前回は凄く長い前置きで( 嘘です、いつもです・・ )本題が書けなかったので(汗;
久しぶりに間をあけずに書かせて貰います。

前回の写真続きですが、これは弊社でカスタムしたバーナーです。
真冬仕様で燃料が通る真鍮パイプ(ヒートパイプ)をバーナーのすぐ近くに近付けた仕様です。

真鍮パイプ(ヒートパイプ)を工業用バーナーであぶりながら手曲げしました(汗;
これにより液体燃料が気化されやすくなり完全燃焼してくれます。
この写真のバーナー、カスタムして分かったのですが、
本体の作りがかなりしっかりしていてチョット関心しています。
もし不具合が出るとしたらバルブや燃料チューブ辺りかもしれませんね。

こちらは市販品をただ取り付けた状態です。
弊社カスタム仕様と違い、
燃料パイプ下面位置がだいぶ違うのが分かると思います。
このバーナー、中国製なのですが、日本での認知度は殆ど無く
ただ海外などではまあまあ信頼性もあり、それなりに認知されているらしいです。

若干バーナーからヒートパイプが離れているのがお判りになると思います。
ただ、これが悪いということではなく、
本来この商品はtrangia(トランギア) のストームクッカー等に使用可能な
互換商品としても販売されていますので、ヒートパイプが過度にバーナーに当たらなくとも
良いのかもしれません(という推測です)。
これを選択した理由は前回も書きましたのでそれらを見て頂いて、
それ以外の理由として、実験して分かったことは
思いのほか
高火力だったことです。

過去実験結果からノルマルブタンで3050kcal/hは出ているようです。
(但し弊社で空気穴もいじったカスタムバーナーですが・・・・・)
買ったままの製品でも3000kcal/h近くは出ていると思います。
これにイソブタン缶を使用すれば理論的には4000kcal/h以上出ますので、
水温が25度以上の気候でしたら、リアルシャワーも出来てしまうかもしれませんね。
皆さん、夏場は炊事場でも水で良いと思うでしょうが、
キャンプ場の水は冷たい所が多く、夏でも
温水を使用すれば
余り洗剤を使用せず環境に優しく、何より皿洗い時間が非常に短くなり
女性のお化粧前の朝の洗顔でも便利です。
(Co2が出るのであれですが・・・・)
日本では販売されていない同型トランギアのバーナーは
理論値2000kcal/h程度だったはず( 確か? )ですので、
正直カセットコンロより低くて実験する気にもならなかったのですが、
一応持っているのでいつの日か実験出来たらと思っています。
あと写真の製品は価格面でもアドバンテージがあります。
トランギアのバーナーは9000円程度はします。
それに対して、推奨している製品は2000~2500円程度です。
火力も強く、製品品質もなかなか、それでいて価格もお安いとなれば
使わない手はないと思います。
但し、両方海外製品なのであくまで保証の対象にならないのが歯がゆいです。
それで申訳ないとは思っていますが、
弊社としましてはバーナー用スタンドという位置づけにしたわけです。
但し、ユーザー様のご了承の上でセットして販売ということも考えています。
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