もテレビで災害後建てられた石碑のことをやっていましたが
(災害を忘れない為、犠牲者を弔う為の石碑)
「忘れた頃に災害が来る」というより、人間は本能的にそのように操作され
(人ってそんなに継続する神経強くないですからね・・・)
地球という母なる大地に翻弄され続けるのかもしれません。

ですが人間も細々と災害対策をしているわけで
砂防堤や土手など治水対策はしていますし、
知っている範囲では、東京の荒川など正に治水対策で作られた川でもあります。

今でも様々な大きな対策を行っていて、
そのおかげで東京も昔より洪水はだいぶ少なくなりました。

でもです。
それは自治体や県、国がやるレベルで
個人個人はというと災害に対しての意識はかなり希薄だと思っています。

当然、災害対策を行っている人達もいらっしゃいますが、
ほんの一握りだと思います。

国や地方自治体などは、災害で被害が出ると責任問題になるので
重い腰も上げなくてはいけませんが、
個人は末端なので責任の薄さからあまり考えないのだと思います。

あと、お金もかかりますしね(汗;

それで災害で使用出来る製品、「じゃーポリhotはどうするの?」ということになるのですが
これも進化させないといけないと思っています。

いつもの様に前置きが長くなったのでそんなに間を開けないで続きを書かせていただきます(汗:
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Author:m-Field
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時代のニーズに合わせ
便利でコンパクトな
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キーワードは
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