「ポリVer2.7ご購入の皆様へ・・・夏季使用方法②」に続き
予備知識というか復習(相当前に書いていますので・・)です。
ポリhot標準バーナーは気化方式で使用する分には
耐えられるというか許容範囲です。
このバーナー、数々の実験結果の元に販売されているというより
他社製の一般的な仕様に準じて出されている感があります。
(トランギア・・)
まぁ価格的に致し方ないのでしょうが、
それらのバランスを探って行きたいと思います。
ポリhotのバーナーは「研究用」と謳っていますので
DIY好きなユーザー様なら、まだ追い込む方法があるかもしれません。
追い込む前の参考データを書いていきたいと思います。
先ず、
バーナー径と噴射ノズル(インジェクターノズル)の
バランスが悪いです・・・・・・・

写真のインジェクターノズルに「4.0」と刻印されていますが
直径0.4mmの事です。
実際には0.42~0.43mm程度の孔が開いています。
バーナー吹き出し面積を考慮すると0.3~0.35mm程度が妥当だといえます。
せめて正確に直径0.4mmなら良いのですが、
毎回セッティング時これで悩まされます・・・・
但し、実験で分かったことは、
気温マイナス時のガス圧低下で噴射ノズルの孔径が大きいと
少しだけ炎が安定し補助的な要素があることがメリットです。
もし、それを見越して噴射ノズル径を大きく
そしてヒートパイプ式にしているのであればバーナーベンターも
「低価格で出すから、あとはユーザー様でお願い」的に感じなのでしょうか(大汗;
まぁ単純にトランギアのバーナーパクっているだけなんですけどね(汗;

過去写真ですが、左がトランギア、右が中華バーナーです。
この中華バーナーもトランギアのバナー部の様に、
もう少し吹き出し面積と傾斜角が多いと噴射ノズルとのバランスが
良かったのですけどね~~
ただ価格差が8000円近く(トランギア製は約1万円)あり、
中華バーナーに文句ばかり言っている訳にも行きませんが
今ポリhotは「ニコイチ」ならず「ゴコイチ」と
五個の中華バーナーを使用し1個に仕上げていますので
トランギアと変わらない価格になってしまい悩ましいところです。。。。。。。。。
ポリhot販売価格の35000円はバーナー2000円計算ですので
8000円のリアル赤字で泣きたいです・・・・・・・・・
続きます。