
今日は、えあジョイの圧力弁の試験風景を書かせてもらいます。
写真のように2個の空気入れ、仕様としましてはシングルタンク限定としてテストします。
空気入れによって、圧力のかかり方はかなりマチマチで、意外に両手でシュコシュコ
(両手で押す、T字の昔のダイナマイトの点火スイッチのような形)
下ろすように手を大きく上下にストロークする定番の大きな空気入れは、
以外にも圧力がかからないものも多くあります。
精度の高い良い空気入れは、圧力もかかりやすく、小さくとも回数は少なく済みます。
ただし、価格はお高いです。。。
写真の物を選んだ理由は、安価で圧力も程よくかかり、バランスが取れていると
勝手に思いこんでいるせいです(汗;
バーゲン品やアウトレットなどで購入すれば、最安500円なんて物もあります。

その2個の空気入れを使用し、写真に写っています圧力メーターと睨めっこしながら
製品を仕上げています。
一つの製品に対して2個の空気入れを必ず毎回使用し、圧力の平均を取るようにしています。
因みに写真に写っている製品は、最新の「えあジョイVer4.0」です。
で、その圧力の平均を取るのですが、これが大変なんです。
何故なら、圧力をかける為のバネは、見た目は全て同一寸法の製品なのですが、
一つ一つ若干寸法が微妙に違い
欲しい圧力にするのに圧力弁を旋盤加工やらボール盤やらいろいろ加工してやっと
希望の圧力を得ることが出来ます。。。。。。。(大泣;

製品の見た目は一緒なんですけどねーーーーー。。。。。
まぁ、少しの圧力の違いが1/100mmから1/10mmという寸法誤差ですから
仕方がないんですよねー
殆どワンオフ状態で、圧力を仕上げ、その後本体の体裁を整える為に
特殊なペーパーを使用し、1つ1つ磨きます。
結構これで体力を消耗いたします(汗;
とてもじゃないですが、大量生産は無理な理由はこんなところにあります。
昔、
コールマンさんが圧力バー??のような物を出していましたが
あれも作るの大変だったと思います。
廃盤になった理由も、需要に対して採算が取れないからだったのでしょうね
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