「ポリhot,Ver2.7フィールドテスト04」時に
>>実は長時間使用時にある症状が顕著に出るのはポリhotMaxの方で
>>ポリhotシングルは構造が一緒ですので
>>対策パーツを追加することで更に性能が上がるかの確認だけです。
と茶を濁して書きましたが、その答えです。

っと、答える前に、今回の実験は2回とも同じ
キャンプ場にお伺いしました。
理由は、オーナー様が親切だったり動画撮影など撮り忘れも含め
総合的に考えてのことです。
実験1回目は気温22~23度と高く、実験2回目は気温4.5~7度と低い状態
洗い場の水温は実験1回目は17~19度、実験2回目は水温5~7度でした。
(
キャンプ場の水道は井戸水ではなく湧き水なので気温と連動)
実験2回目時は、顔を洗うのも歯を磨くのも当然食器洗いも
「メチャクチャ冷た~い」く、10秒も水に触っていたくない・・・・・・
昔から分かっていることはいえポリhotが
キャンプ場洗い場だけでなく
災害時でも お湯を簡単に作れる恩恵は絶大で
「早くユーザー様に届けられるようにしろよ馬鹿者 俺・・・」と
常に思って(反省)います(油汗;
特にポリhotシングルはヤバいですよ。
洗い場で手軽にポン(置く音)・キュウ(蛇口にホースを挿す音)・ボン(点火する音)、
たったこのポン・キュウ・ボンで冷たいという苦行から解放され
あわよくば外気温の寒さから天国にいる感覚に包まれます。
温かさとは中毒になるんですね。
近年
キャンプ場では洗い場でお湯も完備している所もありますので
ない箇所ではポリhotを使用するのも良いかな?と思います。

っと長い前置きがありましたが(大汗;
本題です。
実はツインバーナー仕様で長時間実験をしていると
写真のバルブ周りが凍り付く現象が見られました。
特に写真の「ガスフェールセパレータ」がカッチカチに凍って・・・・
( 写真内のフィールは誤字です(汗; )
一回目実験時は気温22~23度ですから
「えっ?気温22~23度で凍るの??」となったわけです。
ツインバーナー仕様はガス流量が多い為の結果でしょうが
「液出し仕様」ですので、まさか凍るとは想定外でした。
シングルバーナーでもバルブ周りは冷えるのですが
その当時でも流石に凍るようなことはありません。
因みにカセットガス缶出口に極端な温度変化は見られません。
この状態で気温0°となったらツインバーナー仕様は
バルブ周りがバキバキに凍ってしまいます。
実はこれは由々しき事態で
バルブ周りがバキバキに凍ってしまいますと
バルブ内のゴム製Oリングが凍る結果となり
ガス漏れやゴム製Oリング破損、
もしくは固着の可能性もあるわけです。
まあ、これが馬力UPの副作用ということでしょうか?

※実験
キャンプ2度目の写真
そこで設計・試作したのがポリhot用ヒートパネルです。
(また試作にお金が飛んでいく~~~)
ツインバーナー仕様は高火力な為、流石に進化したVer2.7でも
外装はそこそこ熱くなりますので、その熱を利用することにしました。
結果としてはツインバーナー仕様は、まぁまぁいい感じで
バーナー炎も良い感じに安定いたします。
ただシングルバーナーは前回の動画でも分かるように
外装に指を付けられる程度ですので効果が薄い感じです。
(性能が上がったのは嬉しいのですが・・・・・)
寒い時期のポリhot用ヒートパネル効果は間違いなくあり
ツインバーナー仕様は良い結果が出たのですが、
シングルバーナーもバルブ周りを温めると効果が出るのは
分かったのでどうするか少し考えます。