前回、話が横道にズレましたので戻します。

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二次燃焼室の内部構造です。
一次燃焼室で燃やされた薪の熱と煙が二次燃焼室に進入してきます。
燃焼室というより燃焼塔と書いた方が宜しいのでしょうか??
七輪と同じ断熱効果で燃焼塔の温度は上昇し、
下から冷たい空気を吸い込む効果が発生し、流速を高めようとします。
そして理論的にはここで煙までも燃やすことになるのですが、
燃焼塔の上部が少し狭まっているのが確認できると思いますが、
それは流速を高めるのが目的ではなく、若干出口を狭めることにより逆に抵抗を生み、
煙もその場所にとどめ燃焼する為です。
横から斜めのパイプがありますが、燃焼塔内に少しだけ飛び出した
ステンレス製パイプを熱することにより
外に突き出ている部分から上昇気流により強制的に冷たい空気が入り込み、
最終的に燃焼塔の上部で新しい酸素により全てファイアーする予定でいます(汗;
まぁ、そんなに上手くいかないのは分かっていますが(汗;、
先ずは実験してみないと分かりませんね!!
キャンプ場で、秋から冬にかけて小枝を集めるのは良いのですが、
夏などは水分の多く含んだ木を燃やすと、必要以上に煙が出ますのが悩みですね。。。
その場合は、木質ペレットや乾燥した木を使用するのも良いでしょうが、
夏は暑いので、食用油の廃油を効率よく使用するのが良いと思い、マルチ燃料仕様を狙っています。
木質ペレットなどは、今後石油高騰により、灯油との価格差がなくなります。
実はショップによっては灯油より木質ペレットの方がカロリーベースで
お安くなっています。
これはどういうことかと申せば、アウトドアで使用する燃料は
通常生活でのランニングコストより2~4倍高いですよね。
ガスカートリッジやホワイトガソリンよりだいぶお安い灯油が今後燃料高騰により高くなり、
それに対して木質ペレットがお安いとなればこれを使わない手はありませんよね!
廃油(食用油の)や枯れ枝を使用することにより燃料費「0円」を目指すだけでなく
今後は石油高騰で灯油よりお安い木質ペレットを使用することにより
充実したアウトドアライフを満喫できるだけではなく、
枯れ枝や廃材(間伐材)や木質ペレットを使用すれば、基本的にCo2の排出は「ゼロ(0)」ということになり
地球にもお優しいですよね!!
その為にも、スマートに使用できる薪ストーブ(コンロ)の開発は大切だと思っています。
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