今日からポリhot,Ver2.0の金型製作(近況)状況をUPして行こうと思います。
(但し、今回はプロローグとして文章だけです。)
ポリhot,Ver1.0は、正に雲を掴むような感覚で販売が始まった商品でしたので、
開発だけはわが社で必死に行い、
初期投資リスクを避ける為に加工は協力工場様に丸投げに近い状態でしたが、
(仕上げ、組み立て調整などは我が社で行っていました)
意外にもアッサリと完売してしまったので、Ver2.0を登場させることになった訳ですが
本業の合間の開発ということもあり、かれこれ数年経ってしまっています(大汗;
ポリhot,Ver1.0に始まり、ポットhotやその間 様々な実験を行って
技術面や熱交換のデータを積み、それがポリhot,Ver2.0に反映されるわけです。
でVer2.0は長期的な販売を目指して、金型を起こすわけですが
いろいろパーツが増えて、ちょっと大変なことになっていて、
正直言いますとブログを書いている時間も惜しいくらいです(汗;
今回ポリhot,Ver2.0は何段も重ねることが可能で、
販売時は3段重ねの「ポリhot,super」を頂点に2段重ねの「ポリhot,max」
単体のポリhot,Ver2.0と考えていますが、
熱効率を最優先に考慮すると当初単体のポリhot,Ver2.0の販売はしない予定で居ます。
確かに単体のポリhot,Ver2.0ですら質量的にポリhot,Ver1.0の2.5倍の熱効率があるとしても
「ポリhot,super」や「ポリhot,max」の圧倒的な熱交換を考えると
開発者として出すべきか考えてしまいました。
動画でもご紹介しましたが「ポリhot,super」などは、
廃熱口からの熱気が体温位じゃないかと思えるくらい低く、
それなりに熱交換に成功しているということです。
金型を製作する趣旨は上記にも書かせてもらいましたが、
他にも理由があり、みなさま「忘れていませんか???」
何時来るか分からないといえ、今後100%来る事が分かっている
「東南海地震」や「関東大震災」です。
本当は金型代が回収出来ないのではと思っていますが、
長期的に継続販売することにより、大
災害でポリhotが活躍出来る場面があるかもしれません。
そんな理由も含め、損を覚悟に意義のあることだと思っています。
大手様と違い大
災害時、仮に早急な大量需要があっても
現在のワンオフレベルですと対応が全く出来ません。
そのようなことは99%無いとは思っていますが、物作りに携わる者としての
正義感といいますか義務といいますか・・・・・・という気持ちもあります。
そのような経緯で金型作りは始まったのですが、次回からある程度形になっている
金型写真をUPして行きたいと思います。
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購入した製品はバリバリ活躍しています✨
常に備えよ
この言葉、大事だと思います。