これからお見せする写真は
予備知識無しに私の実験から得たもので
それが正解だとは思っていませんが
最善を尽くしたつもりです。
もし、バーナーに精通された方が見ていらっしゃいましたら
ご助言をいただけると幸いです。

トップでも書かせてもらいました通り、
この写真の状態が最終形状とは考えていませんが
どうしてこのような形状になったかの説明をさせてもらいます。
本来は、これらが今後の自社ノウハウとなるのでしょうが
敢えて公開させて頂きます。
理由としましては
大人の事情として
あくまでバーナーは
実験用として無料で付属させて頂くからです。
( 無料バーナーが一番手間食ってますが・・・・・(汗; )
あと、自作派の人達への参考になればと思っております。

先ずは、この写真。
右側はオリジナル、左側は弊社改造後です。
これから解説する大前提は「液出し仕様」用にする為です。
最初に右側の「4つの孔」を写真左側の様に大きく開けて
(ちょっとややこしいですが、左側の上段大孔4個のことです。)
点火実験を行ってみました。
液出しで燃料バルブを全開にすると
赤い炎がユラユラ高く立ち上がり上手く行きません。。。。
ですが右側のオリジナル状態でも通常の
気化ガス方法による点火なら
ある程度スムーズに炎が出ます。
その後、更に写真左側の様に下段に小さな4つの孔を追加し(合計8個)
炎の出方が安定してきました。(あくまで安定して来ただけで完全ではない)

この結果から気化ガス方法は問題ないのですが
液出し方法では、ガス供給量に対して空気が希薄と判断し
大量の空気流入口が必要と考え小さな4つの孔を追加しました。
大きな4個孔は強度的にそれ以上大きく開けられないと判断し
別の場所に追加、計8個と決定いたしました。

ん~、新しいカメラは接写が素早く綺麗!
さて、この噴射ノズルに「40」と書かれていますが
おそらく0.4mmを指しているのだと思いますが、
実際には0.42~0.44mm程度の大きさがあり、
この噴射ノズルは確か5400Kcal/h以上のバーナーで使用されていて
このガス噴射ノズルは6000Kcal/h程度のポテンシャルがあると判断しています。
そう考えれば液出し時、生ガスが多く出る結果
赤い炎がユラユラ高く立ち上るのも頷けます。
長いので、また続きます。
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