昨日(ホット・ウォーター・オン・デマンドの実験)の続きです。

写真を見ますと、おおよそ平均で292g(アナログメーターで正確でないので何回か乗せた平均値)
を指しています。
今回は一応10分は計測出来たおかげで解ったことがあります。
自作五徳バーナーは液出しで最初はロスがあったので正確なことはわかりませんが
カセットフーエコⅡは最大出力が2500kcalとしてブタンですが313g消費しました。
カセットフーエコⅡ 349g - 313g = 36g使用(ノルマルブタン缶)
コールマン 340g - 292g = 48g使用(プロパン混交缶)プロパンはnブタンに対してグラム単位の熱量は超僅差ですが1.02倍です・・・
あくまで「仮に」です。
カセットフーエコⅡが全開2500Kcalとして
48g ÷36g = 1.3333333333333333倍
(2500Kcal × 1.33333333333) × プロパン約1.02倍 = 3399.99Kcalホット・ウォーター・オン・デマンドをテストした気温(11度)でプロパン入りCB缶で使用すると、
(プロパン30%+ノルマルブタン70%と言われています)
約3400Kcalの火力しか出ないということになるのではないでしょうか?
これはあくまでカセットフーエコⅡが正確に2500Kcal出ていると仮定しての話です。
ですが、この時期ですのでカセットフーエコⅡといえど、2300Kcalしか出ていない可能性もあり
(本当は外気温からある程度の計算は可能ですが・・・・・・・)
そうすると3200Kcalとなるわけで8900Kcalには程遠い結果となりました。
ただプロパンとnブタンの蒸気圧の差を考えれば妥当なのかもしれません。
それと一番驚いたのはST-760は100%イソブタン缶とほぼ同じ蒸気圧だということです。今回のテストでいろいろなものが見えてきて、皆さんにも参考になると思われます。
やはりCB缶では事故防止の為それ以上内部圧力が上がらないよう
あえてしているのかもしれませんね。これを総合するとCB缶では100%近いイソブタン仕様の製品を使用するのが得策な気が致します。ホット・ウォーター・オン・デマンドを国内製品で最適(簡単購入)に使用する方法として
OD缶でプロパン30% + イソブタン70% というものがあったと思いますので
価格は少々お高いですが、それが一番良いかもしれませんね。後は5kgや10kgプロパンを直接ガスホースで繋げる方法ですが、
これはコネクションがないと無理だと思われます。
例えば、ご家庭でプロパン契約されている方、もしくはキャンピングカー所有の方などです。
一番良いのは純正品をしようすることですが・・・・・・・・
因みにカセットフーエコⅡが今回のように48g消費した場合、
水温は52℃に達する計算になりますのでカセットフーエコⅡ52℃ - コールマン47.2℃ = 4.8℃とポリhot,Superに軍配が上がりました。
やはりラウンド1の結果同様、
「
アウトドア温水器比較テスト 2 」←クリック
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これを質量から計算しますと、
ホット・ウォーター・オン・デマンドが311gで水温約37.9℃に対し
ポリhot,super+カセットフーエコⅡで311g換算で43.1℃と
5.2℃も水温が高いことになり、
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と数字上、誤差の範囲で
アウトドア温水器比較テスト 2 同様ホット・ウォーター・オン・デマンドは
ポリhot,Max同程度の熱交換部性能ということになり、
熱交換性能だけに関してはポリhot,Superの優位は揺るがない結果となりました。
続きます。
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