数年前にテストをして、今まで一度もこのことを日記としてちゃんと書かなかったのですが、
今水面下で進めているものの為に撮影した写真ですが、
これ↓

この写真は全く電気を使用せずにポリhotを使用する方法です。
そうです!ポリタンクに空気を入れてその圧力でポリhotから水を出す方法です。我が社の場合は、フットポンプが楽なので、この写真の方式を採用していますが、
これぞ正に究極のローテクシステム!!
災害時、基本的に電気なんて使用出来ませんよね?
水道蛇口からもジャンジャン水なんて出ません。
災害の為に電池なんてストックしている人なんて滅多にいませんよね。まぁ、これ言い出すと、
そもそもカセットコンロも用意してませんって突っ込まれそうですが・・(汗;
ポリhotで一番大変なのが、高性能な分「
水圧が必要」ってことで、
口で息を吹き込んだ位ではなかなか水は出てきません(汗;
この方法はいろいろ応用が効きまして、災害時の究極の使い方としては
カセットコンロを使用せず、壊れてもいいからポリhotごとドラム缶のような所にいれて
(中に浮かせる感じで・・)木をたくさん入れて燃やしちゃうんです。
そしてポリタンクに入った水を空気圧で押し出すような形に致します。
(ただこの方法だとポリhot本体の流入口と出湯口を長い銅管に付け替えないといけません。)それを図解したのが↓ クリックすると拡大します。

この方法じゃなくとも焚き火を使用し、如何様にも出来るのがポリhotですが
この方法はVer1.0からのコンセプトで、
その為にポリhotは金属の塊である必要があるんです。
缶内に全て放り込むのでポリhot全体が高温になる為、効率は更に高まります。焚き火は馬鹿に出来ないですよ!!
木材を燃やす量によってはこのレベルでも1万Kcal/hに匹敵し、
ハッキリ言ってガスコンロなんかで沸かすより数倍の水温になります。
実は焚き火と空気圧の方法は、災害時の究極のセットなのですが、
ポリタンクに空気をセッセと押し込めてもポリhot,Superから出てくる水流量は
0.6~1.0リットル/毎分がやっとなので、仮にこの方法を空気圧でやろうとしたら、
ポリhot出湯口からは殆ど高温の水蒸気しか出てこないかもしれません(汗;災害によりけりになりますが、木材には不自由しない可能性もあるので
命と心を繋ぐ方法ではないかと思います。
ですが今回ご紹介した方法は、災害だけではなく普段でも使えないことはないと思い
書かせてもらいました。高価なポリhot本体を焚き火に
ブッコム方法は災害でもない限り出来ないでしょうが、
ポリタンク使用の空気圧の方法は十二分に活用できると思います。何故ならこの方法、
ポリタンクに空気を入れて
かなりパンパンにすると
空気が抜け切るまで・・・即ち
水がポリタンクからなくなるまでず~~~~~~~と継続するからです。
電池も使用せず使えるとなると、冬場の食器洗いにも使えますし、
ガサ張りますがもう一つポリタンクを用意すれば、電池要らずで40℃のお湯も作れシャワーも可能になります。自然エネルギー万歳!!!です。(汗;
そのうちブログでまた、この類の実験を行ってご報告させて頂きたいと思いますので
その節は宜しくお願いいたします。
スポンサーサイト