既に金型製作も終了し、販売前の追い込みとして、
いろいろな実験をしないといけない「ポリhot」ですが、
本来、去年に行う予定だったデータ取りでしたが、
去年は消費税UP前対策で本業が激忙しくなり、
実験が行えないことがどれだけ自分にとって悔しかったか・・・
と悔やんでいてもしょうがないので、今日は特別枠の実験です。

写真はポリhot,superでの実験です。
ポットhotの時のように、水は水道蛇口からの直接供給です。
昔に書いていますが、あまりお勧めしない(出来ない)方法ですが、あくまで熱交換実験として見て下さい。

先ず、元水温ですが8.7~8.9℃で、蛇口から出てきた瞬間の水温は8.7℃ですね。
っで、ポットhotと同感覚でセットしますと明らかに違うのは、ポリhot排気口から出てくる排気温度。。。

見て分りますか?
廃熱は33℃で体温より低い感じです。
昔にYouTube動画にもUPしましたが、排気口は本当に手で触れる程度です。
過去排気口に手をかざしたYouTube動画はイワタニ カセットフー エコIIで火力も
このトヨトミの火鉢型
ストーブの1920kcal/hと比べ2500kcal/hと若干高いのにも関わらず
ポリhotの排気口に手を付けられる程でした。
もうお風呂で洗濯物の乾きに影響するくらいの熱交換です(汗;
ポリhot,superはこんなスペックです。
水量は正確に計っていませんが、今までの実験の経験則として
ポットhotの実験と同じ程度で0.4~0.6リットル/毎分程度だと思います。
その時の水温が

写真のように65℃近い水温になっています。
去年まで(3年間)ポットhotの耐久実験(ユーザー様に届いた後も)をしていた火鉢型
ストーブで
カセットコンロと違い、当然
ストーブの「芯」は燃焼により消耗しているはずで、
本来の1920kcal/hは出ていない可能性があるにもかかわらずこの好結果です。
まぁ、ポリhot,superはポットhotに比べお値段も1.7倍はしますので(汗;、
(ポリhot,Max(2段重ね仕様)は、現行ポットhot)
当然の結果として出てもらわないと困るのですが、
今までの経験からお金をかけた分だけ、易々と高効率になるものではないとも分っていますので
本当にうれしい結果です。
最初に「お勧めしない」と書いたのは、こんな理由からです。↓

ポットhotは構造的なことと、水量の調節で「熱交換部」に「水滴」(ドレン水)がたまらないのですが
ポリhotはどうしても構造上、結露水などの排液(ドレン水)が出てしまいます。
アウトドアでシングルバーナーなど、小型の機器は、
地面に直置きで結露水はある程度地面に吸収されてしまうので良いのですが、
室内で使うには少し問題があると思っています。
それを気にしないで(
ストーブも長く使用していると錆びるかもしれません)よいなら
これほど高スペックなデバイスはないと思ってます。
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