簡易携帯温水器3(ポットｈｏｔ)

さて前回ポットｈｏｔの前に「鍋ターボ」(仮称)をご紹介したのにはちゃんとした理由があります。

ポットｈｏｔの試作ではアウトドアで使用する深鍋を改造してテストしていました。

ですので前回イメージでヤカンと書きましたが、熱せられた筐体は外気にむき出状態で
そこから熱が外に向かって放出され、せっかく蓄熱を効果的に発揮できないことになります。

そこで「鍋ターボ」(仮称)構造の登場です！！

簡易的な二重構造にし、逃げる熱を出来るだけ抑える効果があります。

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ポリhotもそうですが、あの瞬間湯沸かし器構造も、表面のステンレスカバーがあって
初めて効率が上がっています。

ですので、前回ポットhotの上から見た設計図が八角形をしていたのはカバーで
中にヤカンが入っていると思ってください。

容量もポリhotと比べると大幅に大きくなっていますが、
これにもちゃんとした理由があります。

過去にポットhotと類似した商品はあったのですが、水を蓄える部分が非常に少なく
結果、ポリhotより効率が悪い製品がありました。

先ずは容量不足です。

エコキュートなどもそうですが、いかに水を蓄えている器が大きいかによって
熱いお湯が出るかがキモになります。

ですが、アウトドアでの使用に際して大き過ぎても駄目ですし、
効率が悪すぎても駄目だと思っています。

そのバランスは今後の課題として取り組んで行きたいと思います。

側面からの比較図ですが、紫色をしたものが現バージョンのポリhotで、その後ろがポットhotです。