昨日、ポリhotMax用ヒートフィン試作っていただいている
協力工場様から「今やってます」のお電話頂きました!
楽しみです。
で、ポリhot用のシャワーノズルですが
先ず、ポリhotは低火力バーナーが故のお湯少量なわけで
今回2種類のシャワーノズルを試作致しました。
っで、理想は「指でホースを押えてプシャー方式」だったのですが
前回までの構造では全く上手く行かず断念。。。。。。

※過去写真
その後、細長孔構造(2回目)でチャレンジで良い感触を得ました。
ですが、2回目試作品は超少量製作のポリhotでは
価格面で難しい側面が浮上してきました。
価格を押えながら、2回目試作と同程度方法は無いか的な流れでした。
そんな時、試作品から出ている水を見ていたら
ポリhotで使用しているネジが浮かんできました。
こういうのがアイディアの神様降臨の瞬間なんです(汗;
今回は理屈の説明ですので全て図面でロジカルにご説明を。。。。。

このネジ側面から見ると分かりますが図のように傾斜部があり、
おそらく締め付けトルクによる膨らみを考慮しているか
加工工程上理由かかもしれません。
それを今回は上手く利用します。

この設計図はホースの先に取り付ける樹脂加工品です。
かなりコンパクトになり「シャワーになるの???」レベルの大きさです。
水が出てくる孔もだいぶ大きくなり(っと言ってもφ2mm)
加工上容易になり、加工工賃も下がります。
(丸穴形状というのがポイント)
試作品では0.4mm幅の長孔でしたので
これはかなり大きなことで弊社でも加工出来るレベルです。

ご紹介したネジと樹脂加工品を合体させます。
側面図を見て戴けるとお分かりになりますが
φ2mmの孔を塞ぐ様にネジの頭が干渉致します。
これにより0.4mm幅の長孔方式となると共に
「指でホースを押えてプシャー方式」の完成となります!!!

設計図でも分かるようにネジで塞がれた狭い孔の隙間から
ネジ側面の傾斜部を伝って水が斜めに広がるように
押し出されるように出てくるはずです。

ネジを緩めれば、φ2mm孔前回となり水圧が下がった形で
水が出てきます。
「指でホースを押えてプシャー方式」とは圧可変させることですので
最終的にはこのネジをオリジナル製作で「つまみネジ」形状にして
指で簡単に調整出来るように出来たらと思います。
この形ですと樹脂部品もかなりコンパクトになり
加工も容易になりますので加工単価も下がりますし
ネジは真鍮製であればお安くなりますので
両方合わせても500円以内で出来るのではと思っています。
次回は現物でのテスト結果写真を貼りたいと思います。