さぁ、今日からポリhot,super Ver2.5の実験です。
ですがっ!
ポリhot,Max Ver2.5の結果から既にそれ以上の結果が出ることが分かっているわけですし、
ただ普通の実験をしてもつまらないので、すこ~し横道にそれた超簡単な実験をしながら
本番の実験(純粋な
温水実験)をしていきたいと思います。
でっ!
その実験番外編とは、皆さんポリタンなど水を溜める容器は外気にふれっぱなしの
むき出し状態ですか???
私の今までの実験は室内ながら条件が悪くなるよう出来る範囲で心がけてきました。
例えば寒くなると低火力になるノルマルブタンを使用し、
しかもノルマルブタンには厳しくなる10℃前後を狙って実験したり、
ポリタンクは保温カバーを使用せずむき出しのままだったりなどです。
で、Ver2.5の今回3回目の実験ですが(ポリhot,superですが)
ポリタンの熱損失がどの位あるのか、
本当に軽~くですがテストを行って行きたいと思います。
今回はその1回目で、本実験と合わせ2回ポリhot,super(Ver2.5)の実験を行います。

この3番のCB缶は1と2とセットになっていた缶です。
その為か、グラム数は同じ350gとピッタリです。

ポリhot,Maxテストからだいぶ時間がたって夜に突入してしまったせいか?
水温は10.3℃と1.3~1.7℃も下ってしまっています。
しかも気温が10.8℃と1℃近く下がってしまいました。
テストをするには10℃代と、もってこいの条件です。
ノルマルブタン缶にとって、この10℃近辺が非常に左右されることとなります。

写真を見ていただくと分かると思うのですが、
ポリタンク下のベニア板を水で濡らしました!
ポリタンクの底のベニアがしっかり乾いていますと、
簡易的な断熱効果が生まれてしまいますので、
条件が悪くなるように、あえて濡らしています。「板とれば良いじゃん」っと突っ込まれそうですが、
地べたは写真的に更に見栄えが悪くなるのと(汗;
地面は際限なく温度が一定の為、
今までの実験条件とは異なり過ぎる懸念があったからです。
条件です。
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気温10.8℃ ガス缶350グラム
ポリタンク内水量10リットル 水温10.3℃ 計測時間10分
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そして、ここからがミソです。
ポリhotで水を循環させながら、ポリタン内の10リットルの水を容器(ポリタン)ごと
縦にガシャガシャ大きく撹拌(かくはん)させながら、水温をチェックいたします。「ポリhot,Ver2.1 VS ポリhot,Ver2.5
温水実験 その1」でも書かせてもらいましたが
お湯はジッと待つのが吉で、途中でかき混ぜたりしますと、水温が下がってしまいます。
まぁ、ちょっと意味違いますが炊飯時、
釜の蓋は途中で開けない方がご飯が美味しいのと一緒です(汗;
それをあえて無視して、しかも「ポリhot,Ver2.1 VS ポリhot,Ver2.5
温水実験 その1」では
水平にノの字を描くように静かにかき混ぜ(ポリタン容器を振って)ましたが、
今回は水が循環しているホースを気にしながら
縦に可動可能な範囲で容器ごと劣悪に激しくかき混ぜるという手法をとりました。
6分経過したところで29.9℃と元水温がポリhot,Max時と違い1.3~1.7℃低いとはいえ
ポリhot,superらしくない結果です。これだとポリhot,Max Ver2.5と同じくらいでしょうか?

8分34秒で37.1℃とやはりポリhot,Max Ver2.5と同じくらいですね。

9分48秒で40.8℃と一回目のポリhot,Max Ver2.1水平ノの字にかき混ぜ時と
(9分36秒で40.7℃)近い数字が出ています。
この時点で、40.8℃ + 1.3℃ = 42.1℃と
確かにポリhot,Max Ver2.1の1回目より上まっていますが、今回9分48秒で40.8℃と、
ポリhot,Max.Ver2.1(1回目)9分36秒で40.7℃の12秒差がありますので
やはりポリhot,superらしからぬ結果ですね。

10分経過で41.4℃になっています。
41.4℃ + 1.3℃ = 42.7℃とポリhotMax.Ver2.1のスペックは超えてきましたが
ポリhotMax.Ver2.5の44.7℃には及びませんでした。
正直、実験自体は少しつまらない内容と自分では思っていますが、
非常に大切なポイントではないかと理解し、書かせてもらっています。
それは断熱したポリタンクと、していないポリタンクや、
条件によって最適な水温は出来ないということも、
今後の為にご理解頂きたく書かせてもらいました。今回の細かな計算などの実験結果は、次回本テスト終了後、
比較しながらお知らせさせて頂きたい思います。
続きます。
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