ポリhot当時、自然循環をある意味否定してきた私でしたが、
何故あえて行なわなかったか今日は書いていきたいと思います。
私自身、ものづくりの現場にいて「ポリタンクの加工か大変だ!!」などとは思ったことは無いので
その部分ははしょってください。
過去にも書いていますが、一番の問題は取り回しです。

この写真は販売用に撮ってきたものですが、実際にこのような感じでお湯を沸かして
かなり具合がよいです。
というよりか、電池がいらなくバーナーの火だけでお湯が沸かせるというのは非常に理想的です!
写真のようにセットしてしまうと「オーーー!!!」と思ってしまいますが、
セットするまでに「コツ」がいります。。。。。
先ず、横に孔が開いたポリタンはどのようにしてバーナー位置(ステー場所まで)まで持って行き、
どうセッティングするのか???
これに関しては、実際の実験で解決していますので、まぁ良しとしています。

その分かり易い図面がこれ!
簡易的に使用する1本のホースを連結させれば良いという結果になりました。
専用の止水キャップも考えたのですが、何かの弾みで「スポーン」とハズレ
飛んでいって無くなっても困ると思いますので、ホースなら後で買うか、
ご自宅のホースをチコッと切って挿すだけですしね!
それ以外にも私も最近物忘れが激しくなって^^;
「外したキャップ何処行ったーーー」なんて声がキャンプ場でこだましても困りますし・・・・・
問題はこれ。。

クリックして拡大してください。
ポリhotもポットhotも自然循環の場合、ポリタンク内の「水位」が問題になります。
特にポットhotは図の水位以下になるとシール材が耐え切れなく駄目になるかもしれません。
シール材とは今回ポットhot用に製作した、特殊ワッシャーで蓋をする際に
水漏れを防ぐ為に念には念を入れて蓋にシール材を塗って蓋を閉め、特殊ワッシャーで
密閉しています。
シール材を付けずとも指定した流速で使用していれば(毎分6リットル以下)、
水漏れは無いのですが、念を入れてです。
(自然循環だけで使用するなら、殆ど流速関係ないので必要ないですが・・・・)
そのシール材も250度(多分300度までは耐えると思います)と決まりがあり
その水位まで水が達していないと、シール材の付着している部分が高温になり
取れる(溶ける)危険性もあります。
それとキャンプの場合、お皿洗いなどありますが、
簡易電動ポンプを使用すると、お湯を沸かしながら
ポリタンクの底の底まで気兼ねなくお湯が使用出来ますよね!
あと電動ポンプの場合、水の対流を強制的に行なうので、水温がある程度一定になり
自然循環のように上だけ「アツッ!」などとならなく、安定した温水で食器を洗うことが可能です。
以上の理由から、あえてこの部分は触らなかったのですが、
今回の大震災をキッカケに少し意識が変わりましたので、
この部分を勧めて行こうかと思っています。
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