
現在組み上げている急所の熱交換部。。
あまり公開していない(というか本当は公開したくない)Ver2.7の熱交換部ですが
まだこっちの面はギリギリ公開可能です。
「じゃー何で写真見せたの?」になりますが
部品がそろっていても何故?時間がかかるか理由(言い訳)の為です(大汗;
接写したくないので遠目の写真ですが、
水が通る銅管部分は機械加工で見た目は均一なのですが
個体ごとに寸法が微妙に違います。
銅は柔らかい為、どうしても均一に出来ないんですよねー。。。。。。。。
その螺旋の銅管と銅管の間に熱を吸収する銅製フィンを差し込むのですが
10個あったら10個違う方法で取り付けなくては行けず
ほぼ
職人技でしか成し得ないレベルで作業を行います。
そして写真で写されていない箇所にたんまりノウハウが詰まっていて
その作業がほぼ「苦行」です(泣;
構造的に これが大量生産がし辛いデメリットになりますが、
メリットはコンパクトながら熱交換性能が高ということです。

DIYではほぼ不可能なレベルの製品構造で
企業商品としても採算が取れないレベルの製品です。
まぁ採算が取れないといっても国レベルにポリhotシングルで
1台7~10万円程度で1万台程度生産なら採算が取れるかもしれませんね。
価格の根拠は、
例えば銅管を一重に螺旋に巻くNC機が市場で1500万円から2000万円程度致します。
弊社の熱交換部は3重巻の螺旋で、そもそもそれが可能な機械は存在致しません。
もしメーカーに依頼して機械を開発製造して貰うなら1億円以上するかもしれませんね。
(構造上作れない気もしますが・・・・・・)
それ以外に専用プレス機や各種NC機など設備等を揃えたら
スペースの確保など含めて5億~8億円はくだらないだろうと予測しています(汗;
上記はあくまで大量生産を想定した場合の設備投資を含めての価格です。
弊社自体の設備は1億円行かない程度のNC機なども含む汎用設備で、
それを無い知恵絞ってポリhotを製造しています(汗;
そんな理由もあって、ポリhot組み上げる時は「ハーッ」と息をおもいっきり吸い込み
一点集中するイメージで組み立てないと出来上がんないんですよねー(大汗;
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