さぁー、前回書かせてもらった通り
計算によって数値を一律に解りやすく比較していきたいと思います。
書いてある計算の意味が分らない方は(メンドく読みたくない人)
文章1/3行った所の2行の中文字と
最後の行付近に分りやすく6行の中文字に簡潔に書いてありますので、
今から書く長文データはすっ飛ばして、そちらを読んで下さい(汗;
ポリhot,super Ver2.5の前回までの2回の実験結果で、
両方ともCB缶ガス消費量は
34~35g でした。
ポリhot,Max,Ver2.1とVer2.5の実験時の燃料消費は
37gでした。
今回の34~35g 消費を、34.5g平均値とすれば
2.5g も違う事になります。
やはりノルマルブタンは10℃前後を境界に
噴射圧力が少しだけ変化するのでしょうかね? ポリhot,Max,Ver2.5実験時、水温は12.0℃でしたが今回は10.3℃ですので
その差
1.7℃ もあります。
そして2.5gの消費分を加算した場合、今回の最終結果の
45.1℃は、
47.6℃ と成ります。
と言うことは、
計算値47.6℃ + 前回との水温差1.7℃ =
49.3℃です。
ポリhot,Max,Ver2.5実験時の最終結果は44.7℃でしたので
49.3℃ - 44.7℃ = 4.6℃
っと、ポリhot,super Ver2.5はポリhot,Max,Ver2.5に対して
4.6℃ も水温差があることになります!!!そうなると、
ポリタンクをガシャガシャと振って、劣悪な状況に追い込んだ
あの実験ですら、41.4℃ + 4.6℃ = 約
46.2℃ だったことになります。
ポリhot,super Ver2.5凄すぎ!
スーパーパワーを求めるなら、やはりポリhot,super Ver2.5ですが、
通常なら ポリhot,Max,Ver2.5で十分ですね。
ちなみに、「
アウトドア温水器比較テスト 4 」 で、
コールマンさんのホット・ウォーター・オン・デマンドを
高級なプロパン入りCB缶を使用して出した記録を
下記条件下で出しています。
****************************
気温11.0℃ ガス缶初期温度12.0℃ ガス缶340グラム
ポリタンク内水量10リットル 水温8.8℃ 計測時間10分
****************************
10分47.2℃。
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※毎回書いていますが、日本国内での取り回しと経済性を考慮し、
プロパン入りCB缶で実験をしましたが、
ホット・ウォーター・オン・デマンドは100%USプロパン専用です。
あくまで参考データとして見て頂けたら幸いです。
規格の違う商品は事故等の危険をはらんでいることをご理解くださいませ。//////////////
気温はコールマン実験時より低いく悪条件ですので、
(特に10℃前後は計測がシビア)
CB缶燃料噴射圧力は今回の実験の方が不利になりますのと、
最近の実験結果から外気温0.4℃違いますと
ポリタンクやポリhot本体への影響もあります。
今回の初期水温10.3℃で計算すると
今回初期水温10.3℃ - コールマン実験時初期水温
8.8℃ = 1.5℃
コールマン時結果47.2℃ + 1.5℃ =
48.7℃ですが、プロパンを使用していますので、それをノルマルブタンに置き換えると
約47.9℃ということになると思います。
ホット・ウォーター・オン・デマンド + プロパン入りCB缶を今回比較の為の条件に当てはめますと、
計算上約3400Kcal/hの火力で
10分48.7℃となり
ポリhot,super Ver2.5はカセットコンロ(ノルマルブタン)の
2500Kcal/hの
低火力で
10分45.1℃の結果を出していますが、
過去のコールマン実験当時の
カセットコンロ実験ではガスの消費量が
36gありました。
今回は純粋な水温実験では
34gで
2gも差がありますので、当時の36gに当てはめますと
ノルマルブタン計算で
約47.1℃で、プロパン計算ですと
約47.9℃となります。
そして外気温が0.4℃低いので、0.4℃を足すことになります。
因みにホット・ウォーター・オン・デマンドと同火力(約3400Kcal/h)なら
ポリhot,super Ver2.5はnブタン換算で
約59.8度℃、
プロパン換算で
約60.8℃のお湯が作れることになりますので、
ホット・ウォーター・オン・デマンドでは全く勝負になりません。
ガスが同消費量でしたら、
ポリタンク循環式で過去の結果から今回の実験で
ホット・ウォーター・オン・デマンドとは
約10℃以上 も水温差が出来るということですので、
ポリhot,super Ver2.5熱交換性能の優位性は更に向上したことになります。10リットルのお湯をホット・ウォーター・オン・デマンドでジャスト40℃を作ろうとすると
ポリhot,super Ver2.5なら50℃以上にも達してしまうということです。
しかもホット・ウォーター・オン・デマンド側は気温10℃付近だとキッカリ10分で
CB缶内のプロパンが無くなり、その後使用不可になってしまいました。数字の強い人には、上記文章群もたやすくご理解できるでしょうが、
普通は出来ませんよね。
私も読む立場でしたら、私が書いた文章を全く理解できないと思います。今回の結果から導きだされたことを簡潔に書けば、
気温10℃前後、水温10℃前後、
ポリタンク内水量10リットル、計測時間10分、
ホット・ウォーター・オン・デマンド推定3400Kcal/h火力、
ポリhot,super Ver2.5カセットコンロ2500Kcal/hの低火力、
両者とも10分でアッツ熱の水温48℃台で温水が可能 !
ほぼ同じ結果(0.3~0.4℃差)が出たということです。0.3~0.4℃差でポリhot,super Ver2.5が負けてしまいましたが、
熱量から考えれば驚異的な数値だと思います。
最初からこれ書けば良かったのでしょうが、
ちゃんと正確なデータを見たい人の為にチマチマ詳細も書かせてもらいました。
私も計算していて頭がゴチャゴチャしています(汗:
ポリhot,superもVer2.5になり、あらためて
災害時、燃料消費を抑えれる結果となり
本当に嬉しいです。
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