ポリhot Ver2.0 その27

いきなりですが、ポリhot関係の金型に苦戦しています。
今までで一番手間がかかっています。

一番の理由は量の多さなのですが、それ以外に技術的にかなりメンドイ部分があり
とにかく時間が足りません。

結局、本業で依頼された仕事を、ポリhotが大変な為、お仲間に放り投げて、
ポリhot金型に邁進しています(大汗;

こんなことしてて自分でも大丈夫なのか?と思いながら副業をせっせと行っています(泣;

とにかく時間がなく、もうブログ更新も今から1ヶ月止めちゃおうかと思っているくらいです(汗;

ですが趣味(超ニッチですね)の製品とはいえ、決してお安くない商品ですので
途中経過もユーザー様への大切な義務と理解し、ご報告をさせて頂きます。

ユーザー様がご購入された商品が妥協なき逸品(汗;であることを理解してもらう為にもです。。。。
って大袈裟ですね(汗;

さー、前回お話したとおり、今日は天板関係の金型紹介です。

先ずは場所の説明です。
赤といいますか、濃い朱色といいますか、こげ茶といいますか(汗;、
この色違い部分の金型です。


これは、二つで一つの金型で「ブランク,抜き型」といい、一発で外形を決めます。
この金型は、一番最初に出来た金型で、梅雨時期でしみが出来てしまっています。


で、それを二つを一つに合わせた写真です。

結構、重いですよ～、100kgはないと思いますが、腰に来ますです(汗;


前回、ご紹介致しました金型と比べますと、大きさの違いが
更にハッキリすると思います。

こういう製品を見ますと、本当に大掛かりに製作しているんだと分かりますよね!

エムフィールドブランド製品群は、全て錆びない様にステンレス等の高級素材を使用しています。

この加工するステンレス素材が曲者で、それを打ち抜くには特殊
な金型用素材を使用しなくてはいけません。
当然、材料代も高く、その材質は難材で加工費も高騰いたします。

そのような材料を使用し、出来た金型がこれですが、
たったこの1型で30～35万円程度すると思ってください。

次に、この金型で抜いた「ブランク」を使用し、
廃熱口などの、孔を開ける工程をご紹介いたします。