今日もスナフさんのツイッターからですが(汗;
一応、ガソリンバーナーまで掲載させて頂く旨は伝えてさせてもらっています。
スナフさんって私の心が読めるのでしょうか?
それとも類は友を呼ぶと言うべきか探究心旺盛な人は
同じ道を行くのでしょうね。
スナフさんのツイッター先に飛べば、様々な実験結果が見れますので
皆さんも参考にして見て下さい。
私の方は、今日から今まで封印(血の涙の結晶とも言える・・・)していた
技術的なお話を何回かに分けてお伝えいたします。
先ずは熱交換部に当たる炎のお話し。。。

ポリhot熱交換部で一番理想的なバーナーは内炎式です。
写真のイワタニさん製品がの内炎式バーナーの中では2500Kcal/hと最も火力があります。

この製品の「肝」が内側に炎が広がることで、
写真では少し分り辛いですが
実は炎の中心に孔が空いたような感じで立ち上がっています。
これがポリhot熱交換部にとっては理想的な炎の形です。
現在のポリhotバージョンはカセットコンロは使用し辛い形状になっています。
(その理由も回を追うごとに明らかになります)
もしイワタニさんが、もう一回り大きな内炎式バーナーを作ってくれれば
効率の観点から見れば最強かもしれません。

初公開の弊社技術資料図ですが内縁式ですと内側に炎が集中する為
外装部(カバー)に熱が伝わり辛く一番理想とする
内側から外側に徐々に熱伝達する為効率も上がります。
しかも図内の「炎の理想範囲」に見事に嵌まっている為
効率も良いです。
バーナーによっては中心も炎が出るタイプもありますが
ポリhotではあまり効率が良いとは言えません。
図面内の「炎の理想範囲」を見て戴ければ何となくお分かりになると思いますが
銅管の左右7~10mm範囲に炎が当たることがベストです。
では中心の部分の星形(スナフさんTwitter写真)の意味はとなると思いますが、
それも実験であの形状になっていて「ある役割」から効率を上げています。
それはそのうち(何か月?何年?)お話しします。

ですので写真の様なフラットバーナーは中心に炎が集中してしまい
効率は良くありません。
新富士バーナーさんが出されている製品
マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310
マイクロレギュレーターストーブ FUSION Trek SOD-331
などのフラット形状で
仮に中心φ25~30mmに炎が当たらなく
バーナー直径自体がφ90~105mmと大きいとなると
熱交換部にとっては理想となるのですが、
今度はあの絶え間なく垂れる「結露水」の洗礼を受けることになります。
結露水はバーナーの付着すると火力減少だけではなく
その部分が失火となり結果「不完全燃焼」にもつながり、
人体にも影響を及ぼします。
やはり、その上でも内炎式は結露水が垂れて来ても
全く影響を受けることがなく理想的なバーナーです。
続きます。
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