書き忘れたことがあります。
前回「赤い炎がユラユラ高く立ち上がり」と書きましたが
詳しい人でしたら先ずは「ヒートパイプ直さなぁいけんでしょ!」と
連想される人も多いはずです。
ですが、それらのことは既に過去に書かせてもらっていて
バーナー液出しの使用方法 ←クリック
上記をクリックして頂くと過去関連内容と
そのブログ内にも更に過去関連したリンクがありますので割愛していましたが、
前置きをしておかなくてはいけなかったですね。

説明写真がダサダサで申し訳ありませんが(汗; 、
この中華製バーナ、、ヒートパイプに殆ど炎に当たったおらず、
液出しでの使用では全く役に立っていません。
但し、この製品の名誉の為に書いておきますが
通常は鍋やケトルなどを置いて使用する為、
炎がヒートパイプまで回り込むという理屈になるのですが
それにしてもあまりの形状・寸法違いは中華クオリティ。。。。。
写真のように赤い線の印の囲いが炎の軌跡となる為、
先ず、このバーナで一番最初に加工するのは
ヒートパイプをバーナで熱してダメージを与えないように曲げ加工を行うことです。

一連の加工が終わり組み上げて始めて燃焼テストを行います。
ですがこの中華製バーナ、、液出し仕様ですと とにかく安定いたしません。
燃料ホース・ヒートパイプ・噴射ノズル・燃料バルブの各性能がバラバラで
構成されていると言っても過言ではありません。
さすが中華製といったところでしょうか(汗;
今回チューニングをするに辺り、先ず致命傷になるのがヒートパイプ。。。
バーナー炎の上を通るヒートパイプ円弧形状が小さかったり大きかったりで
見た目で使用できないのがわかります。
今回は半分近くダメでしたね。
(2千円で購入したバーナーが仮に20個なら最初から10個は使用できないという意味です。)

次に写真の赤丸で囲った噴射ノズル。
これも個体差があり使用できないのもあります。
ちょっと話は脱線して
過去に書いていますが、ポリhotにマッチしたバーナーが
いろいろ試してこれが価格・基本形状・加工性が一番と判断して使用しています。

最後に燃料調整バルブ。
これも炎が全く安定しない製品もあり当然ポイします(泣;
正月中に10個のバーナーを揃えるつもりでしたが
18個使用して7個しか用意出来ませんでした(汗;
(11個は廃棄ということです。。。。。)
加工して組み上げて燃焼テストして
バラシて再調整何度も繰り返して手間だけで3日も・・・・・・・(大汗;
18個 ÷ 7個 = 約2.5個分・・・・・・
バーナーを一個仕上げるのに2.5個分って・・・・(汗;
因みにバーナーが一個約2000円ですので2.5で掛け算して
手間代入れずに一個5000円相当なり(汗;
まぁ過去ブログに書きましたが4個に1個じゃなくって良かったです(大汗;
国産の液出しバーナーが1万円以上する理由がよく分かります。
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