
だいぶ前ですが、ポリhot,Ver2.0は火鉢型
ストーブの五徳にも
対応出来るよう設計したことをお伝えいたしました。
それが上記写真ですが、このカテゴリに関しては、ポットhotの方が1枚上手(うわて)です。
写真を載せているくらいですので、実際にポリhotで実験をしていますが、
熱交換率は上がったといえど1個使いならポットhotが僅差ですが上ですし、
何より使い勝手が良いです。いや使い勝手というより、それに長けているといったほうがよいかもしれません。
そもそもポットhotは北海道のユーザー様の意見を取り入れ製作を開始した商品で、
薪ストーブなどにも対応しています。そして用途としましては
温水の自然循環を可能とした「簡易風呂釜」という位置づけもあります。
ポリhotにはそれは無理ですし、何より火鉢型
ストーブに載せて改めて分かったことがありました。

実際ポリhot,Ver2.0で試してみて気づいたことは、過去にポットhotでもお伝えしたことですが
水道水や井戸水からダイレクトに入れたとして冷たい元水温との「温度差」により熱交換部に水滴が付き、
それが
ストーブ燃焼部に落ちる弊害です。
ポットhotは構造上、体積のある温水に、冷たい水を注ぎ込む形になりますので
水量が少なければポットhotの熱交換部内でアツアツのお湯と混ざって
ある程度相殺可能(要するに水滴が発生しない)なのですが、
ポリhotは瞬間湯沸かし器と同じような構造なのでそうは行かず
水滴がストーブ燃焼部に絶え間なく落ち「ジュウージュウー」音を立ててしまいます。それだけならよいのですが、そのせいで
ストーブも不完全燃焼を起こし
綺麗な燃焼も出来ず水温にも影響しますし、
なにより垂れる水滴で不完全燃焼が生じ若干灯油臭い状態に陥ります。
当然室内で使用する製品ですので、部屋が臭くなります。もしこれを解決しようと思ったら、
ポリhotの4段重ね(3段でも水滴は落ちる為)にするしかありません(汗
金額的にありえない仕様ですね。。。。。。

それを推してでも、どうしてもやりたいと思われるユーザー様もいらっしゃると思いますが
その時は「ガンバ」と応援のエールを送りたいと思います(大汗;
「じゃー何故、対応したの?」と突っ込みがきそうですが(汗、
基本私の商品は「災害」を想定して開発をしていますので、
万が一の有事の際に、神経質なデータより、先ずは「使えるようにする」が
大切だった為とお考えください。ユーザー様には、それらのことを十分に理解した上、ご購入を検討して頂けたら幸いです。
スポンサーサイト